カナガンと並んで評判の高いドックフードである「ネルソンズ」を購入してみました。
2Kgで4000円以上とかなりしましたが…
ネルソンズの栄養素
ネルソンズはイギリスのトップブリーダーが開発したプレミアムドックフードで、
・グレインフリー
・人口添加物不使用
・腸内環境サポート
・ワンワンの毛並をサポート
となっています。
プレミアムドックフードの定番と言ってよい「グレインフリー」「人口添加物不使用」が徹底されているのは大変魅力的に感じます。
犬は元々肉食性の動物です。
雑食なので基本なんでも食べられるのですが、実は穀物類を消化するのが人間に比べて苦手です。
これは、人間の体内に存在する消化酵素アミラーゼが犬の体内には存在しないことに起因します。
犬は穀物が多いと消化しきれないのですね。
消化しきれなかった穀物類はどうなるのでしょう?
消化しきれなかった穀物類は、アレルギーの原因物質として体内に残ってしまう危険性があります。
そのため、目やにが増えてしまったり、涙やけや皮膚炎と言った症状を起こしかねない訳です。
きちんとしたドックフードはこの辺りをきちんと考えているため、グレインフリーが当たり前となっているのですね。
試しに近所のホームセンターなどでドックフードの原材料を見てみると、よくわからない添加物や穀物類が沢山入っていると思います。
残念ながら日本はペットに関しては後進国と言われており、欧州の基準でしたら販売できないものが平然と売られています。
犬の寿命を最も左右するのはドックフードであると言われているので、その原材料にはこだわってもこだわり過ぎるということはないと思います。
さて、ネルソンズの原材料ですが、
粗たんぱく質 | 28% |
---|---|
脂質 | 16% |
粗繊維 | 3.2% |
粗灰分 | 8% |
炭水化物 | 36.8% |
水分 | 8% |
オメガ6脂肪酸 | 2.75% |
オメガ3脂肪酸 | 0.32% |
リン | 1% |
となっています。
カロリーは100gあたり363Kcalと標準的で、オメガ脂肪酸が使われていることは大きな魅力であると言えるでしょう。
オメガ脂肪酸は犬は勿論人間にも良いとされる栄養素で、肌の調子などを整えてくれる役割を担ってくれると言われています。
原材料の多くを犬の栄養素として最も良いと言われるチキンが占め(40%)、サツマイモやジャガイモなどの根菜類(30%)やにんじん、かぼちゃ、りんご、グルコサミンにパセリ、セージ、ローズマリーアンドタイムなどサイモンとガーファンクルの歌にも出てきそうな良質な原材料が並んでいます。
そのまま人間の主食としても通用しそうな(しかも健康食として)原材料ですね。
ただ、1点だけ問題視されている原材料がネルソンズには存在していると言われています。
それは「コンフリーの葉」です。
和名ではヒレハリソウと呼ばれるこの食品は、ビタミンB12や良質なたんぱく質を含むことからかつては健康食品(人間用)によく使われていました。
が、長期継続的に摂取をすると肝機能障害を起こす可能性があるとして厚生労働省は食品としての販売を現在では禁止しています。
あくまで可能性の話なので、実際の所はわかりませんが、人間が食べる食品は勿論、牛などの飼料として与えることも禁止しています。
そのため、あまり長期的に与えるのは控えた方がよいかも知れません。
他の要素は素晴らしいだけに大変残念ですね。
とはいえ、一昔前は平然と皆口にしていたものですので、数年単位の長期的摂取でなければ問題ないと言えるのではないかと思います。
書いていたらだんだん不安になってきましたが…
ネルソンズを実際に購入してみました
ネガティブな要素もありましたが、購入してみました。
こんな感じのダンボールに入って届きます。
少し見えにくいのですが、チャックがついている点は個人的に評価が高いです。
カナガンと比べてみると少し粒が大きめですね。
実際にあげてみました。
アムアムムシャムシャしていたのですが…
カナガンの部分だけをきれいに食べてしまいましたね…
高かったんだけどな…
新しくドッグフードに特化したサイトを作りましたのでよろしければそちらもご参照ください。
関連外部リンク:トイプード♪~トイプードルにおすすめのドッグフードランキング~