あまりにも名作が多すぎて、選びきれなかったベスト10ですが、際限がなくなりそうだったので、完全なる独断と偏見で選びました。
なんであの○○が入っていないんだ! という方もおられるでしょうが、軽い気持ちで読んでいただければと思います。
あまりにも甲乙つけがたいため、今回はランキング形式ではなく、純粋に10作集めました。
それでは戯れ記事をお楽しみ下さい。
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DRAGON BALL(ドラゴンボール) (完全版) 全34巻完結(ジャンプコミックスデラックス) [マーケットプレイス コミックセット] |
もはや説明不要の大傑作。これを外す人はいないんじゃなかな? ってぐらいの名作。
作者の鳥山明は、ドラゴンクエストのデザインをしていることでも有名ですね。
連載期間は1984年から1995年の間の10年間。
アニメは1986年からGTも含めると97年まで。
アニメのオープニング曲はこちら
摩訶不思議アドベンチャー
チャラ・ヘッチャラ
DAN・DAN心魅かれてく
なお、当サイトとリンク先は一切無関係なのでご了承ください。
物心ついたのとドラゴンボールのアニメを初めて見たのは、一体どちらが先だったか思い出せない程、小さい時に見ていましたね。
もう好きとか嫌いとか、そういう次元ではない漫画。どんなに気の合わない奴とでも、ドラゴンボールの話をすれば仲良くなれるほど、この漫画もアニメも愛されていますよね。
今こうして記事を書いているだけでも泣きそうになる…
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全世界で3億冊をこえる売り上げを誇るドラゴンボール。その魅力って一体何なの?
「友情」「努力」「勝利」
少年ジャンプの三本柱と言われるこの三つにつきますね。
ドイツの民話ブレーメンの音楽隊に代表されるように、もしくは桃太郎に代表されるように、人は仲間の増える物語が好きなんだと思います。
ドラゴンボールは、山奥にひっそりと暮らす孫悟空の所へ、七つそろえば何でも願いがかなうという「ドラゴンボール」を探しに来る所から始まります。
ドラゴンボールの一つ、「四星玉(スーシンチュー)」が、おじいちゃんの形見なんですね。
で、ブタのウーロンやドラゴンボールを狙うヤムチャやプーアル後にお嫁さんになるチチ、その父牛魔王(おじいちゃんの兄弟弟子)やその師匠の亀仙人、そこで一緒に修行をするクリリン、そういった様々な仲間に囲まれながら、悟空はどんどん成長していくわけです。
「友情」の部分です。
で、ある時悟空は負けるんですね。
そして、負けたら修行しまくる。
「努力」の部分です。
アニメ監督の宮崎駿は、「若者は本当は努力したがっている」と発言をして波紋を呼びました。
私も、日々小中高生と関わる仕事をしているので、この部分はよくわかります。
正確には、「努力をして報われることを願っている」のだと思います。
だから、多くの人間が悟空が努力をするのを応援する。
悟空は絶対強者じゃないんです。いつだって挑戦者なんです。
未知の世界に旅に出て、いまだ知らない強敵を求める。
強敵の存在を喜ぶんです。
高ければ高い壁の方が、上った時気持ちいいんです!!
そして、修行してライバルに勝つ!!!!
「勝利」の部分ですね。
努力が実る訳です。
壁を登りきる訳です。
ボロボロになりながら、必死で闘って、仲間と力を合わせながら、最後は一対一で勝利をおさめる。
まさに、少年漫画のお手本のような展開です。
エンディングテーマ:ロマンチックあげるよ
「王道」という言葉は、この漫画の為にあるような言葉ですね。
そして、競ったライバルは仲間になります。
ピッコロ、ベジータ。
かつては恐ろしい敵たちでしたが、やがて頼もしい仲間になります。
ピッコロはかつて、世界を恐怖に陥れた大魔王でしたが、サイヤ人が襲来した時には、悟空の子供の御飯をかばって死にます。
ドラゴンボール史上最高の名シーンの一つですね。
神様の「最後に私を超えたか」という言葉は心に響きます。
これを書いていて泣きそうになってます。
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そして、恐ろしいサイヤ人の襲来を追い返した後、本当に恐ろしい敵との勝負に挑みます。
宇宙の帝王「フリーザ」
参考までに、地球人最強と言われた無天老子こと亀仙人の戦闘力は130
地球を恐怖に陥れたピッコロ大魔王の戦闘力は400ちょっと
悟空の兄である、恐怖のサイヤ人ラディッツの戦闘力は1000ちょっと
悟空とピッコロが二人がかりでやっと勝ちました(悟空も死亡)
襲来したサイヤ人ナッパの戦闘力5000
天津飯、チャオズ、ピッコロが死亡。界王拳を習得した悟空が倒す。
サイヤ人の王子ベジータが20000足らず。
フリーザ様が全宇宙から集めたエリート部隊「ギニュー特選隊」のリクームの戦闘力推定約50000!!
