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ハロルドとモード 

 今回は私の好きな映画を紹介したいと思う
 ハロルドとモード 少年は虹を渡る
 
 確かイギリスのエンパイア誌の傑作映画かなんかで紹介されていた記憶のある映画。なかなかぶっとんだ映画である。わりに、根底には確かなものが流れていると思う。
 始まりはピアノが鳴っていて、陽気な映画なのかと思ったら、突然主人公の青年が自殺をする。
 おいおいなんなんだ? と思った私はもう映画に引き込まれていた。
 部屋に母親が入ってくる。
 子供に目を向けることもなく仕事の電話を続ける母親。
 なんなんだよこれは。。
 そのまま家族で食事のシーン。主人公ハロルドはガラガラ声で「のどが痛い…」 母「じゃあ早く寝なさい」 別に息子の方を見ようともしない。
 ここで、どうやらハロルドは何度も自殺未遂をしては母親を困らせていたらしいことが分かる。
 場面は変わって葬式のシーン。
 ハロルドの趣味は知らない人間の葬式に出ること。この理由は作中重要。
 そしてもう一人、明らかに喪服を着ていない女性が。
 史上もっともぶっとんだヒロインモード。
 
 
 モードはハロルドをドライブに誘うが、ハロルドは遠慮する。そのままモードはどこかに行ってしまう。そして神父が一言「あの車は私のなのだが…」
 その後も再び葬式で出会う二人(モードは違う車に乗っている)。
 破天荒なモード。そこらへんにある車には勝手に乗り、街路樹がかわいそうだと言っては引っこ抜いて森に植えに行く。彼女には法律や決まり事は関係ないように思える。
 「いつまでも持っていられるものなんてないわ」
 自由奔放なモードに惹かれていくハロルド。ハロルドは誰にも見せなかった胸の内をモードに見せる。
 「本当は死ぬつもりなんてない。死にあこがれているだけだったんだ」
 一度、母親がハロルドを死んだと思った時があった。彼女は今まで見たことがないような様子で泣き叫んだと言う。
 それ以来、ハロルドは死ぬつもりのない自殺を繰り返すようになった。
 ハロルドは来年80になるモードに結婚を申し込む。
 指輪を薬指にはめるハロルド。
 この後のモードの行動を、私は生涯忘れることはないと思う。
 それほどまでに、彼女の行動は突飛で意外で、印象的で、素敵だった。
 そして其の後ハロルドはある重大な発見をする。
 そのシーンはすべてを一変させる。
 あるシーンが映画のすべてを変えることがあるが、この映画のこのシーンがまさにそれである。
 この映画はもっと色々な人に見てほしい。
 そう思う。
 いい映画だと思う。

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