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SMAPの解散には日本の悪いところがすべて出ているように思う

この数日、やっぱりSMAPの解散の事が頭から離れない。

別に毎週SMAP×SMAPを見ていた訳でも、メンバーの番組を全部チェックしていた訳でも、ライブに行ったこともCDを購入したこともない。

でも、大半の人と同じようにとても悲しい気持ちが拭えない

 

 

日本のマスコミは異常だ! あまりにも…

 

2013年、人気任侠漫画である「静かなるドン」が連載終了となった。

最初から最後まで徹頭徹尾ハチャメチャな漫画だったけど、前半と後半のハチャメチャさは大きく違った。

前半は国がいかにして反社会勢力と結びつくかをコミカルな視点で描いていたのに、後半制御しようもない闇が世界を覆っているのを描き切れなかった部分がある。

物語の終盤、マフィアの本場イタリアのシシリーマフィアと日本の893との闘いが行われるシーンで、銀座のど真ん中で殺し合いをしているにも関わらず警察も動かずマスコミも一切報道しないという描写が存在している。

あまりにも漫画的なシーンなのに、それを漫画だとは思えないほどに、日本のマスコミは腐りきっているのが今回のSMAP解散報道を見てもよくわかる。

全ての報道を見た訳じゃない。

一部のさらにほんの一部しか見ていないけれども、それでもメリー藤島とその娘ジュリー藤島の名前さえ出てこないことに恐怖さえ感じる。

私の見た限り、メリーさんの名前を出したのは27時間テレビの明石家さんまぐらいだ。

しかもその明石家さんまですら「オレはメリー派や」と言い切る始末。

8月15日終戦記念日に、「大本営発表の恐ろしさ」についてマスコミは特集を組んでいた。

「こんな過ちを繰り返しちゃいけないんだ」などと締めくくっていたが、今も全く同じだろう?

マスコミは第四の権力と揶揄されるが、それほどまでに大きな影響力を持つマスコミの中心、新聞やテレビがたった一人の老人に逆らえない構図は寒気以外の何も感じられない。

ジャーナリズムが聞いてあきれる。

 

老人に誰も逆らえない

 

中国が長い間発展できなかったのは、老害の存在が大きかったからだと言われている。

現在の中国の支配者層は「バナナ族」と呼ばれる、見た目は黄色人種だが中身は白人、すなわちアメリカのビジネススクールやロースクールを出たエリート達だ。

彼らは長い間老人たちに逆らえなかった。

中国の現在の政府を作ったのは毛沢東と仲間たちだ。

毛沢東は亡くなった後も象徴とさえ、毛沢東とともに長征に参加した老人たちが権力をほしいままにし、国家としての発達は大いに遅れた。

皮肉にも日本が経済大国になれたのはこのおかげであるのは誰もが知るところだろう。

孫文が長生きしていたら世界の歴史は大きく変わっていたかも知れない。

日本は老人大国だ。

その割合の話でもあるが、日本の1600兆と言われる預金残高はほとんどが老人のものだ。

定年の年齢は引き上げられているし、政治家の平均年齢は先進国中ダントツで高い。

アカデミックな分野においては老齢教授が席を占めるがゆえにポストドクター問題を引き起こし、年金問題も解決の影さえ見えない。

巨大な富と権力を持つ老人に、誰も決して逆らえない。

そんな部分が、SMAPの解散報道に良く見て取れる。

毛沢東化したジャニーズ事務所の最高権力者メリー藤島に、もはや誰も逆らえないのだ。

 

そもそもジャニー喜多川はなぜ姉のメリー藤島に逆らえないのか?

 

マスコミは一切報道しないが、そもそもの原因はここにある。

もう少しいうと、マスコミが報道しなからこそジャニーはメリー藤島に逆らえないとも言える。

かつて、ジャニー喜多川は裁判に負けている。

このことを知っている人は案外少ない。

私がそれを知ったのは、日本で出版された雑誌やましてやマスコミではなく、発行元が海外にあったNEWSWEEK誌を読んだからだ。

 

1999年(平成11年)、『週刊文春』がジャニーズ事務所に関する特集記事を掲載し、ジャニーが所属タレントに対して同性愛行為を行い、事務所では未成年所属タレントの喫煙などがあると報道した。これに対しジャニー側は記事が名誉毀損であるとして、文春に対し1億円あまりの損害賠償を求める民事訴訟を起こした。

