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伝説の神ゲー ライブ・ア・ライブについて語らせてもらう!! ネタバレあり。。

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子供の時、とにかくスクエアの出すゲームに夢中だった。

ファイナルファンタジーは勿論、Sagaシリーズに聖剣伝説、半熟ヒーローやバハムートラグーン

ドラクエとスクエアがまさかのタッグを組んで作ったクロノトリガーは夢物語の実現だった。

そんなスクエア黄金期にあって、一際強い光を放つ作品がある

それが「ライブ・ア・ライブ」

*同作は現在、WiiUのバーチャルコンソールにて遊ぶことができます。

 

8人の主人公とラストボス

 

今でこそリメイクとオンラインと課金に走っているどうしようもない会社に成り果てたスクエア・エニックスだが、当時は誰も思いつかないような斬新な発想をゲームにし続けていた。

残念ながらその頃のメンバーはほとんどスクエアに残っていないらしいですが、ストーリー、音楽、システム、全てに冒険心と探究心が見られた時代でした。

純粋にいい物を作りたい!!

そんな純粋な思いが如実に出ているのがこの「ライブ ア ライブ」だと言えるでしょう。

今でこそ主人公が選べるというのは珍しくないかも知れませんが、当時はスクエアがロマンシングサガにてそれをやってのけたのはやはり革命的でした。

ただ、ロマサガでは8人の主人公は全員同じ場所と時を共有していましたが、ライブアライブでは全員が違う場所、違う時を主人公が生きている点が違います。

まさに進化し続けるゲーム開発会社だったと言えるでしょう。

まるで手塚治虫の「火の鳥」のように別々の話のようでいて、根底ではつながっている物語。それがライブアライブです。

「原始」「功夫」「西部劇」「幕末」「現代」「近未来」「未来」

それぞれの世界観があって、それぞれのストーリーが映えているんですよね。システムも全然違う。

現代編は戦闘しかないかと思えば、未来編は戦闘が基本ない。

原始編には言葉すらなく、功夫編は主人公が途中で変わる。

まるで先の読めない小劇場のようなストーリーが繰り広げられる訳です。

音楽も割といい。

 

ゼノブレイドや聖剣伝説で有名な下村陽子さんなどとにかく豪華なメンバーが音楽担当に名を連ねていますね。

それぞれの世界観にはモチーフがあって、近未来編ならAKIRAだったり未来編はスタンリー・キューブリックの世界だったり、作っている人が楽しいんだろうなってのが伝わってくる感じです。

因みに、個人的に好きな順に並べると、

「功夫」「近未来」「幕末」「西部劇」「未来」「原始」「現代」

と言った感じですかね。

功夫編は結構悲しくて、始めの主人公が奥義を弟子に伝授した後死んでしまうんですよね。

弟子は3人取れるんですけど、後継者を1人に絞らなくてはならない。で、選ばれなかった後の2人は死んでしまう訳です。

現代編なんかもライバルが全滅したりするので、ストーリー全体はかなり暗い雰囲気に包まれていますね。西部編も最後は悲しいですしね。

原始編みたいに底なしに明るいのもありますが。

で、一見何も共通点がないように見える主人公達ですが、一点だけ共通していることがあります。

それが、各章の最後に表れるラスボスの名前です。

全てに「オディオ」という名前が付きます。

オディオとは、憎しみのことを表しており、この点が後に重大な出来事への伏線を示唆している訳です。

 

真の主人公と真のラストボス

 

このゲームのすごい所は、それぞれの時代の主人公達の各論が、まだ前半戦に過ぎないのだという所です。

パッケージの絵には7人の主人公が描かれており、誰もが主人公は7人だと思っていた訳ですが、7つの主人公の7つの章をクリアすると新しく「中世編」が始まります。

RPGと言えば中世ヨーロッパのイメージがありますが、スクエアが中世ヨーロッパを舞台にした物語を単独で作ったのはこれが最初で最後でしたかね?

クロノトリガーが合作ですし。

 

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中世編はまさにドラゴンクエストのような雰囲気で、別名「魔王編」とも呼ばれる王道ファンタジーとなっています。

伝説の勇者が魔王を滅ぼしたのち、平和になった世界において、主人公である勇者オルステッドは王の御前試合で優勝し、姫であるアリシアへの求婚の権利を勝ち取ります。将来の王族としての地位を保証されていたオルステッドだった訳ですが、婚礼の日(だったかな?)に姫が魔王にさらわれてしまいます。

魔王の復活にパニックになる民衆でしたが、新しい勇者オルステッドは魔王を撃破し、姫を取り戻す為の旅にでることになります。御前試合の決勝戦で闘った魔法使いのストレイボウと共に。

2人はそのまま魔王の住むと言われる魔王山にたどり着く訳ですが、どうやっても中に入れません。

魔王山に入るには、伝説の勇者ハッシュの力が必要だと知ったオルステッドとストレイボウは、かつての勇者の仲間である僧侶ウラヌスと共に勇者の住むと言われる「勇者の山」を登ります。安易な名前だなどと侮っているとこの先の展開にやられます。

