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進撃の巨人第68話 壁の王 ネタバレあり ヒストリア王になる 16巻も発売!!

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毎月9日は別冊マガジンの発売日!!!
という訳で「第68話 壁の王」
タイトルが既に意味深ですね。
英訳したら「king of wall」なのか、「king in wall」なのか。
素直に考えたら前者なんでしょうけど、意味を考えると後者のような気もします。
「壁の王」
「壁の中の王」
意味合いは大分違いますね。
今回は始めにオルブド区内壁で住民が兵士に文句を言う所から始まります。
次にレイス巨人への一斉砲撃。
やはりというか、全然効きません。
次の壁上からの一斉射撃も全然効かないので、エレンが巨人になって、レイス巨人の口に火薬を詰めた樽の集まりを放り込んで、最後はヒストリアがレイスにとどめを刺して、一言
「私はヒストリア・レイス この壁の真の王です」
ヒストリアはついに王になってしまいましたね。
そして、まさかの「父殺し」
しかも比ゆ的な意味ではなく、物理的にも「父殺し」を行いました。
「父殺し」は文学創世記からあるモチーフの一つで、古くは古代ギリシアの「オイディプス王(エディプス王)」に始まり、ドフトエフスキーの大傑作「カラマーゾフの兄弟」など、様々な「父殺し」をメインに取り扱った文学があります。
村上春樹の「海辺のカフカ」もそんな小説の一つですね。
通常、「父殺し」を行うのは男子です。
「エディプスコンプレックス」というのは最も有名な心理用語ですね。
同じく物理的に父を食してしまったエレン。
二人とも過酷な運命ですね。
少年誌史上、もっとも過酷な運命を背負った主人公達と言っても過言ではないと思います。
そして、ロッド・レイスもまた過酷な運命を背負っていたんですね。
ヒストリアがロッドを殺す際に見たもの、それはロッドの幼い時の記憶でした(多分)。
レイスはきっと「選ばれなかった人間」なんですね。
大切な父親も、大切な弟も、大事な娘も、「初代王の意思」に支配されてしまった。
きっと自分だけが取り残されてしまった感覚をずっと持ち続けていたのでしょう。
その思いが、ある意味ではヒストリアを生んだんですね。
そして生まれたヒストリアがそれを終わらせた。
ロッド・レイスは最悪な悪玉のように描かれていましたが、その実悪人らしい行動というのはあまり取っていないんですよね。
ヒストリアにエレンを食べさせようとしたのも、そもそもグリシャによって奪われた力を取り戻す為。
ロッドでは「初代王の力」を得ることが出来ない理由があるのでしょう。
自身は真相を知ることが出来ず、大切な存在は変わって行く。
目の前で子供たちを惨殺され、最後は巨人となり自我を失い、娘に討たれる。
まったく救いがないですね。
そしてその救いのなさが「進撃の巨人
一貫して誰も救われない。
「祈った所で何も変わらない」

全員が全員無力な人間なんですね。
「壁の中の王」であったはずのロッド・レイスもまた、無力な人間の一人だったんですね。

「アルマ・君だけだ、僕をわかってくれるのは…」


⇒進撃の巨人16巻発売中

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