味方になったベジータがボロボロ。
そしてお待ちかね、宇宙最強のフリーザ様の戦闘力は
この時の絶望感を、リアルタイムでみていた人なら覚えていらっしゃるでしょう。
ジャンプ史上、いや、少年漫画史上これほど絶望的な場面はなかったと思います。
9回裏0対100。これですら、なんとかできそうな気がしてしまいます。
この時悟空は、ギニュー隊長との戦いで傷つき、戦闘できない状態です。
悟空なしでこんな敵と闘わなければならない。
悟空が復活したとして、果たして勝てるのだろうか?
勝てるとすればどうやって?
毎週ワクワクして読んでいたのを、今でも昨日のことのように覚えています。
20倍界王拳を使ってもなお倒せなかったフリーザ。
ベジータが殺され、クリリンが殺されたとき、
悟空の覚醒が始まります!!!
ピッコロが御飯をかばったシーンと張るほどの名シーンですね。
背筋がゾワゾワとした感覚を、今でも鮮明に思い出せます。
主人公が覚醒する時、それが少年漫画で一番面白い瞬間ですね。
セル戦の時、御飯が覚醒したシーンも好きでした。
まさしく、「神漫画」ですね。
さしの神様ですら、ここまで面白いものは書けないんじゃないかと思います。
もはや、鳥山先生は私にとって神様です!
いやぁ、ドラゴンボールって本当にいいものですねぇ。
原作にはないですけど、GTもなかなかいいですよ。
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伝説のスーパーサイヤ人ブロリーが好きな人はこちら
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…初めから飛ばし過ぎた…
漫画家史上最高の才能を持つ男「冨樫義博」が世に残した傑作。
連載は1990年から1994年の4年間。
たったの4年間だったのかと、今驚いておりますよ。
この漫画が連載されていた4年間の「少年ジャンプ」は本当に内容が濃かったと思います。
最大で600万部を誇ったジャンプ黄金期の中でも、三大作品と言われることの多い作品です。
アニメは1992年から1995年までの3年間放映。
オープニングテーマ:ほほえみの爆弾
毎週土曜日がとても楽しみだった記憶があります。
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この漫画は始め、いわゆる「バトル物」ではありませんでした。
極悪人だったはずの主人公「浦飯幽助」が、トラックに轢かれそうになった子供を助けるのですが、閻魔大王も幽助が子供を助けるとは思わず(本来は幽助ではなく子供が死ぬはずだった)、手違いである為に幽助をよみがえらせようとします。
いくつかの試練を乗り越え復活した幽助は、その見返りとして霊界から厄介事を押し付けられる「霊界探偵」になります。
当初は推理物みたいな色合いの人間ドラマだったのですが、ジャンプ編集部のテコ入れからか、バトル物に傾斜していきます。冨樫はそれが不満だったみたいですね。バトルものは好きではないと今でも公言しています。鳥山先生に唯一対抗できるほどの才能の持ち主なのに……
バトル物以外の才能はこちらにあらわれていますね。
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物語の転機は、「蔵馬」と「飛影」が出てきた所からですかね。共に主人公の幽助以上の人気です。
二人とも元々敵だったんですが、ジャンプのお約束通り、仲間になります。
ドラゴンボールと同じように、この漫画もまた「友情」「努力」「勝利」を体現しているんですね。
ここに次元刀という超特殊能力をもつ「桑原」と謎の覆面戦士を加えた五人で「魔界暗黒トーナメント」という天下一武道会大会に参加するんですね。
そこに登場する悪役「戸愚呂」が本当にいい味だしてました。
幽助は幻海というおばあさんに弟子入りするのですが、その幻海と戸愚呂は昔仲間だったのですが、強さを求める戸愚呂は文字通り悪魔に魂を売り渡します。
