WiiUのバーチャルコンソールの1つの目玉でもあるファイアーエムブレム「烈火の剣」
ようやくクリアしたので感想をグダグダと述べたいと思います。
ヘクトルのハードモードはクリアしていない
30代を迎えて思うのは、昔ほどゲームを楽しく感じない!ということですね。
当たり前と言えば当たり前なんですけど、ちょっと悲しいことです。
20代の頃なら所謂ヘクハーに挑戦したと思うんですが、その気力がない…
ノーマルモードのクリアさえ、ダウンロードしてから8か月以上経過してやっとしているぐらいなので、ハードモードに挑戦するとしても1年後くらいかな。
最近はゲームを購入してもクリアしていないことが多い有様ですたい。
*ヘクハーの実況動画始めました。
プレイヤーの数だけストーリーがある
メインストーリーは割と王道な感じですね。
主人公が3人いるというなかなか珍しい形で、悪の魔王ネルガルを倒すというRPGの王道を踏襲していると思います。
ネルガルも紋章の謎のガーネフのように元々は優秀な魔道士だったのですが、力に魅入られて悪の道に走ってしまったようです。
ヘクトル編の19章異伝を経由すると、実はニニアンやニルスの父親だったことが匂わされます。
断片のみが語られる為全容はつかみにくいのですが、ネルガルは人竜戦役の際竜族の娘エイナールと結婚し、ニニアンとニルスが生まれます。
その際エイナールは人々の手によって連れ去られてしまい、ニニアン・ニルスは竜の門を通って異世界へと旅立ちます。
エイナールは多分人間の手によって亡き者にされてしまったのでしょう。
ネルガルは自分の力のなさを悔やみ、誰よりも力を欲するようになります。
やがて力にのまれてしまったネルガルは、自分が何の為に力を欲しているのかさえ分からなくなってしまい、ついには魔王になってしまったという感じですかね。
この辺りは人間の横暴に耐えきれなくなった暗黒流メディウス辺りとかぶりますね。
ただ19章だけは「異伝」となっている所がポイントなので、ある種のパラレルワールドみたいな感じなのでしょう。
烈火の剣はいくつものパラレルワールドの起点みたいな作品なのだと解釈しています。
プレイヤーの数だけストーリーがある!
でもやっぱり納得いかないことが結構ある!!
途中から思っていたことですが、どうしても納得いかないのが、
これだけ強いヘクトル及びオスティア軍があんなにあっさりベルンに負けるのは納得がいかない!!
烈火の剣をあまりやる気になれないのはこの一点に集約されます。本当にありがとうございました。
烈火のキャラクターって、敵が弱いのもあるんですが、基本かなり強いはずなんですよね。
でも、25年後ぐらいの封印の剣でも活躍しているキャラクターってマーカス(笑)ぐらいなんですよね。
エリウッドは病弱だからしかたないにしても、あんなに強いヘクトルやオズインが味方の裏切りがあったからと言ってベルンにあっさりやられるのが納得できない。
フェレにしたってイサドラやハーケン、ロウエンにレベッカなどの屈強な騎士たちはどこに行ってしまったのだ?
マーカス笑が現役なのにお前らときたら…
キアラン軍団なんて影も形もない。
リンは一体どこに行ったのだろう?
リンは展開によってロイかリリーナかスーの母親になる訳だが、どの展開でも死んでいる。
リンはまぁ、防御力弱いからなぁ。
リンに関しては、いずれかの母親になるというより軍師と結婚して欲しいぜよ。
で、やっぱり鬼のように強いヘクトルがあんなに簡単に負けるのはおかしい。
各地に密偵を配置しているし、そんなに隙がないはずなんだよなぁ。
年齢を言い訳にするならカレルなんてむしろパワーアップしているし、魔道士とはいえアトス様やネルガルなんて1000年ぐらい生きているんだぞ。
どうにもこの点があったので全然楽しめなかった。
マシューとかセーラとかも一緒に死んでしまったのだろうか?
勝手にカップリング
聖戦の系譜以来ファイアーエムブレムはカップリングを重視するようになった。
今回は特にそれが顕著で、カップリングによって封印の剣に出てくるキャラクターの親が変わる。
親が変わっても子は変わらない。
ドラえもんかよ!!
という訳で勝手にカップリング。
まずはパントとルーズ
始めから結婚している。
パントの名前は封印の時から出ていて、ディークが仕えていた相手であり、クレイン・クラリーネの両親である。
烈火の剣の初登場段階で結婚しているのはこの夫婦とヒュウの父親であるカナスぐらいかな?
