以前の連載は3.11の時で、今回は熊本地震か…
このペースではもたないだろう…
内容云々の前に、まず最初に感じたことだ。
文字量の多さ、背景の書き込みレベル。
進撃の巨人の作者が一か月でやる仕事量よりも明らかに多い。
こんなもの、週刊連載で続く訳がない…
腰痛、腱鞘炎、精神的な病気…
なぜ冨樫は漫画を描き続けるのだろう?
彼は既に、一生遊んで暮らせるだけの富を築いた。
ドラゴンボール・スラムダンク・幽遊白書
ジャンプ黄金期を支えた漫画達。
今週のハンター×ハンターは、まるで冨樫が命を削って書いているかのようだ…
それは自分の為、子供の為、それとも読者の為なのか?
今週の火の丸相撲じゃないけれど、漫画の神様が彼を通じて何かを世に出したいと思っているのだろうか?
少年には人気が出ないだろうな
ジャンプは少年誌だがハンター×ハンターの読者はもう少年じゃない。
かつては少年だったのだが、気づけば大人になってしまっていた。
ワンピースは、常に新規参入者のことを意識して連載をしているという。
それが悪い形になっているようにも思える。
ハンター×ハンターは、明らかに既存の読者だけを対象にしている。
久しぶりの連載であるにも関わらず、前回までのあらすじも何もない。
キャラクターの相関関係も何もない。
ハンター×ハンターを何度も読んでいる私でも始めは話の内容が分からなかった。
ほとんどの読者は「マジイミフ」と思っただろう。
暗黒大陸にはいつたどり着くんだよ?
冨樫は設定を練るのは得意だけど風呂敷をたたむのは得意じゃないんだ。
王子の数が多すぎる…
ブリアンやアイ、ゾバエ病などの謎が解明される前に、そもそも暗黒大陸までたどり着けるのか心配になってきた…
そしてさすがに、王子同士の戦いには興味がもてなさそうだ…
あるいは仲間同士で闘わないといけない展開かな?
ハンゾウVSビスケなんてちょっと見てみたい気もする。
さすがにビスケが勝つだろうけど。
あとはイズナビ(名前は初登場だよな?)が師弟関係(一応)って書いてあって笑った。
てか、旅団とかどうなったんだ?
クロロの徐念は済んだのだろうか?
ゴンは多分登場しないだろうな。
クラピカやレオリオは10年ぐらい登場しなかったし。
そして15年近く一言も発していなかったクラピカが当然のように主人公している。
今回の話の内容だが
そもそもホイコーロ王の狙いって何だろう?
後継者通しを争わせた皇帝や王っていただろうか?
確かに中国の歴史を紐解くと、後継者争いで国が傾いた例は結構ある。
三国志を平定した晋の後継者争い「八王の乱」は決定的に晋の国力を衰退させたし、明の永楽帝誕生の契機となった「靖難の変」なんかも有名だ。
最後の王朝となった清は後継者争いを防ぐために死後にその後継者を発表するようにしてたぐらい、後継者問題はデリケートだ。
有名な三国志でも劉表や袁紹は勿論、孫権もそれで国力を大幅に衰退させた。
でも、子供同士をバトルロワイヤルさせた皇帝はいない。
武田信玄は父親に殺されそうになったし、信長は弟と争ったけれど、第三者に争わさせられた訳じゃない。
そもそもハルケンブルク王子が後継者でよくないか?
優秀なんだしさ。
まぁ、ファイアーエムブレム烈火の剣みたいに優秀な息子を嫉妬するって場合もあるかも知れないしやはり難しい所かな。
てか、タイソンは護衛をルックスで選ぶらしいけど、イズナビはクリアしたんだな笑
そして前回の引きであった、
内通者はサイユウ!!
ってのはどうなったんだ?
何をどう考えても、この風呂敷はたためる大きさじゃない…