少年ジャンプ2016年47号

ようやく喘息がよくなってきた。

その昔入院した時よりも薬が進化しているようだ。

火ノ丸相撲 118番 僕の克ち方

 

辛い回だった。

鳥取白楼戦は石神高校戦以来の強敵かつ負けられない戦いで、一戦ずつ楽しみにしていた。

いや、今でも楽しみにしている。

火ノ丸はかつだろうが、チヒロやユーマが必ずしも勝つとは限らない以上、ホタルが勝つかどうかは非常に大きなポイントとなる。

この漫画のテーマというかモチーフは、相撲において最も重要な才能である体格を、その点において劣る人間がいかに克服し、乗り越えるかという点にある。

スポーツの世界は残酷だ。

勉強なら、ある程度努力すればそれが報われることは多い。

私は10年以上も教育関係の仕事をしているから、誰もが勉強すれば報われるという訳ではないことは知っている。

けど、スポーツの世界ほど才能が絶対的でないこともよく知っている。

相撲に限った話じゃない。

サッカーだってバスケだって野球だって体格は才能のかなりの部分を占める。

スラムダンクに魚住という選手がいて、彼は周りからデカイだけだとバカにされていた。

そんな彼に田岡という監督は言った。

デカイだけ? 結構じゃないか。体力や技術を見つけさせることはできる。だが、お前をでかくすることはできない。たとえ俺がどんなに名コーチでもな。

スラムダンクの面白い所は、味方は勿論敵にも勝ってほしいと純粋に思わせられるところにある。

高校スポーツは須らくそうかも知れない。

甲子園なんかを見ていると、どうしても負けている方を応援したくなる。

日本人が判官びいきである点を差し引いても、そう思って見てしまう人は多いんじゃないかな?

日本人は国民的に努力家を好む。

モーツァルトよりもベートーベンを好むのも日本人らしい。

あるいは我々日本人が良い領土を追われて極東まで来ざるをえなかったほど体格的に恵まれなかったことが関係しているのかも知れない。

ギリシャやローマの流れをくむレスリングや、アメリカ大陸で特に人気のあるボクシングなどは階級制だ。

サッカーならいざ知らず、格闘技で無差別級というのは非常に珍しい。

そして、であるがゆえに体格の差は絶対的なものとなってしまう。

187㎝・188K

もはやプロ並みというよりプロさえ凌駕してしまうような体格だ。

身長は20㎝、体重に関しては3分の1以下のホタルが勝てる見込みは誰がどう見てもない。

けど、勝たなくてはならない。

勝ち負けはわからないが、ホタルのとった行動を責めることは出来ない。

彼は勝ちたいのだ。

昔、ジーコが日本代表の監督だった時、審判を接待しなかったことを本気で怒っていたのを覚えている。

サッカーは戦争だ。

サッカーにおいては勝ちが何より優先される。

前回のワールドカップにおいてネイマールが出場停止になるようなケガを負わされた。

ペレやマラドーナも執拗なマークは勿論審判に見えないように蹴られ、殴られした。

アメフトにおいては、相手をケガさせるのは当たり前で、ケガはするほうが悪いという認識があると言う。

そう。

スポーツにおいて勝ちは何よりも優先される。

勝つためにはルールを多少破ることも称賛される行為となることは非常に多いものだ。

しかし、相撲は何よりも勝ち方にこだわる。

白鵬や朝青龍は、強さにおいて歴代最強の横綱であることは誰も疑わないことであろう。

それでも最高の横綱であるかどうかについては異論が出る。

貴乃花はどうであろうか?

最強の一角ではもちろんあるが、それ以上に最高の横綱であると私を含めかなりの人間は思うことだろう。

それは、彼が現役時代勝つことは勿論、相手の技をあえて受け、その上で勝つ横綱相撲を体現したからだ。

白鵬はしばしば横綱としての品位を問われる。

前回のワールドカップにおいて、ブラジルがドイツに大量得点を許した際、多くのブラジル国民がドイツを応援するという異常事態になった。

ブラジルは、仮にベスト8にも入れずにワールドカップを終えようものなら罵声を浴びせられながら帰国をすることになる。

挙句、ドゥンガが優勝した時のように勝ち方が悪いとやはり国民には不満が残る。

守備的なサッカーではなく超攻撃的なサッカーをすることにこだわりがある。

ので、ジーコ率いる黄金のカルテット時代は負けたのに国民からは歓迎された。

勝つことは何より優先され、勝ち方さえも要求される。

国民的スポーツとは、国技とはそういうものなのかも知れない。

ホタルは、火ノ丸にあこがれて相撲を始めた。

小さくても真っ向勝負をする火ノ丸みたいになりたくて…

 

ワンピース 第843話 ヴィンスモーク・サンジ

 

 

サンジの長所はそのやさしさにあるが、同時に短所はそのやさしさにある。

「死ぬことは恩返しじゃねえぞ!」

サンジとルフィはかなりの点が対称的だ。

ルフィは女も平気で殴るけどサンジは仲間の危機でさえなお女性に手を上げない。

ルフィは退くことを知らないけれどサンジはよく身を引く。

ルフィは絶対に自分の我を通すけれどサンジは自分以上に他の我を優先させる。

サンジの方が大人だ。

ルフィはいつまで経っても子供だ。

でも、大人が正しくて子供が間違っていることばかりじゃない。

ルフィにはサンジがいないとダメだけど、サンジにもルフィがいないとダメなんだな。

「下らねえ理由でその槍をかみ殺してるバカを俺は知っているがね」

きっとここにゼフがいたら、思い切りサンジに蹴りをくらわしてるんだろうな。

いつから人の心配できるぐらい偉くなりやがった、なんて言われて。

 

約束のネバーランド 第12話 内通者②

 

この漫画は、ペースがとんでもなくスローだけど、結構面白いと思う。

一番の味方だと思っていた奴が実は敵だったというのはありがちだけど面白い。

そして大ピンチ状態だな。

計画はいわば筒抜けな訳だし、一体どうなるんだろう?

結構先が楽しみだったりする。

 

左門くんはサモナー 左門くんは休息も大事

 

左門君にとって、九頭竜君は初めての友達だったんだろうなぁ。

アンリとは友達にまだなっていないし、ネビロスは友達というよりライバル。

ある意味友情・努力・勝利を一番体現しているのが左門君なのかも知れない。

そしてルキフグスの急速なイケメン化!

イケメン化したのにネクタイは「OTAKU」かよ!!

 

背すじをピン!と STEP72 チャンピオン

 

思えば少年ジャンプで群像劇というのは珍しいかも知れない。

ジャンプは少年誌なので、多視点的な物語よりも主人公を介した単視点での物語が好まれる。

群像劇を漫画で表現するのは難しい。

どのキャラにもスポットライトを当てつつ一つの章を描き切ったのは評価に値すると思う。

そして3大怪獣のライバル関係は勿論、次世代を担う宮大工君や御木君の活躍及びライバル関係も良い。

火ノ丸相撲ほどじゃなくても、身長という大きな壁を御木組がどう乗り越えるのかも注目だ。

これから先主人公たちがどういった立ち位置になっていくのかも気になる。

そして、部長ペアの優勝おめでとう!

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