ヒュウはレイの才能を見て闇魔法使いになるのを諦めたという話だが、カナスの奥さんは理魔法使いだからそっちの影響が強いのかも知れない。
パントとカナスの支援会話は面白い。
烈火の剣の最大の魅力は支援会話だと思う。
カナスはどちらかというとワキ役だが、支援会話が一番面白いと思う。
次にエリウッドの結婚相手だが、これはニニアン一択でよいと思う。
ニニアンはこの世界に残る段階で長生きできないのが分かっていたし、何より王道っぽい!
ロイの母親がリンなのは違和感しかないし、イリアの傭兵なら封印の時イリア騎士団にもう少し親しみがあるだろう。
でも、ニニアンが母親ってことは、ロイはマムクートの血を引いているんだよな。
異伝を経由すると、ネルガルの血も引いちゃっているんだよな。
でも、セシリアはロイに魔法を教えることはなかった。
なぜなら、リリーナとの間に絶望的な魔道の素質の差があったからだそうだ。
魔王の血を引く主人公より魔法の才能があるリリーナ。
さすがは魔王と言われるだけのことはある。
問題なのはヘクトルの奥さんにして魔王リリーナの母親ですが、個人的には烈火の剣の中に該当者なし!と行きたい所です。
リン・フロリーナ・ファリナ、どいつも魔力がない!!
ヘクトルはの話の後とてつもなく気と魔力の強い女性と結婚してリリーナを生んだ後、いずこかへと消え去ったと勝手に思っています。
リンの嫁は軍師だろ!!
異論は認めない。
死ぬとき軍師の名前を叫ぶし。
封印に出てこないのは、二人でイチャイチャしながら別の大陸に旅に出たのさ。
病死するリンや裏切りによって背後からやられるリンなんか嫌だぜ…
プリシラとエルク
特に誰の両親にもなっていない。
エルクはパントの後の魔道軍将で、セシリアの師匠。
ロイの師匠の師匠になる訳か。
ロイが当初弱い理由がよくわかるぜ!!
プリシラの性格は結構ヤバイと思う。
ブラコンはFEの名物だが、プリシラに関してはいきなりブスリと刺しそうな危険性を感じる。
ニノとジャファル
ニノって13なんだよな。
ジャファルいくつだろう?
ニノはルゥとレイの母親。
双子は孤児院育ちなので、ニノは二人を育てていない。
理由は賞金稼ぎに狙われていたからだ。
でも、こんだけ強い2人が賞金稼ぎなんかにやられるのだろうか?
レイが闇魔法を学びたくなったのもなんかわかる。
負の感情が強い程闇魔法の威力は上がるのだ…
レイヴァンとルセア
ルセアは男だ!!
アーーーーー
レベッカ&ウィル
二人とも強いのに、ウォルトは…
そして、二人ともマーカスより遥に若いだろ!!
まぁ、封印の1章の時は主力は皆ベルンとの国境に出払っていたのだろう。
そうに違いない。
イサドラ&ハーケン
コメントはない。こいつらもベルンとの国境にいたのだろう。
山賊を軽視しすぎていたな。
そもそも、国を襲う山賊って…
エリウッドは全然治安維持していなかったのだろうな。
領民には好かれていたが、名君ではないらしい
ヒース&ヴァイダ
こいつら封印の時どうしていたんだ?
バアトル&カアラ
フィルの両親
両親が決まっている数少ない組み合わせ
この頃のバアトルは結構強い。
けど、封印でもちゃんと闘っているのでバアトルは偉い。
上に出てきた連中ときたら…
烈火は封印とは切り離して考えないとダメだ
正直烈火は楽しめなかった。
その最大の原因は封印との整合性だ。
作り手はかなり気を使って封印のストーリーと矛盾しないように烈火を作り上げた。
けど、烈火に出ていた大半のキャラクターは封印では死滅してしまっている。
特にオスティアの連中。
ルゥとレイが孤児になってしまった理由も可哀そうだ。
ニノは人気が高いらしいが、母親として問題があり過ぎる。
封印のキャラの親に複数の可能性があるのも嫌だった。
烈火から始めていれば全然感想は違ったのだろうが、封印からやってしまうとそういう点ばかりが目についてしまう。
だから、シティハンターとエンジェルハートみたいに、2つの作品はパラレルワールドなのだと考えるのが一番なんだろうな。