ドックフード選びはとても難しいですよね。
私も3才になるトイプードルを飼っているので、ドックフードの問題には無関心ではいられません。
昔に比べるとワンコの寿命は飛躍的に伸びたと言われており、その最大の要因はドックフードの研究にあると言われていますね。
よいドックフードが増えたことにより犬の健康状態は大きく改善され、結果として寿命が延びたのだと言われています。
うちでは赤ちゃんの頃から「ロイヤルカナン」をずっと使ってきたのですが、どうしても「酸化剤」の存在が気になってしまいこの度別のドックフードの導入を決めました。
目次
よいドックフードってどんなドックフード?
これはかなり難しい問題でした。
一つはやはり添加物が出来る限り含まれていないということでしょう。
人間の食べ物でもそうなのですが、可能な限り添加物は少ない方がよいと言えます。
近年では添加物に対する我々消費者の認識の高まりもあり、現在流通している食品の中には使ってはいけないと国が定めている食品添加物が300以上もあります。
人間用の食品にはですが!
ペットフードにおける最大の問題点がここにあります。
人間側の食べる物には使っていけない食品添加物が300定められているのに対し、ペットフードにつかってはいけない食品添加物はたったの10しかありません。
人間に有害な添加物が、平然とペットフードに使われているという現実がここにはあるのです。
私はこれを知って愕然としました。
国産のペットフードを買ってはならない
日本は様々な面でペット後進国と言われています。
ドイツなどでは衝動買いを防ぐためにペットショップでのショーウィンドウ型販売を法律で禁止しています。
当然のようにペットフードに関しても厳しい品質管理が行われているのです。
対して日本産のペットフードには、上記の通り人間には有害だと認定されている添加物も平然と使用していたりします。
近くのホームセンターに行ってペットフードの原材料を見てみましょう、着色料や○○パウダーといった添加物の多さに驚くと思います。
私もとても驚きました。
幸い我が家で使用している「ロイヤルカナン(フランス産)」にはそういった添加物が使用されてはいなかったのですが、代わりに保存料であるソルビン酸カルシウムやBHA、没食子酸プロビルと言った酸化防止剤が入っていました。
普段ずっと使っているドックフードにこういったものが入っているのはとてもショックでした。
ロイヤルカナンに酸化防止剤が入っていることを教えてくれたのは会社の事務の方だったのですが、当初はあまり気にも留めていなかったのですが、調べれば調べる程酸化防止剤が入っていないペットフードに心が傾いて行きました。
カナガンのドックフードのメリット・デメリット
会社の事務の方はチワワを飼っていて、カナガンのドックフードを使っているということでした。
ネットで評判を見てみると結構よかったというのもあり、カナガンのドックフードについて少し調べてみることにしました。
カナガンのメリット
- 着色料 合成保存料 添加物が使われていない
- 高タンパクで低炭水化物である
やはり着色料や保存料が使われていないというのがとても大きいですね。
チキンやさつまいも、海藻類などバランスよく栄養が取れるのも魅力的だと思いました。
カナガンのデメリット
- 消費期限が長くない
- 価格が少し高い(2kgで3,960円)
- 犬によっては喰いつきが悪いらしい
保存料を使っていないので開封後は早めに食べないといけないのはいたしかたがないことですね。
また、使っている原材料の関係で一般的なドックフードよりも高めです。
ネット上の評判では「うちの子は食べなかった」という書き込みも結構見られました。
これは、おそらくですが、普段添加物の多いドックフードやおやつを多くあげていたことの影響だと思います。
ドックフードによっては喰いつきをよくするためにグルタミン酸系添加物を含んでいるものもあり、そちらを多く食べていると無添加ドックフードの喰いつきは悪くなってしまいます。
人の物を食べるとドックフードを食べなくなると言われるのはこのためですね。
また、個人的には保存のしにくいパッケージであると思いました。
少し分かり難いのですが、届いた箱の中身は以下のようになっています。
ロイヤルカナンはジッパーのようにチャックがついていたので保存がしやすかったのとは対称的だと思いました。
購入する際はあらかじめドックフードを入れる入れ物を用意しておくとよいと思います。
高かろう良かろう
うちの場合はまぁまぁ食べてくれています。
よくも悪くも無添加なので、凄く喰いつきがよいという訳ではありませんが、嫌がる様子などもありませんね。
色々と総合して考えると、少しぐらい高くても無添加なものがよいのかなぁと思っています。
ロイヤルカナンをあげている間は、毛並もよく、病気も一回もなく、口臭や便臭もなく気に入っていたのですが、やはり将来的なことを考えるとこっちの方がよいのだと思います。
ペットフードの添加物に関して調べている間に、かなり衝撃的な記事を見つけましたので引用したいと思います。
ドッグフードの原材料にどんなものが使われているか考えたことありますか?