2002年(平成14年)3月27日の一審判決では、ジャニー側が勝訴し、東京地裁は文春側に880万円の損害賠償を命じた。文春側はこれを不服として東京高裁に控訴した。2003年(平成15年)7月15日の二審判決では、ジャニー側の同性愛行為を認定した(矢崎秀一裁判長)。このため同性愛部分の勝訴は取り消され、損害賠償額は120万円に減額された。ジャニー側は損害賠償額を不服として最高裁に上告したが、2004年(平成16年)2月24日に棄却され(藤田宙靖裁判長)、120万円の損害賠償と同性愛行為の認定が確定した。

また、『ニューヨーク・タイムズ』、『オブザーバー』などの世界各国のメディアでも取り上げられ、この問題をタブー視するなどして報道しない日本のマスメディアの姿勢を指摘した[2]

 

引用元:Wikipedia

 

この問題が日本のマスコミで騒がれた記憶はない。

海外のメディアではたびたび報じられてきたにも関わらず、日本のマスコミが意図的に報道しないのは明らかだ。

なぜ報道しないのか、真相は私にはわからない。

ただ、この件においてメリー藤島の力が大きかったということは想像に難くない。

残念ながらあくまでも想像でしたかないが、たびたび起こるジャニーズの不祥事を表に出さないように根回しをしたのはメリー藤島なのだろう。

このあたり、メリー藤島が日本の首相になれば実は日本はかなり強い国になるんじゃないかと思わせるほどの経営・政治的手腕だと素直に感心してしまう所だ。

静かなるドンでは、シシリーマフィアでかつイタリアの首相であるドン・メタボーニというキャラクターが登場するが、実はその愛人である人物がすべての指示を出していたという設定がある。

ジャニー喜多川の演出力、プロデュース能力は桁外れであるが、実際に色々な決定をしたのはメリー藤島なのだろう。

2002年の段階ではジャニーズに敵対しているはずのセンテンススプリングが、今はジャニーズご用達の雑誌になっている。

大方独占情報を流すという条件でも提示されたのだろう。

そういえば2016年1月にスマップ解散の噂を最初に報じたのはどこだったっけかな?

 

老人はもはやボケているらしい

 

御年90歳になる訳で、まだ歩けることの方がすごいと思うよ。

私の祖父母は皆亡くなったが、一番長生きした祖母でさえ89歳だった。

残念ながら希代の経営能力を持つ御仁も老いには勝てなかったらしい。

そうなると気になるのは1人娘の行く末なんだろうな。

問題の発端となったと言わる週刊文春の記事がある。

メリー藤島が各マスコミを集めて大々的に次期社長は娘のジュリー藤島であることを宣言、SMAPは踊れないでしょ? SMAPを連れて出ていきなさいと飯島マネージャーに言ったとされる例の記事である。

たくさんのマスコミが呼ばれたはずが、記事にしたのはセンテンススプリングのみ。

記事にできたのがセンテンススプリングだけだったんだろことは想像に難くない。

最大の敵を味方にしてしまうあたり秀吉並の能力を持っていると言わざるを得ない。

手ごわい敵には飴をやれ。

かつてホワイトハウスに盗聴器をしかけ、歴代大統領のスキャンダルを常に握っていたFBI長官にエドガー・フーバーという男がいたが、意外にどれに近いのかも知れない。

あらゆる業界人のスキャンダルを握っていて、軍門に下ると途端に優しくなり飴を与える。

三国志の英雄曹操みたいな人間だな。

ただ、そういうことをしていると非常に猜疑心が強くなってしまうのも確かで、権謀術数を用いて権力の座のトップに立ったスターリンなんかも腹心中の腹心だったキーロフを粛清している。

メリー藤島も猜疑心の塊みたいになっているようで、娘婿をジャニーズの経営から遠ざけて娘と別居させたり、娘婿候補として事務所の後継者候補だった東山紀之との関係も森光子さんの問題以降悪化しているらしい。

あれだけ森光子さんを慕っていた東山ではなく、弔辞を読んだのが近藤真彦だったという点に悪意以外の何も感じないよ。

 

実はものすごく本質は単純なSMAP解散報道

 

 

