まぁ、危機ですよね。
「スタディ(勉強)サプリ」ってなんだよ? という方も結構おられると思うので、簡単に解説を。
「スタディ(勉強)サプリ」というのは、リクルートが提供しているサプリシリーズの一つで、PCやスマホ、タブレットといった端末から好きな時間に好きな授業を見られるという仕組みです。
*「勉強サプリ」は「スタディサプリ小学・中学講座」という名前になりました。この記事ではそちらについて主に記載したいと思います。
*「受験サプリ」は「スタディサプリ高校講座・大学受験講座」という名前になりました。そちらに関して詳しくご覧になりたい方は以下の記事をご参照ください。
上記のサイトの情報も2016年度のものとなり、この度新しく2018年度バージョンの記事を書きました。よろしければこちらをごらんください。
⇒プロの家庭教師が評価する!スタディサプリの評判・口コミまとめ
以下「勉強サプリ」という表記は「スタディサプリ」のことです。
*「スタディサプリENGLISH」について追記しました。
スタディサプリENGLISHについて詳しい記事を書きました。
⇒プロが実際試してまとめた!スタディサプリENGLISHの評判・口コミまとめ
目次
受験サプリ(スタディサプリ高校・大学受験)について
勉強サプリの前に受験サプリについて少しまとめると、同様に各端末から自由な時間に授業が見られる仕組みで、会員数が100万人を突破したという発表がリクルートからされています。
センター試験を受ける人数が50~60万人程なので、累計会員人数だとは思いますが、サービスを提供し始めたのが2012年であることを考えると、かなりの伸びを見せていますね。
ぶっちゃけてしまうと、私も利用していたりします(><)
学校の先生の利用率も実はかなり高いですね。
スタディサプリのサービス内容は、常軌を逸していると言ってよい程に質が高く、しかも月額が980円(税抜)という信じがたい利用料金なんですよね。
低価格なら質が悪いかというと逆で、駿台やZ会、東進に秀英予備校などで教べんをとっている(いた?)先生たちが講義を担当していて、これがまたレベルが高い。
一般の高校教師の平均的質を10とするなら、25平均ぐらいはあるんじゃないかな? というぐらいですかね。もっと上かも知れません?
少なくとも講義を聞いていて眠くなるということはないでしょう。
講義数も、始めは少なかったみたいですけど、どんどん追加されていっているみたいですね。
いつのまにか地理が追加されていたり、化学のスタンダードレベルが追加されていたりします。
現在の所、地学政経倫理以外の受験に必要な科目はそろっている感じですね。
*現在では政治経済には対応しています。
英語・数学に関しては「スタンダード」「ハイレベル」「トップレベル」に分かれているという充実ぶり。
自分が受験生の頃だったら確実にやっているでしょうね。
正直、これさえあれば予備校に通う必要はないと思います。
代ゼミが衰退し、東進が伸長しましたが、スタディサプリにかなりシェアを奪われると思いますね。
代ゼミは元々早慶を目指すような生徒をメインターゲットにしていて、その部分の生徒が東進のビデオ授業による速習に流れましたが、早慶を目指すのであれば「スタディサプリ」が一番だと思います。
東大と京大、一橋・東京工業大学・大阪大学あたりに関してはZ会の方がいいかな? という感覚です。
受験サプリ(スタディサプリ高校・大学受験)のメリット・デメリット
じゃあ、大学受験界は受験サプリ一色になるかというと、それはないですね。
受験サプリには大きなデメリットがいくつかあります。
② 強制力が働かない
③ サポート体制がない
①はメリットにもなりえますが、基本的にはデメリットと見ていいでしょうね。
私も高校生教えるのでよくわかるのですが、「何していいかわからない」みたいですね。
受験サプリに申し込んだはいいが、どうしていいかわからないという高校生は結構いると思います。
カリキュラムも自分で考えなきゃいけないんですよね。
この点は意外にハードルが高いですよ。
予備校に通うメリットの一つに、「カリキュラム」が挙げられると思います。
理論的には、カリキュラムが自分で組めた方が強いんですけど、実際には素人には難しいんですよ。
私立高校なんかで、最近「受験サプリ」をやらせる(費用が高校負担)所が増えていますが、思ったように実績を挙げられないのもこの点があると思いますね。
さらに、②の強制力がない点も大きいです。
人間、サボるんですよね。
進研ゼミは最強の教材で、あれやってれば塾いらないんですけど、皆最後は塾に行くと思うのですが、結局
やらなければならない状態にならなければやらない
のが人間なんですよ。
だから、今までサボってた人が受験サプリをやったら成績あがるかというとそうでもないでしょう。
そして一番大きいのは③のサポート体制がないって所ですね。
受験サプリのホームページを見ると、サポート体制は一切ありませんと潔くかいてありますからね。
質問対応・進路指導・添削はありますか?申し訳ありませんが、現時点ではご用意がありません。
ビジネスモデルとして、ランニングコストを極限まで下げているが故のデメリットと言えますね。
小論文なんか、むしろ「添削」の部分が主役なような気もしますけどね。
まぁ、この点は月980円だからしかたないと言えるでしょう。
逆にメリットを挙げると、
② 通学の必要がない
③ カリキュラムがない
と言った点ですかね。
コストパフォーマンスは圧倒的だと思います。
hanasoメソッドの開発者でもある関先生を始め、実力は揃いの講師の授業は、本来数十万円分の出費が必要です。
それを、年間で見ても10000円前後で賄えるのは恐ろしい程のコスパですね。
また、②通学の必要がないのは現代社会では大きなメリットでよ。
よく、夜10時を過ぎて歩いている女子高生を見ますが、危険極まりない行動だと思います。
もはや日本の安全神話なんて崩壊してるんですよ?
