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ミレニアム2 火と戯れる女 下

 世にある数多の著作物の中でも、「ミレニアム2 火と戯れる女」は最上であると思う。
 ・人物
 ・ストーリー
 ・謎の大きさ
 ・テンポのよさ

 その全てに魅力がある。
 
 人物の魅力
 スケベだが、自分の信じた道を曲げないミカエルは勿論のこと、リスベット・サランデルの魅力は格別である。
 リスベット・サランデルはブスである。精神病院に入れられていた過去を持つ、社会的不適合者で、おおよそ自分以外のことに興味はない。友人も、信頼できる友も少ない。
 こんな人物が、最高に魅力的なのである。
 それはひとえに、他の登場人物達の描き方が秀逸な為であろうと思う。主人公二人を除けば、皆ステレオタイプな非現実的な人物というよりも、等身大のキャラクターなのである。
 
 
 ストーリーの魅力
 出来過ぎや偶然が多様され過ぎの感もあるが、それが問題にならないほど練られたストーリーである。
 起承転結で言えば、
 起:ミカエルとダグは人身売買組織を追う。ビュルマン弁護士はサランデルへの復讐を企て、リスベットはそれをはねのける。
 承:ダグと恋人のミアは殺され、リスベットが指名手配される。
 転:ビュルマン弁護士も殺される。リスベットの意外な過去、謎の人物ザラとの関係も明らかになる。
 結:ぜひその目で見てほしいです。
 
 謎の大きさ
 前作「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」では、ハリエット失踪事件の謎を解く話であった。
 今作「ミレニアム2 火と戯れる女」は、リスベット・サランデルの謎がメインとなっており、蓋を開けてみると、歴史ミステリーになっているのである。
 これはひとえに、作者が反ファシズムを標榜しているためであろう。作品の随所にナチスが登場する。当然悪役である。
 テンポのよさ
 冗長な場面はほとんどなく、読みだすと止まらなくなる。徹夜注意である。次から次へと事件が起こり、やがてそれが一つにつながっていく。
 このブログはひとえに「ミレニアム」の良さを伝える為に書いてきた。が、私では全くこの作品の魅力を伝えることが出来ないようである。
 なので、ここまで読んでいただいた方には、是非書店にて「ミレニアム」を手に取っていただきたい。結局の所、自分で読む以上に作品の良さが伝わることなどないのだから。
 

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