勇者の山の上には勇者の墓があったり、勇者は死んだかのように思えましたりするものの、ちゃんと生きています。

ただ、勇者ハッシュはかつて魔王を倒し世界を救った者とは思えない程世を斜めに見るようになっていました。

この辺りは、ダイの大冒険のマトリフさんなどにも通じるものがあると思いますね。

危機の時は勇者勇者と持ち上げられますが、平和な世に勇者は不要。

ダイの大冒険でも大魔王バーンがダイにそのようなことを言っていました。

中国の漢帝国ができた時も韓信などの功臣は真っ先に死に追いやられましたし、明帝国も建国の功臣は次々と死を賜れました。

この勇者ハッシュの存在はファンタジーの中にものすごくリアルな面を持ちこむのに成功しています。

「勇者の山」「魔王の山」などという陳腐な名称も逆に深みを与えていると言えますね。

しかし、かつての仲間ウラヌスの発破もあり、しぶしぶながらハッシュもオルステッド達と共に魔王の山に向かいます。

魔王の山への道を開くには、真の勇者のみが使えるという聖剣「ブライオン」が必要なのでした。

破竹の快進撃で魔王の山を登る一行は、あっけなく魔王の住む頂上へとたどり着きます。

魔王との戦いに勝利する一行。

しかしハッシュはその手ごたえのなさからこれは魔王ではないと気づきます。

そして、勇者ハッシュは病をおしての出撃であったためか、その場で倒れてしまいます。

「自分を信じてくれる人が1人でもいる限り、その人を信じるのだ」

その言葉とともに勇者の剣ブライオンをオルステッドに渡したその瞬間、魔王の山が崩れ去り、ストレイボウが瓦礫の下敷きになってしまいます。

アリシアも助けられず、親友も失い、失意のままに城へ戻るオルステッドとウラヌス。

その夜、オルステッドはアリシアの声を聴きます。

その声が導くままに王の間の玉座に行くと、魔王がアリシアを襲っている場面に出くわします。

見事魔王を退治したオルステッド。

と思ったらその魔王は王の姿に。

混乱するオルステッド(とプレイヤー)は犯行現場を見つかってしまい兵士達に追いかけられます。

「オルステッドは魔王だ!」

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どこへ行っても邪見にされるオルステッド

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なんとかウラヌスがつかまっている牢獄にたどり着いたけど…

 

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「ハッシュやワシらが命をかけて守ったものを守り続けるのじゃ!」

そう言って力尽きてしまうウラヌス。

さて、

 

ここからが本編です。まだゲームをやったことのない方は、可能ならばプレイなされることをお勧めします。予想の780度くらい上を行く展開が待ち受けています。

 

以下ネタバレです。

 

普通にフィールドを歩いていても兵士達人間が襲ってきますし、街には入れません。

追われるようにして魔王の山の頂上を目指すしかなくなったオルステッド。

そしてその山頂で待ち受けていたのは、真の魔王である。

 

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まさかのストレイボウ!!

全てコイツの仕組んだ罠だった。

どれだけ努力を重ねてもオルステッドは優に自分よりも先を行ってしまう。

そして愛しのアリシアさえも…

ストレイボウは心からアリシアを愛していた…んだったと思う。

なにせストレイボウこのザマだからな…

 

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ストレイボウの最初の気持ちは分かるが、完全にイカレテしまっている為にこちらが何を言っても無駄だった。

散々好き勝手述べた後に、ゲーム史に永久に残り続けるであろう言葉

 

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そう言って襲いかかってくるのだが、残念ながらストレイボウは弱い。

あっけなくオルステッドに負ける。

とまぁ、ここまではこちらも笑う余裕があるのだが、

本番はまだこれから始まるのである。

ストレイボウを見事打倒したオルステッドの前に、姫であるアリシアが登場する。

普通に考えたら、これで誤解も解けてハッピーエンドになりそうなのだが…

 

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なぜかストレイボウの味方をするアリシア

君を助けに来たんだが…

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な、なぜだアリシア…

あ、ありのまま起ったことを話すぜ。

アリシアを助けに行ったと思ったら、伝説の勇者は死んで、親友が魔王だったんだ。何を言っているのかわからねェと思うが、本当の話なんだ。ハッピーエンドとかエンディングとか、そんなチャチなものじゃねぇ、もっと恐ろしい片鱗のようなものを味わったぜ…

アリシア、ヨヨ、私の幼い心にトラウマを植え付けた女性達。

そして一人になるオルステッド。

この後のオルステッドのセリフが悲しい。

 

私には···もう何も残されてはいない···
帰る所も···愛する人も···信じるものさえも···
魔王など···どこにもいはしなかった···
ならば···この私が魔王となり···
自分勝手な人間達にその愚かさを教えてやる···
私は今より···オルステッドなどではない···

わが名は··· 魔王··· オディオ···!!

 

中性編は、物語のすさまじさにそれまでの冒険を全て忘れていたことをこのセリフでプレイヤーは思いだすのである。

オルステッドは空間も時間も超越した魔王となり、

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これまでのボスを操る側に。

今度はプレイヤーがオディオとなり、各時代の主人公達と闘うことになります。

今まで操作していたキャラクターたちと闘うという衝撃の展開に。

主人公達が勝つのかと思いきや、

オディオ全ての戦いに楽勝!!

そしてエンディングへ…

ってマジすかよ(;ω;)

と、一度は負ける主人公達ですが、最後は全員一致で魔王オディオに立ち向かいます。

そして、なんとさっき知ったのですが、エンディングは3種類もあるそうです。

私まだ2つしか見てなかった…

しかもトゥルーエンドを見ていない…

折角WiiUを買ったのだし、これからバーチャルコンソールで3つめのエンディングを見ることにしよう!!

 

に、してもストーリーが深すぎる。

RPGの域を越えて文学の域に達していると言えますね。

ドフトエススキー並だよもはや。

日本の才能はゲーム業界に集中していると言われますが、この頃のスクエアは本当に凄い人間達が集まっていた。

そんな黄金期の名作「ライブ ア ライブ」

文句なしの神ゲーです。

それと、「アライアンス・ア・ライブ」もかなりの良作のようですね。

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