見た目はこげ茶色で、1cm四方の四角い形をしたドッグフードが主流のようです。ぱっと見た感じでは、乾燥した肉のかたまりのようにも見えます。もちろんワンちゃんは肉食傾向の強い動物なので、市販されているドッグフードの主原料は動物の肉です。では、その原材料の肉はどれくらいの価格かごぞんじですか?スーパーマーケットなどで売られている、人間の食べる肉は一番安くても100gあたり100円ぐらいです。しかし、原材料が肉中心のドッグフードが、ディスカウントストアなどでは10kg1000円以下で叩き売りされています。単純に計算すると100gあたり10円という計算になります。
100g10円は小売価格なので、この中にはペットフードメーカーの利益、卸業者の利益、加工費、流通費、広告費、パッケージ代などの様々なコストが含まれますので、原材料費はさらに安くなるでしょう。仮に原材料費以外に半分のコストがかかったとすれば、原材料に費やす事ができるコストは100gあたり5円になります。もし、スーパーマーケットで100g5円の肉が売られていたらどうでしょう。あなたは買いますか?私なら買いません。だって100g5円だなんて、どう考えても怪しいですよね!実はここにも、消費者に知られてはいけないペットフードメーカーのからくりが潜んでいるのです。
ペットフードメーカーはどうやってそんな安い材料を仕入れているのでしょうか。答えはとてもシンプルです。実は、ドッグフードに使われている肉はタダ当然の悪質な肉なのです。
一般的にはあまり知られていませんが、畜肉には4Dと呼ばれる食品不適格品があります。4Dとは人間の食用として使用することを禁止された、Dead(死んだ動物の肉)・Dying(死にかけていた動物の肉)・Disabled(身体の一部に障害のある動物の肉)・Diseased(病気の動物の肉)の頭文字をとったものです。冒頭で説明しました犬や猫の死骸はDead(死んだ動物の肉)に当てはまります。こういった、本来なら捨ててしまうようなものをドッグフードの原材料に使用すれば、100g5円のドッグフードを作ることができるのです。
ここではドッグフードの値段に焦点をあてて現状のドッグフードについて説明しましたが、だからといって高価なドッグフードが良いと断言できるわけでもありません。高価にしようと思えば、単純に価格を上げ、パッケージと宣伝にコストをかければいいからです。
しかし、確実に1つ言えることは、あなたのワンちゃんにとって良いドッグフードは、100g10円で作ることは不可能だと言うことです。
引用元:ドックフード研究所
かなりショッキングな内容ですよね…
我が国におけるペット行政の杜撰さ、未熟さ、そういったものがよくわかります。
この国は先進国などではありませんね。
なんでもそうですが、ドックフードは安かろう悪かろう、高かろう良かろうなんだと思います。
私は上記の記事を読んで、カナガンのドックフードの購入を決めました。
愛犬を守れるのはただ一人、飼い主だけなのですから!!
新しくドッグフードに特化したサイトを作りましたのでよろしければそちらもご参照ください。
関連外部リンク:トイプード♪~トイプードルにおすすめのドッグフードランキング~