幻海は幽助に自分の力の根源を渡し、戸愚呂との戦いに単身向かいます。
幽助の目の前で殺される幻海。
決着はトーナメントの決勝でつける。
その言葉通り、両チームとも決勝に進みます。
「はじめて『敵』に逢えたいい試合をしよう」
強くなり過ぎた孤独が出てますね。
絶対強者戸愚呂の、圧倒的な力の前になす術がない幽助。
強敵を求める戸愚呂は、幽助の力を引き出すためにわざと桑原を殺します。
真の力を引き出した幽助に敗れる戸愚呂。
無間地獄で終わることのない苦痛を味わわされる運命を受け入れながら、少し満足そうにしている戸愚呂には、他の薄っぺらい悪役とは違った味がでています。
いい漫画には必ずいい敵役がいる。
そして、次の敵である仙水は、もっと奥の深い敵役となっています。
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暗黒武道大会で優勝した幽助達の次の敵は、誰だかわからないまま話が進みます。
街には霊力を持った人間達が現れるようになりました。
閻魔大王の子供であるコエンマは、意図的に霊界が魔界に対して張っている結界を解こうとしている者達がいることを掴みます。
その影響で、霊力を持つ人間が増えたようです。
調査を依頼された幽助達ですが、逆に敵に桑原(生きていました)をさらわれます。
敵の一団の狙いは、桑原の持つ次元刀です。
次元刀だけは唯一、霊界の張った結界を切り裂くことが出来るのです。
調査を進めるうちに敵の首謀者が仙水忍であることを掴むコエンマ。
仙水は、幽助の前の霊界探偵だった人物です。
人間だけ纏うことが出来る聖光気。
その力は圧倒的で、幽助はその力の前に敗れ去ります。
文字通り、心肺停止状態になり、動かなくなった幽助。
仙水は、魔界へ逃げ込みます。
感情的になった桑原は、仙水を追うために結界を斬ってしまいます。
魔界の空気を吸い、本来の力を取り戻した飛影と蔵馬、桑原でかかりますが、仙水は強くまるで歯が立ちません。
その時、圧倒的霊力をもった存在が地上からやってきます。
死んだはずの幽助が、強くなってやってきたのです。
「お前、魔族だったのか…」
仙水編こそが、幽遊白書の、そして「少年ジャンプ」のピークだったような気がします。
敗れた仙水を、相棒の妖怪樹(いつき)が抱え、言います。
「これからは二人で静かに時を過ごす…俺達はもう飽きたんだ。お前らはまた別の敵をみつけ戦い続けるがいい」
これは、冨樫の心からの叫びだったということです。
自分の書きたいように書けない、アンケートの順位をいつも気にしながら、次の展開に頭を悩ませる。そんな日々に、うんざりしていたそうです。
漫画を描き続けるというのは、それほどまでに過酷なことなのでしょう。
圧倒的な才能を持つことの苦しみ。それを誰も理解してくれない苦しみ。
仙水編の後、幽遊白書はすぐに終わります。
文字通り、もう限界だったのでしょう。
それでも、仙水忍や戸愚呂のような奥の深見のある魅力的なキャラクターを作り出せるのは冨樫だけです。
仙水が魔界を解放したかった理由、戸愚呂が魔界に行きたかった理由、それぞれとても切実で悲しいものです。
人間の醜さに心から失望してしまった仙水。絶対的な孤独の中に沈む戸愚呂。
時代劇に出てくるような紋切型の悪役でなく、きちんと人間を描いている。
これほどまでに人間を描くことができるのは、この作者だけでしょうね。
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この漫画を入れない訳にはいかないですよね!!
1976年の連載から、今も連載中にして、一度も休載なし!!
上記のように、4年も連載すれば常人は発狂寸前になるのに、私が生まれる前からずっと連載している「こち亀」
地球が大きすぎてその大きさが分からないように、すごすぎて、凄さがよくわからなくなっていますね。
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起承転結がしっかりしていることでしょうね!!