親は何考えてんだ? って思う私はもうおじさんなんだろうな…
③のカリキュラムがない点は、大きなメリットにもなりうるんですよね。
東進が伸長した原因の一つに「速習」があると思うのですが、受験サプリでも同じことが可能です。
つまり、本来1年間かけて学ぶ勉強を、たったの2~3か月で終わらせることが出来る。
これはかなり大きなメリットですよ。
受験は勿論、定期テスト対策や怪我・病気などで休んでしまった分の取戻しなんかにも有効です。
ツールとしては最高レベルなので、要は使い方次第ってことですね。
なお、期間限定ではございますが当サイトからスタディサプリにお申込みいただくとamazonギフト券と一か月分無料利用可能となっております。
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スタディサプリ小・中(旧勉強サプリ)概要
まぁ、受験サプリはいいんですよ。私とそんなに関係ないので。
問題はこちらの「勉強サプリ」ですね。
こちらは小学校4年生から中学校3年生までを対象にしていているので、大問題ですね。
正直言って、ネガティブな書き込みをしたいぐらいです。
そんなことしても世の中には何の影響もないのでやめておきますが(・・)
こちらも、基本的には「受験サプリ」と同じシステムですね。
月額が980円で、好きな時間に好きな授業が受けられて、リクルートが提供していてという点は。
少し違うのが、「スーパードリル」の存在と、「まなレポ」の存在ですかね。
「まなレポ」は、小学生の会員のみのサービスで、子供の学習進捗情報が保護者に送られてくる仕組みで、「スーパードリル」というのは、問題演習で間違えた問題を「ドリル化」できる仕組みみたいですね。
できるだけ公正な視点で言うと、これめっちゃええやん!!ですね。
子供って、間違えを自分で直さないんですよ。
特に今の子はプライドが高くて、自分を否定されるような感じがするんでしょうね?
小・中学生とゲームすると負けるひたすら嫌がりますからね。
でも、この仕組みがあると、苦手箇所やわからなかった問題も自然に復習することができますね。
よく考えてありますよ。さすがはリクルートだと感心します。
メリットやデメリットは受験サプリの時と同様ですね。
ただ、「強制力が働かない」というデメリットは大きく働いていると思います。
特に小学生。それを見越して「まなレポ」があるんでしょうね。
こいつすげぇや!!と素直に思います。
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スタディサプリ小・中(旧勉強サプリ)の評判・口コミ
インターネット上の声を拾ってみましょう。
息子も取り組んでみました動画は、長い授業のたれ流しではなく、単元・要点ごとに1回の動画授業は小学生で数分程度と とても効率的。解いた問題は、その場で自動採点。良いなあと評価できるところは、相手はコンピューターなので間違えた箇所をデータとしてしっかり記憶していてくれるところ。苦手を繰り返し練習したい場合や、学校の教材だけでは不足な時に補うのにまさにぴったりの教材という感触です。
息子も取り組んでみました。問題はプリントアウトしても出来るようになっているので、紙での勉強の方がよい子にもいいです。息子は、プリントアウトして解きました
勉強の方法としてはありだと思う参考書にらめっこしてるより絶対わかりやすい
それは先生の存在 本と違って五感を使ってるところがでかい
動画だと聞くって言う五感があるから本見てるより全然効果は期待できるデメリットはなんでこうなるかっていう問題があった時に詰んでしまう
動画だとそれ以上の説明ができないから
あとは続けられるかの問題 こっちのほうが重要だね
苦手な科目にも取り組めます!毎日バスケ部の練習があって、勉強もおろそかになっていました。
部活を引退しても何をしていいいかわからず、勉強も手につかなくて。
でも勉強サプリは教科書もノートも必要なくて、見るだけで勉強できるので続けられています。
最初は15分でもツラかったのですが、今では2、3時間でも集中して勉強できるようになっています
マイペースな本人には合っているようです月額980円と塾と比べると費用も格段に安く、通塾の必要もないので、費用対効果はかなり高いと思います。塾に通っていなかったので不安もありましたが、授業の質も高く、自由に自分の時間を使えるのでマイペースな本人には合っているようです
苦手な英語の点数が伸びました映像を止めたままにできるため、確認しながら進められるのが便利です。イヤホンだと話しかけられても気がつかないほど集中できます。また単元が一覧になっているのもわかりやすいです。習っていない範囲や苦手な分野も一目でわかるし、ゲーム感覚で単元をクリアしてどんどん進めていくのも楽しいです
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スタディサプリの支払いはどうなっているの?
