黒子のバスケが「ジャンプNEXT」で再開されるらしい。
今度はアメリカのチームと対戦するらしく、かなり楽しみである。
スラムダンクの作者井上雄彦さんと黒子のバスケ作者の夢の対談まで実現するそうで、とても楽しみである。
やはり少年ジャンプがあると日常という感じがする。
いつの頃からか、少年ジャンプを読むのは習慣になっている。
桃太郎の絵本を読んでもらっていた時代から、少年ジャンプはそこにあった。
一回大ヒットを飛ばしたけれども、続編が振るわなかった漫画家もたくさんいた。
そんな中で、前作「ネウロ」よりも大幅に話の作りも画力も上がっているのが「暗殺教室」の作者松井優征だ。
「他人の見えない部分を才能と呼ぶんだ」
これは今週の暗殺教室に出てきたセリフであるが、こうしたセンスのある言葉を毎週ちりばめられるのはさすがである。
今度アニメ化や実写化もされるそうで、まさにノリにのっていると言える。
ワンピースは相変わらず麦わらの一味が活躍しないが、普通に面白いのが困る。
いや、困らないか。
ディアマンテの悪役ぶりがいい味を出しているし、やはりキュロスを応援したくなる。
今回の話において、キュロスは誰よりも主人公だ。
思えば、ワンピースというのは、ルフィよりも主人公っぽい登場キャラクターが沢山いる。
アラバスタ編ではネフェルタリ・ビビがその役割だった。
国を誰よりも想い、危険を顧みずに行動した。
初期にラブーンを食べようとしていたのはいただけないが、いいキャラクターだった。
それを助けたのがルフィ達麦わら海賊団だった。
ビビは、誰の協力も得られないまま、ある意味ではたた一人で強大な敵に立ち向かっていた。
当然、勝てるわけもなく、誰にも聞こえない涙を流した時、ルフィは言った。
「大丈夫、お前の声は俺たちに届いている」
よくよく考えると、ルフィはクロコダイルと戦う必要などなかった。
ただ、友を救うためだけに超強敵と戦った。
ウソップの時もそうだったが、友を助ける為に命をかける。
シャンクスから受け継いだ意志。
それがモンキー・D・ルフィの今を形作っている。
チョッパー編では、ドルトンがその役割であった。
誰よりも国を思うドルトン。
空島編ではワイパーだった。
先祖の友情を守るために命をかける。
そして、今回はキュロス。
こういうキャラクター造形はさすがであると思う。
バルトロメオやキャベンディッシュのキャラクターも立ってきた。
麦わらの一味が強くなり過ぎた為、むしろこういう脇役的なキャラの戦いの方が面白くなっている。
ジャンプ漫画の宿命か。
銀魂は、もうギャグはやらないのだろうか。
やはりギャグが懐かしい。
「将軍かよ!!」
は鉄板ネタだっただけに、将軍には死んでほしくないのだが…