久々にワンピースのあった2015年36号の少年ジャンプ
ワンピース
やはりワンピースがあるのとないのとでは全然違う。
ある意味笑っていいともみたいなものかも知れない。
まぁ、笑っていいともなくても別に何の問題もないのだが…
そして相も変わらずごちゃごちゃしすぎている。
海軍の場面、宿舎?の場面、ナミ達の場面、他の海賊たちの場面
1話でどんだけ場面変わるんだよ!!
もしも新人漫画家が1話でこれだけ場面変えたら
「場面転換が多すぎて話の内容が分かり難くなっている」
とかなんとか集英社の社員様は講釈おたれになるんだろうが、ワンピース様には何も言えない訳だ。
ジャンプを始め、少年誌全体の地盤沈下はそういった所から始まっているような気がする。
いつの頃からか、ワンピースには担当者が不在なのだろう。
ただ原稿を取ってくるだけの人間を、果たして担当と呼んでいいのだろうか?
いいのかも知れない。
サラリーマンというのはそういうものだ。
とりあえず形になればいいのだ。
大手だろうが中小だろうが、結局そんなもんだろう?
仕事なんてそれ以上でもそれ以下でもないよ。
で、この場面転換が非常にわかりづらい。
ナミとレベッカがいつのまにか同じ顔になっている。
髪型以外何も変わらない。
あだち充並である。
そして、いつのまにか撒かれていたビッグマムの幹部達。
今週倒されていたのがカイドウの部下達だと考えても、4皇の部下って大したことないね?的な展開になっている。
そもそもビッグマムなんて小物臭い訳だが…
シャンクスや白ひげみたいに主人公サイドばかりが上げられているのはなんだかなぁ
そもそも今回のシープスヘッド様達はなぜナミ達を狙ったのだ?
目的はモモノスケか?
そもそもチョッパーたちとシーザーとナミは別行動なのか?
ごちゃごちゃしすぎていてよくわからない。
分かった所で面白くなる訳もなし。
初期はスッキリしていてわかりやすい絵柄だったのに、どうしてこうなった?
で、もって突然カイドウ登場!!
昔タカの目が出てきた時もそうだっけど、ワンピースや進撃の巨人というのはサプライズがあるから困る。
流石に今週カイドウが出てくると予想できた人はいないだろう。
にルフィが全く出てこないとも。
に、してもカイドウは強そうだ。
頭は果てしなく悪そうだが、肉体的にはとても強そうだ。
なんとなく、ルフィと気があうんじゃないのか?
そしてこれまた4皇とは思えないほど器が小さそうだ。
むしろウルージさんの方が器が大きそうだ。
ナミのあたりのやりとりはもう少し省いて、ウルージさんとカイドウのやりとりが見たかった。
「くそったれ急げ」
って、一体誰に向かって言っているんだ?
まさに脳筋。
そして、カイドウ結構負けているんだな。
他の4皇や海軍にもつかまっている所を見ると、
「フフフカイドウがやられたか。奴は4皇の中でも最弱。4皇の面汚しよ」
となるパターンですかね?
一人で空島行っている所を見ると、個人ではでたらめに強いけど組織を動かすのは下手なタイプだろうか?
やはりルフィみたいだな。
そういう所も含めて、まるで楚漢戦争の項羽みたいだな。
項羽というのは、漢の国を建てた劉邦がまけまくった相手で、後に最強の歴史家として名高い司馬遷(司馬遼太郎が我司馬遷には及ばずと言ったことで有名)から覇王という中2臭い称号をもらっているほどめちゃくちゃ強い人で、四面楚歌の故事でも有名。
世界の歴史上でも最強クラスに強いのだが、人望がなくて部下達が次々と劉邦に寝返り、最後はやられてしまう人物。
ほとんどの戦いで劉邦に勝ったのに、最後一回の負けで死んでしまった。
カイドウは7回海賊として負けたらしいが、一体誰に負けたのだろう?
同じ相手だとすれば白ひげやロジャーあたりだろうか。
違う相手だとすれば、白ひげロジャーに加えてシャンクス、ビッグマム、黒ひげ、ミホーク…他にいるだろうか?
カイドウよりも強い奴が7人というのはなんだか萎えるので、やはりロジャーや白ひげには敵わず、センゴクさんやガープあたりに何度もつかまったのだろう
…全く大物感がないな。
金色のシキの方がまだ大物感があるという…
確実にモリヤよりは強いのだろうが、
「フフフモリヤは7武会の面汚しよ」
を地で言っているやつだしなぁ。
モリヤはカイドウにやられてから部下の組織の重要性を認識したらしいし、カイドウは搦め手に弱いのかも知れない。
実は性格がすごく良くて、海軍は子供をさらって人質にしてとらえたのかも知れない。
割と他の4皇も汚い手でカイドウを倒していたり。
カイドウが悪い奴だと決まった訳ではないもんな。
この漫画、海賊よりも海軍が悪い漫画だし。
なんかそのほうがいいんじゃないかな。
下手にルフィみたいな小物にやられるのもなんだかなぁだし。
「おいカイドウ、お前いいやつじゃねぇか? うちの一味にはいらねぇか?」
で麦わら一味に入ってもいいかも。
その際仲間の何人かが海に流されて行方不明になり、麦わら一味はルフィ・ジンベエ・カイドウだけになる。
その方が戦闘とか面白そうなんだが…
苦情とか来て無理だろうなぁ
暗殺教室
この作者はよくもまぁ次から次へと色々なことを思いつく。
宇宙まで行くって!
ともすれば収集つかなくなるような展開を恐れもせずにしていくという作者の胆力がすごい。
でも、失敗すると恐ろしくつまらなくなる展開でもあると思う。
まぁ暗殺教室は最初の設定からしてそうだったし、漫画とは本来そういうものかも知れない。
守りに入ったら衰退していくしかないのが漫画。
って、実はなんでもそうか。
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銀魂
信女がかわいすぎる…
それはさておき、久しぶりにギャグ回だったので安心した。
桂はシリアス編の時でさえ安定したボケキャラだったし、弛緩の役割を見事に果たしていると思う。
で、ここのきて松陽先生の謎が更に深まって行く訳ですね。
元々先生に関してはほとんど情報がなかったのに、実は銀時も何も知らないというのは意外だった。
白夜叉銀時がまるで問題にならない強さ。
星坊主よりも強いのだろうか?
虚の強さは明らかにホウセンを越えていたが、やはり松陽先生なのだろうか?
それとも肉体を借りているだけで中身は別物?
とんだ隠し玉を常に持ち歩いて連載していた訳だ。
空知…やはり天才。大した奴だ!