そんな希代の政治力を受け継いだのは、娘ではなく1人の女社員だった。

事務所から見限られる寸前だった6人組を育て上げ、国民的5人組スターへと成長させた希代のマネージャー。

ジャニーズ事務所はジャニー喜多川のプロデュース能力と、メリー藤島の経営手腕、飯島マネージャーのマネージメント能力のもとで不動の地位を獲得したと言ってもよい。

ただ、メリーはそのことに恐怖を感じていたのだろうな。

会社は自分の1人娘に継がせたい。

親としてはある意味当然なんだけど、能力の差はいかんともしがたい。

テレビ局をはじめとした製作スタッフはもとより、事務所の人間もほとんどが娘よりもマネージャーに信頼を置いている。

そのこと自体が長年面白くなかったんだろう。

自身の意向に反してSMAPを脱退した森君の存在も気に入らなかったし、ジャニーズ所属の若い子たちが皆SMAPにあこがれているのも気に入らなかった。

そして何より、娘に継がせた会社を乗っ取られるんじゃないかという恐怖感があったのだろうと思われる。

これは中国歴代王朝の支配者がよく抱く思いで、漢の高祖こと劉邦や明の建国者朱元璋などが建国の功臣を大量に粛清した事実にも見て取れる。

子供の脅威となる存在は自分の目が黒いうちに排除しておく。

ただこれだけなんだと思うよ。

中国の歴史の話ばかりになるけれど、三国志において袁紹や劉表、晩年の孫権なんかでも、後継者問題をこじらせて国が滅びてしまった例もあるし三国志後の晋滅亡の原因にもなった8王の乱なんか身内同士の権力争いだもんな。

日本でも古代最大の戦乱壬申の乱や源頼朝による弟殺戮なんて枚挙にいとまがない。

実際に秀吉死後徳川家が豊臣家を滅ぼした例なんかもあるし、国家レベルでさえこれなんだから、1企業レベルでそういった問題が起こるのは不思議でもなんでもないんだよな。

なんだか段々メリー藤島という人間に同情的になってしまったけれど…

私も結構長い間何百人という子供たちを教えてきたから、思った通りに進まないっていうのはよくわかるよ。

娘の出来が良かったらこんなにひどいことにはならなかったんだろうな

SMAPは国民的スターだが、所詮は他人だ。

自分の腹を痛めた子と世界を天秤にかけてもわが子を優先させるのが母親なんだよ。

それはある意味全世界の全人間にとっての救いでもある一方、応仁の乱みたいな大混乱をもたらして、結局最後は自らの子供の喉に刺さるようになってしまう。

SMAPは、犠牲になったのだ

どんな強力な兵器でも壊せず、たとえ世界が滅ぼうとも揺らぐことのない母の娘へのゆがんだ愛情のな

 

信頼とはもろく儚いものなのだな 本当に悲しいのはSMAPが解散することではない

 


SMAPというのは、別に仲良しを売りにしたグループではないけれど、根底には固い信頼関係があり、何よりも強い絆で結ばれている。

ファンは勿論、ファンじゃなくてもそう信じていたと思う。

SMAPは歌がうまい訳じゃない。

SMAPのダンスは褒められたものじゃない。

料理をすればその道のシェフの方がうまいだろうし、スポーツは本物のアスリートには敵わない。

でも、SMAPがナンバー1であることは誰もが認めるところだと思う。

彼らは人間の良き部分の象徴だったのだ。

昔、「古畑任三郎 VS SMAP」という特番が組まれたことがあった。

SMAPを犯人だと見抜いた古畑任三郎に、部下の今泉君が言う。

「古畑さんは何もわかっていないんだ。彼らはそんなことをする若者じゃない」

番組の最後、古畑は今泉に言う。

「君の言う通りだったね今泉君。彼らは決して悪い人間じゃないよ。そうでなかったらこんなにたくさんの人の心をつかむことなんて出来ません」

古畑の今泉への愛情と、SMAPというグループを最もよく表したセリフだと思う。

あれからもう17年の時が経つのか。

劇中で、SMAPは犯罪を犯す。

理由は草彅が恐喝を受けていたからだ。

皆は一人のために、一人はみんなのために

メンバーの苦しみは自分の苦しみ

犯罪は褒められた行為ではないが、5人の固い絆を描くことに成功した傑作であると思う。

かつて稲垣吾郎が検挙された時も、草彅剛が全裸になった時も、5人はいつだって世間に絆の強さを見せてくれた。

目に見える何か以上に目に見えない何かの大切さ

見えないからこそそれを信じることの難しさと大切さ

SMAPがそれを見せてくれるたびに、人々はその大切さを信じることができていた。

信頼関係

それは人が発達してきた最大の理由であり、築くのは難しく壊れるときはあっという間

太宰治の傑作「走れメロス」のメロスとセリヌンティウスの関係に代表されるように、それは人々の心をつかんでやまない人の善なる部分である

それが、壊れてしまった。

あまりにも残酷なレベルで壊れてしまったのだ。

何があっても揺らぐことのないと信じていた5人の固い絆が、音もなくある日突然に崩れ去ってしまった

今のSMAPは船長のいない船のようなものだ。

羅針盤も、地図さえもない。

そんな状態で船は航海出来ない。

SMAPの解散は勿論悲しい

でも、それ以上に悲しいのは5人の友情が壊れてしまったことだ

人の悪意が、ひとの善意を完膚無き迄に打ちのめしてしまった。

それを見た我々は、一体何を信じていけばよいのだろう?

 



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