水戸黄門よろしく、日本人ってマンネリズムが好きなんだと思いますね。
まずは導入部分で両さんが何かに嵌り、承の部分でその解説、転の部分で両さんが儲け話にのっかり、結の部分で痛い目に遭う。
さすがに最近は一時期ほどの面白さはなくなりましたね。
個人的には、40~80巻あたりが一番面白いです。
両津勘吉の毒舌が冴えわたっている時ですね。
風刺が面白いんです。
例えば、両さんが南国に行ってスキューバをすると、海底に吉野家とマクドナルドとケンタッキーがあるんです。
どこにでもある三社を皮肉っているんですね。
都会の無関心をあらわすときも、大事故が起こっているのに世間話をする人々に両さんが突っ込んでいたりします。
両さんがKIOSKで働くと、パニックが起こり、一言。
「なぜわざとらしくパニックが起こるんだ」
基本的にはギャグ漫画なんだと思いますね。
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1984年から1989年まで連載。
驚くことに、ドラゴンボールと同じ年に始まっているんですね。
アニメは1984年から1988年。
幼いころに見たのを、なんとなく覚えています。
オープニングテーマ:愛を取り戻せ
原作を読んだのは、実は高校生になった時なんですよね。
ひたすら悪党をブッ飛ばしていくケンシロウの物語。
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北斗の拳 & 北斗の拳2 コンプリート DVD-BOX (全152話, 3800分) ほくとのけん 武論尊, 原哲夫 アニメ [DVD] [Import] [PAL, 再生環境をご確認ください] |
北斗の拳の舞台は、現代よりも後の話、核戦争で世界が半壊した後なんですね。
残された人類は秩序も何もない無法状態の世界を生きています。
そこは力のみが支配する世界。
猛きものは弱者を虐げ、泣くしかない世界。
そんな世界を生きる、伝説の北斗神拳伝承者ケンシロウの物語が「北斗の拳」です。
悟空や幽助と違って、基本的にケンシロウ無双です。
初めは北斗神拳に対する南斗七聖拳との戦いですが、やがて北斗神拳同士の戦いに話はシフトしていきます。
ここで登場するのがドラゴンボールのフリーザと並び称されるほどの悪のカリスマ「ラオウ」です。
巨大な馬にまたがり、その圧倒的な力で世界を支配しようとしている「拳王ラオウ」
その正体は、北斗神拳継承者リュウケンを殺した兄弟子です。
北斗神拳は一子相伝。
圧倒的な力を持つラオウは、自分が後継者になれると当然のように思っていました。
しかし、リュウケンは自分の後継者にケンシロウを指名しました。
反発するラオウと、その危険性を感じるリュウケン。
最終的にラオウは師であるリュウケンを殺害します。
二度にわたる死闘の果てに、兄弟の決着はつきます。
兄は弟を、弟は兄を認め、ついには息絶えるラオウ。
彼はついに膝をつくことなく、天に拳を突き立てながら、可能有名なセリフを放ちます。
「わが生涯に、一片の悔いなし」
この作品もまた、魅力的な悪役の存在が光っていましたね。
史上最高のライバル。
ラオウをそう呼んで差支えないでしょう。
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1994年から1997年の連載。
いわゆるジャンプ黄金期を支えた一作ですね。
アニメの放映は1996年から1997年。
オープニングテーマ:走れマキバオー
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【漫画】たいようのマキバオーW 全巻セット (1-12巻 最新刊) / 漫画全巻ドットコム
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んぁ~負けないのねぇ!!
