
シャープを代表するブランドである「AQUOS」の名前を冠したSIMフリースマートフォン「AQUOS mini SH-M03」が2016年7月下旬に発売となります
AQUOS mini SH-M03のスペックを前作AQUOS SH-RM02と比較
前作「AQUOS SH-RM02」はその前作「AQUOS SH-M01」よりも価格が10000円も低くなったのにスペックが大幅に上昇するという素晴らしい進化を遂げた端末でした。
果たしてAQUOS mini SH-M03はどうなのでしょうか?
AQUOS mini SH-M03 | AQUOS SH-RM02 | |
価格 | 49,800円(税込53,784円) | 39800円(税込42984円) |
OS | Android™ 6.0 | Android™ 5.0 |
CPU | ヘキサコアQualcomm Snapdragon 808 MSM8992 | クアッドコア Qualcomm MSM8926 |
動作周波数 | 1.8(Dual) + 1.4(Quad) | 1.2GHz |
解像度 | フルHD(1920×1080) | HD(720×1280) |
メインメモリ(RAM) | 3GB | 2GB |
記憶装置(ROM) | 16GB | 32GB |
メインカメラ | 1,310万画素 | 1310万画素 |
バッテリー容量 | 2,810 mAh | 2450mAh |
サイズ | 幅126mm×奥行き66mm×厚み8.9mm | 幅134mm×奥行き71mm×厚み9.9mm |
重さ | 約120 g | 145g |
赤外線通信 | × | ○ |
SIMサイズ | nano SIM | nano SIM |
う~ん。何かの冗談じゃないかというようなスペックですね。
前作よりも10000円ほど価格が高くなっているのにも関わらずROMがスペックダウンしているなんて…
50000円前後のスマホとしてはこれ以下はないんじゃないかと思うほどのスペックの悪さになっています。
これが冗談でなく本気だとするならば、シャープがダメになっている理由がよくわかりますね。
悪意さえ感じてしまいます。
多分、私は何かを見落としているのでしょう。
そうに違いない…
HUAWEI P9シリーズと比較してみる
いまや最高峰のSIMフリー端末メーカーとなったHUAWEIのP9シリーズスペックを比較してみましょう。
製品名 | AQUOS mini SH-M03 | HUAWEI P9 | HUAWEI P9lite |
OS | Android 6.0(Marshmallow) | Android 6.0(Marshmallow) | Android 6.0(Marshmallow) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 808 MSM8992 ヘキサコア | Hisilicon Kirin 955 オクタコア | Hisilicon Kirin 650 オクタコア |
動作周波数 | 1.8(Dual) + 1.4(Quad) | 2.5GHz×4+1.8GHz×4 | 2.0GHz×4+1.7GHz×4 |
解像度 | 1920×1080(フルHD) | 1920×1080(フルHD) | 1920×1080(フルHD) |
メインメモリ(RAM) | 3GB | 3GB | 2GB |
記憶装置(ROM) | 16GB | 32GB | 16GB |
バッテリー容量 | 2,810 mAh | 3000mAh | 3000mAh |
サイズ | 幅126mm×奥行き66mm×厚み8.9mm | 約145×70.9×6.95mm | 146.8×72.6×7.5mm |
重さ | 約120 g | 約144g | 約147g |
メインカメラ | 1,310万画素 | 1200万画素 | 1,300万画素 |
防水 | ○ | ○ | ○ |
価格 | 49,800円(税込53,784円) | 59800円 | 29980円 |
世界最高クラスのコストパフォーマンスを誇るP9 liteはもちろんそれほど評価の高くないP9にすら大幅にコストパフォーマンスが劣っている結果となりました。
シャープはもはや世界はもちろん日本でも戦えないメーカーとなってしまっていますね。
日本を代表する液晶技術を持つメーカーでしたが、内部抗争で無駄に疲弊した結果でしょう。
同情の余地さえ見出せませんね。
もはや日本の恥ともいうべきかも知れません。
なお、AQUOS mini SH-M03はP9シリーズ同様楽天モバイルにて購入・予約が可能となっています。