スタディサプリの支払いは講義と冊子で方法が以下のように少し異なります。
講義:クレジットカード決済・キャリア決済・コンビニ決済・iTunes Store 決済
冊子:クレジットカード決済・コンビニ決済
どの支払い方法が楽かといえば、圧倒的にクレジットカード決済が楽ですね。Visa / Master / JCB / Amex / Dinersと5つのブランドに対応している点からもクレジット決済を基本的に推奨している姿勢が伺えます。
銀行引き落としなどには対応していないため、毎月の支払のことを考えるとクレジットカードがない場合はこれを機会に作るのも良いかもしれません。
どのクレジットカードが良いかということは、以下のサイトが参考になると思われます。
外部リンク:プロが選ぶおすすめクレジットカードランキング
スタディサプリENGLISHの口コミ
クラウドワークスというクラウドソーシングサイトにてスタディサプリの口コミを募集したところ、スタディサプリENGLISHの利用者の投稿があったので掲載したいと思います。
今回投稿していただいたのは29歳・女性の方です。
Q1:スタディサプリENGLISH利用しようと思った理由をお願いします
A1:もともと英語の勉強をしたい、という気持ちがありましたが、近くに英会話教室もなく、具体的にどのように勉強しようか決まっていませんでした。
TOEICのテキストは購入していましたが、、なかなか手に付かず、勉強はあまりはかどってはいませんでした。
そのような時期に、働いていた会社を退職し、リクルートグループの登録型派遣会社スタッフサービスに登録した際に、スタディサプリENGLISHのチラシをもらいました。
そこに最初の2か月間が無料、3か月目からは月額980円(税抜)という記載があり、金銭的に負担が少ない、なおかつ
パソコン、スマートフォンどちらでも受講ができるということも魅力だったためサービスを申し込もうと思いました。
Q2:実際に利用するまでの流れをお願いします
A2:まずはパソコンからの設定で、メールアドレスを入力し、パスワードを設定(リクルートIDをすでに持っている場合はそのIDで登録可能)
スタディサプリENGLISHに登録します。
キャンペーンコードなどを持っている場合はメールアドレス等登録後にコードを入力するとキャンペーンの割引などを
受けることができます。
パソコン登録が終わったらスマートフォンで使用できるように設定します。
まずGoogle Play(アイフォンの場合はApp Store)からスタディサプリENGLISHのアプリをダウンロードします。
アプリのインストール後、アプリを開いてパソコンから登録したID(メールアドレス)とパスワードでログインします。
そうするとスマートフォンでもパソコンと同様に利用することができます。
Q3:利用してみての感想はいかがでしたか?
A3:私はほとんどスマートフォンで受講しているのですが、やはり無料の英語勉強アプリに比べとても内容が充実しています。
授業はドラマ式レッスンということで会話を聞いて内容についてのクイズ、ディクテーションでリスニング力を高めることができます。
その会話文を実際に自分が話すレッスンもあり、発音の判定を行ってくれる、そして正しい発音と自分の発音を聞き比べることができるので
スピーキングの力も鍛えることができます。
内容もですが、スマートフォンでいつでも受講できるというのが一番の魅力だと感じました。
スマートフォンの授業でもパソコンと同じものが受けられるので、内容に物足りなさを感じることもなく、
自分が勉強しようと思ったときにいつでも起動ができて、勉強ができます。もちろん会話が流れるので
音を出しても良いところに限られますが。
スマートフォン一つあればすべてできるのでテキストや筆記具が不要です。それもどこでも受けられる
魅力の一つだと思いました。