「友情」「努力」「勝利」この三本柱をある意味では最も体現しているのがこのマキバオーかも知れないですね。
敬愛する師の死、最強のライバルの引退、冬のモンゴルでの修行。
不朽の名作「明日のジョー」のオマージュと言われる本作ですが、それは少年が誰もが持つ憧憬を内包しているとも言えます。
マキバオーにはライバルがいます。
それは母親の代から続くライバル関係です。
マキバオーの母ミドリコは、G1レースである桜花賞を勝った名馬なのですが、外国産の名馬であったある牝馬にまけてしまい、以後一度も勝てなくなります。
その牝馬は一頭の子を産むときになくなってしまいます。
その一頭の仔馬こそが、マキバオー最大のライバルカスケードです。
絶対王者カスケードの前に、マキバオーは幾度となく敗れます。
敗れる度に強くなるマキバオーと、更にその上を行くカスケード。
ひたすら「努力」「努力」「努力」な訳ですね。
そして友情。
マキバオーの育ったみどり牧場は、いきなり経営難に見舞われています。そのため、マキバオーの母親ミドリコはすぐに売られてしまいます。
マキバーの調教師飯富は、あまりにもハードに馬を鍛えるため、ついに管理する馬がいなくなりました。
マキバオーは小さすぎた為、騎乗できる騎手はいません。
やっと見つけた山本カンスケは、落馬事故の後遺症から馬に乗ることが出来ません。
マキバオーが慕うネズミのチュウベエは、ネズミです。
ないないづくしのマキバオー陣営が、最高の環境で育ったカスケードに挑む様は、少年漫画の普遍的価値を体現していると思います。
「ダービー馬の馬主になることは、一国の宰相になることよりも難しい」
マキバオーとカスケードは、晴れの舞台である「ダービー」に臨みます。
ダービーの前の皐月賞では、ねずみのチュウベえ親分の落馬事故によって勝ちを逃してしまいしたが、今度は万全の状態です。
このダービーは、北斗の拳のラオウとの戦いにも勝るとも劣らないほどの熱いレースです。
ダービーの次の菊花賞、カスケードの引退レースとなった有馬記念は、少年ジャンプにおける一つの伝説となっています。
その後に行われた第二部の評価は難しい所です。
全5レース中4レースはなかったことにしたいぐらいです。
人気も低迷し、少年ジャンプでの連載は打ち切られてしまいました。
しかし、その後に特別連載された5レース目は、ダービー、菊花賞、有馬記念に決して劣らない内容です。
世界最強の聖馬「エルサレム」
日本の馬たちが束になっても敵わなかった最強の敵。
その存在感はラオウにさえ劣らない程圧倒的なものでした。
彼は幼い時、飛行機事故に遭いました。
飛行機の乗組員も、他の馬も、ほとんどが死んでしまいました。
生き残ったのはエルサレムともう一頭、世界最高峰のレース凱旋門賞やキングジョージなどを勝った世界最強馬ジェネシス。
二頭は幾日も助けを待ちましたが、誰もやっては来ませんでした。
食料はもとより、水もない絶望の世界。
いつしかジェネシスは息をしなくなりました。
一頭のこされたエルサレム。
彼に残された手段は、たった一つしかありません。
憧れの名馬の血を、その渇きを癒すために飲んだのです。ただひたすら生きるために。
世界で一頭、伝説の名馬の血を受け継いだエルサレム。
自分が負けることは、ジェネシスが負けることをあらわす。
エルサレムにとって、レースでの苦しみなどありません。
どれだけ走ろうとも尽きないスタミナ、圧倒的なスピード、果てのない勝負根性。
世界の最強馬たちでさえ足元にも及ばない絶対王者エルサレム。
彼に勝ちたいがために限界をはるかに越えたマキバオー。
第五レースが終わった後、彼は動かなくなりました。
「ノーザンダンサーの血一滴は、ダイヤ1カラットよりも価値がある」
もしもマキバオーを最後まで読んでいない方がいらっしゃったら、最後の1話を読んで欲しいと思います。
マキバオーのすべてがつまっています。
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少年ジャンプ史上、初めて実写化に成功した漫画「るろうに剣心」
連載期間は1994年から1999年まで連載。
アニメの放映は1996年から98年。
オープニングテーマ:そばかす
エンディングテーマ:三分の一の純情な感情
エンディングテーマ:Heart of sword
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ダイの大冒険
少年ジャンプ史上唯一全く崩れなかった名作がこちらの「ダイの大冒険」 ダイの大冒険は何ゆえに名作なのか?
主人公以上の主人公の存在 ワンピース
ワンピースって面白いの?
ワンピースに関して言うと、実は少年ジャンプらしい漫画ではないと思っています。 Hunter×Hunter
Hunter X Hunter GI FINAL Opening 1←これめっちゃ好き!! ハンター×ハンターの魅力とは?
「その人のことを知りたかったら、その人が何について怒ると知るといい」 スラムダンク
最高の漫画とは何か?
あきらめたら、そこで試合終了だよ 主人公である桜木花道は、喧嘩ばかりしている赤い髪のヤンキーです。ジャンプすればボードに頭を打ち付けるほどのジャンプ力を持ちながら、喧嘩ばかりしていました。 絶対悪がいない と言った所でこの記事は終了になります。
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