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少年ジャンプ 2014年 新年三月号 ワンピース770話 銀魂522話 トリコ305話

 

 この数年、ロロノア・ゾロに関する扱いがあまりよくない。
 私が中学生の頃、東の海編において、ゾロは誰よりも輝いていた。
 怪我した腹を自分でかっさばいて、
 「ハンデはこれぐらいで十分か?」
 瀕死の重傷を負いながらも、
 「ふつうの人間は倒れるぐらいでも、俺は倒れちゃいけねぇ」
 と言いながら敵を倒す様は、純粋にあこがれた。
 グライドラインに入った直後は、ルフィとも互角のような描写だったように思う。
 ルフィが初めて七武会の一人を倒した時、ゾロとルフィに格段の差が生まれた。
 Mr1は確かに強かったし、それを倒したのはさすがだと思う。
 問題なのは、空島編だったかも知れない。
 空島編のストーリーが問題だという意味ではない。
 コミックで後で読んでみると、空島編は一番の完成度を誇っていると思う。
 ルフィがエネルを倒し、モンブランのおっさんに鐘の音を聞かせるシーンは、ワンピース屈指の名シーンである。
 友情の為に強敵を倒す。
 モンキー・D・ルフィとはそういう男であった。
 連載で読んでいた時は、伏線も何も忘れていたので、改めてコミックスで読んだときは、感動さえした。
 ワンピースはコミックス向けである。
 この頃のルフィには何の問題もなかった。
 問題なのは、世界一の剣豪をめざし、
 「俺はもう負けねぇから」
 
 という感動的な名ゼリフを剣を天に突き立てながら叫んだロロノア・ゾロが、いとも簡単にエネルに負けてしまった点にある。
 普通に負けてるじゃねぇか!!
 その後海軍大将青キジにもなすすべもなく負けた。
 ルッチにも負けた。
 暴君バーソロミュー・くまには土下座した。
 黄猿にはなすすべもなく負けた。
 ……おい、もう負けないんじゃなかったのかよ!!
 ルフィは冒険の途中において、
 七武会を二人倒した。
 CP9歴代最強の男を倒した。
 今七武会の一人と闘っている。
 対してゾロは、
 ……あまり強い敵と戦っていない。
 戦ってはいるが、勝負が不問になったり、相手の強さが微妙だったり、負けている回数の方が多い。
 いままた戦っている相手は、七武会最高幹部のピーカである。
 ルフィとゾロ、どうしてこんなに差がついた……
 そもそもルフィは最強である必要はない。
 たとえるなら、アメリカの大統領が戦ってマイク・タイソンに勝てなくてもいい訳だ。
 海賊王が最強でなきゃいけない訳じゃあなかろう。
 対してゾロは、世界チャンピオンを目指してる訳で……
 個人的にはフジトラと闘って欲しかったよ。
 で、フジトラとはサボが戦うのかよ!!
 世界一の剣豪を目指すんだろう?
 ピーカは剣豪ですらねぇえええええ!!
 あと、今週活躍した巨人って誰だっけ?
 昔奴隷として売られた巨人だっけ?
 今週倒されたの誰だっけ?
 登場人物が多すぎる。
 ラーマーヤナ並に多いよ。
 最近のワンピースはゴチャゴチャして読みにくいんだけど、結局登場人物が多すぎるんだよなぁ。
 おかげで、話の焦点がぼやけてしまっているように思う。
 だから、登場人物の限られる過去編だけが面白くなるんだろうなぁ。
 尾田栄一郎の師匠である和月氏のるろうに剣心も、剣心以外が闘い始めてから面白さが急激に落ちてしまった過去がある。
 いいところも受け継いだけど、変なところも受け継いでしまったよなぁ。
 銀魂は少年ジャンプの王道的展開になってきた。
 特に、カムイと神楽の兄妹の共闘はいいね!
 物語の本当の敵「天導衆」との戦いがようやく始まった。
 仲間たちは皆満身創痍。
 ベタだけど、漫才も漫画も、ベタが一番面白いんだよね。
 久しぶりに、もしかしたら初めて銀時が本気で怒っているのもよかった。
 連載長いのに、実は銀時って本気で怒ったことはないような気がする。
 友情・努力・勝利
 少年ジャンプはやっぱりこれですね。
 トリコについては、重力の概念がおかしい気もする。
 トリコの世界の物理法則は、きっと我々の住む世界とは違うんだ。
 で納得しておきましょう。
 猿王バンビーナ。
 このキャラクターはやっぱり好きだ。
 おにごっこで皆帰っちゃったのに、一人だけかくれんぼしてる子供みたいだ。
 こういう、悪ではない敵キャラはいいよね。
 
 暗殺教室は、もう立派な看板だと思う。
 人に教育しようと思う動機は、「自分の成功を伝えようと思うから」もしくは「自分の失敗を伝えようと思うから」の二点にしぼられる。
 教育業界に身を置いている人間としては、なるほどなぁと思う所がありましたよ。
 成功するのは圧倒的に後者が多い。
 成功体験って重要視されるし、貴重な体験なんだけど、それはそいつの能力があるからできることであって、他の人間にできるとは限らないんですよね。
 この業界には、高学歴必ずしも名教師ならず、って言葉がある(今私が言った)がありまして、スポーツ万能、手先器用、成績いつもトップクラス、って人間は意外と活躍しにくかったりします。
 才能を伝えることは出来ない。
 こうしたタイプは、自分のやるようにやっていれば絶対できるんだ!! と言う確信を持っている人が多いんですよね。
 で、イライラしてしまう。失敗したことない人間は、人が失敗することが理解できなかったりするんですよね。
 だから生徒のモチベーションをどんどん下げてしまう。
 それで生徒はますます勉強が嫌いになっていく。
 私は個人的に二次被害と呼んでいるのですが……
 まぁ、それが理由なのか、旧帝大卒業している人間よりも、日東駒専卒業している人間の方がいい結果を出す場合もあるから面白いですけどね。
 プロ野球の世界でも、失敗を伝えられる人間の方が名コーチ、名監督になったりしますからね。
 失敗を伝えるって重要なことだと思いますよ。
 話はそれてしまったけれども、「暗殺教室」のオリジナリティはかなりいいと思う。
 学校というのは誰しもが体験する舞台で、どんな学校にも優秀な奴とおちこぼれがいる。
 おちこぼれ達が優等生を倒すのは、劣勢を覆す展開であり、いわば少年誌の王道。
 結局、面白い漫画って、弱い奴主人公がいかにして強敵を破っていくかに尽きると思う。
 もちろん、るろうに剣心やドクタースランプみたいに主人公が元々最強って漫画もあるけれど、結局みんなドラゴンボールが好きだもんね。
 

 
 

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