少年ジャンプ 2014年 12月23日発売 新年4・5合併号 ワンピース771話 銀魂523話

 4日で55時間も労働した。
 この国の労働環境はおかしい。
 いつも思うのだが、12時過ぎの電車になぜあれほどの人がいるのだ?
 酒飲んでるならまだしも、みんな明らかに仕事帰りの様子。
 色々と絶対おかしい。
 なんて話はおいておいて、今年最後の少年ジャンプの感想。
 やっぱりこの雑誌はワンピースがあるとよくも悪くも違う。
 今週のワンピースに関する感想は複雑だ。
 率直に言うと、面白かった。
 けどおかしいな? と思う点もたくさんある。
 とにかくギャグがすべっていた。
 最近のワンピースはほとんどのギャグがすべってしまっている。
 特に魚人島のサンジが鼻血を出すくだりはひどかった。
 そう、ただすべっているのではない。
 
 すべったギャグが突然シリアスモードになるから性質が悪いのだ。
 今回もそうだった。
 前半戦のすべったギャグもそうだし、ベビー5の過去もそうだ。
 ベビー5の過去は本来泣ける。
 親から望まれずに生まれ、生まれた後にその無責任な親に捨てられる。
 自分自身に存在価値を見いだせないまま、大人になってしまった。
 ベビー5は誰かに欲せられるとすぐに惚れてしまう。
 この部分は本来ギャグだったはずだが、今週号でとてつもなくシリアスなものに変わってしまった。
 このベビー5のキャラクターは個人的にはかなりリアルだと思う。
 親から虐待を受けた子は、自己評価がかなり低い。
 誰かに必要とされたいと願う心が人一倍強くなるのだ。
 だから、現実世界ではヒモにひかっかたり、詐欺にあいやすかったりする。
 更には、自分の子供が出来た時に、やはり子供を虐待してしまうようになる。
 いわゆる虐待の連鎖である。
 人間というものは、親にされたようにしか、子供を育てられない生物らしい。
 昔からいたのかも知れないが、最近は特に無責任な親が増えた。
 生んだ子供をトイレに捨てたとかいうニュースを見るたびに、胸糞が悪くなるのは私だけではあるまい。
 後進国ではよくあることではある。
 「シティ・オブ・ゴッド」という映画がある。
 全人類が見るべき傑作映画である。
 ブラジルのスラムを描いた作品であり、子供たちがいかにして犯罪者になっていくかが映し出されている。
 最後のオチは有名であり、衝撃である。
 全ての子供たち及び、全ての大人が見るべき映画であると思う。
 

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 この映画に出てくる子供たちに、善悪の区別などない。
 ワンピースの話に戻ろう。
 今回のラオGは、無理やり悪役にされた感がある。
 ドフラミンゴファミリー仲良かったやん!!
 てか、ラオG倒した奴の名前なんだっけ?
 ドン・チンジャオのことはなんとなく覚えている。
 昔ガープにやられたおじいさんである。
 懸賞金が五億もあったことは忘れていた。
 ドフラミンゴよりも高い。
 今まで出てきた奴で最高額であったのだった。
 その息子がジャッキー・チェンばりに覚醒するのだが、全く記憶がない。
 誰だっけ?
 そもそも、闘いの最中よそ見するというのもなんだかなぁ。
 話自体はとても面白かったのに、あらゆる要素に違和感を感じた今回の話だった。
 もう、麦わら一味は出ない方が面白いんじゃないか?
 トリコは最近安定して面白いと思う。
 戦争なんかがそうだが、バラバラだった個をまとめるのは恐怖であり、危機に対する防衛、異物に対する排除なんかであると思う。
 かつてイギリスやフランスは、反乱を防ぐ為に民族同士の争いを煽った。
 のちにそれらはビアフラ内戦や、現在のソマリアの状態などを作り出した。
 まぁ、トリコ関係ないんだけど。
 相変わらず猿王バンビーナのキャラはよい。
 暗殺教室は、今は前哨戦と言ったあたりだろうか。
 勉強の内容を敵に例えて描写するのは、この作者が初めてだろうか?
 難問を解くのと強敵を倒すのは似ているかも知れない。
 RPGで敵を倒すと経験値がもらえ、レベルがアップする。
 敵が強ければ強いほど、経験値は高い。
 問題は解くごとに力がつく。
 難問であればあるほど経験値は高い。
 この作者の表現力はすごい。
 そして、今週はやっぱり銀魂の巻だった。
 沖田が土方にイタズラをするシーンを見て安心したのは私だけではないはずだ。
 平穏というのは、普段はそのありがたみが分からないものだが、失ってその重要性を知る。
 シリアスが続いていただけに、普段のギャグっぽいものが緩和の役目を果たしていたと思う。
 このあたりはワンピースと逆だった。
 シリアスとギャグとは難しい。
 そんなことを感じた回だった。
 
 

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