スポンサードリンク

ミレニアム2  火と戯れる女 上 1

 ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女はとても面白かった、という表現ではぬるい程面白かった。
 通常、1が面白いと2は面白くなかったりする。
 例外も勿論ある。
 スターウォーズにエイリアン、ターミネーター(後者二つはジェームズ・キャメロン監督)
 だから驚くこともなかったのだが、とにかく驚いた。
 ミレニアム2が、想像以上に面白かったからだ。
 1は幾重にも貼られた謎と、歴史を背景とし、社会問題を鋭くついたミステリーだった。傑作だった。キャラクターもよかった。事件の真相も面白かった。
 2はさらにその上を行った。
 もしもこれから「ミレニアム」を読む方がいたら、注意しなければならない。それは、1から読まねばならないということだ。
 2は1のネタバレをさらりとしているのだ。
 それゆえ、2から読んでも内容がわかるようになっている。が、絶対に1から読むべきだ。
 さて、物語が始まった頃、リスベット・サランデルはカリブ海の島国グレナダにいた。かつてパパブッシュの時にアメリカ軍が侵攻した国である。
 リスベットはそこで、数学書を読んだり、地元の青年と遊んでいたりする。小さな事件などもあるのだが、基本的にはバカンスを楽しんでいる。
 その頃、サランデルの後見人である「サディストの豚野郎」ことビュルマン弁護士は、サランデルへの逆恨みから復讐を企てることにする。
 が、弱みを握られている為なかなか行動に出られない。彼女への復讐に取りつかれた彼は、後見人の立場を利用しながら、兎にも角にもサランデルについて調べまくる。
 可能な限りすべての資料を取り寄せた。サランデルにはばれないように細心の注意を払いながら。
 その過程でビュルマンはあることに気づく。
 サランデルに関して、ある時期の記録がまったくないのだ。
 人が生きていくうえで、何の記録を残さないことなど不可能だ。
 ビュルマンは必死で隠されたサランデルの過去を追い、ついにその資料を発見する。
 が、なぜか彼女に関する資料は、国家機密になっていた。
 精神病院に入れられ、無能力者である彼女に関することがなぜ?
 ビュルマンは更に調査を続ける。
 続く。
 

スポンサードリンク




管理人が運営しているサイト

管理人が運営している教育系サイト