先日、wordpressのドメイン乗せ換えを初めてしましたのでその記録を残しておきたいと思います。
今回は英語名ドメインから日本語ドメインへの乗せ換えをしました。
移転前URL:http://justbephoto.net/
*ドメインを解約したためすでにありません
移転後URL:http://xn--nckgz0loa1e8cb5229g3s0a.com/
移転したので当然移転前のURLにアクセスしても移転後のサイトに飛びます。
私はFTPの利用方法がよくわかっていないので、今回はwordpressのプラグインを利用してドメインの乗せ換えを行いました。
この記事にある方法ですと画像が移せていないことが判明しました。
画像ごと移転したい場合は下記のリンク先をご参照ください。
移転する前にしておくべきこと
まず、wordpressのドメイン乗せ換えをする前にドメインの取得及びサーバー設定、そしてwordpressのインストールを行っておきましょう。
乗せ換え先のドメインを取得し、wordpressの設定をしておくわけですね。
その際、新しい方のwrodperssサイトの方は特に何もしないで良いのですが、あらかじめ移転前と同じ「テーマ」と「プラグイン」をインストールしておきましょう。そうしないとショートコードなどを採用している場合に再び設定しなおさないといけなくなったりするためにかなり面倒になります。
次に、移転する前のwordpressのバックアップをとるのを忘れないようにしてきましょう。
何かと不具合や失敗があった場合に元の状態に戻せるようにしておくと良いですね。
次に、移転先のサイトを「google webmaster tool」に登録しておきます。これはしなければならないという作業ではないですが、しておくと後々良いことがあるので登録しておくと良いでしょう。
準備が整ったら引っ越し開始です。
エクスポートとインポート
移転前のドメインにおいてデータを出す「エクスポート作業」を行います。
wordpressダッシュボードの「ツール」⇒「エクスポート」を選ぶと下記のような画面になります。
「すべてのコンテンツ」をチェックしエクスポートファイルをダウンロードします。
次に移転先のwordpressダッシュボードにログインし、「ツール」⇒「インポート」をクリックします。
このような画面がでてきますので「wordpress」の「今すぐインストール」をクリックしましょう。
「インストール中」の文字が出た後「インポーターの実行」となるのでクリックします。
インポーターの実行をクリックすると下記のような画面になります。
先ほどエクスポートしたファイルをアップロードしてインポートしましょう。
少し時間はかかりますが新しいサイトの内容が移転前のサイト内容とほぼ同じものになります。
引っ越し作業自体はこれで終わりとなります。
拍子抜けするぐらい簡単ですね。
301リダイレクト
引っ越しそのものは簡単に終わるのですが、このままだと同じ内容のサイトが2つ存在していることになり、新しいサイトもしくは古いサイトのどちらかがコピーコンテンツと見做されてしまう可能性があります。
そこで利用したいのが「301リダイレクト」です。
リダイレクトにはいくつか種類があるのですが、301リダイレクトは永久的にサイト移転したことをグーグル及び検索エンジンに知らせる方法として推奨されています。
Apache の .htaccess ファイルを利用するなどやり方はさまざまあるのですが、今回は最も簡単に「プラグイン:redirection」を利用した方法を紹介したいと思います。
引っ越しをする前のサイトにてプラグインの追加⇒redirectionのインストール行います。その後そあの後h「ツール」⇒「リディレクション」に進むと以下のような画面になります。
「グループ」をクリックします。
グループを追加とありますのでテキトーな名前を付けておきましょう。
再び転送ルールの欄に戻り、ソースURLに移転前、ターゲットURLに移転先のURLを入力し「新しい転送ルールを追加」をクリックします。
この際「正規表現」の欄にクリックをするのを忘れないようにしましょう。
以上で301リダイレクトの設定は終わりです。
古いURLにアクセスしても新しいサイトに自動的に転送されます。
1~2か月ほどでドメインの評価移行するイメージです。
google webmaster toolを利用するとドメイン評価移行は早くなる?
google webmaster toolを利用するとドメインの乗せ換えをグーグルに知らせることが出来ます。
乗せ換え前のgoogle webmaster toolのページの右上の歯車の欄に「アドレス変更」という項目があるのでクリックします。
そのあとは各項目にチェックを入れ、送信するとドメインを乗せ換えたことがグーグルに伝わります。
どの程度サイト評価の移行が早くなるかは不明ですが、webmaster toolに登録しておくと有用なことが多いためできるだけ利用するのが良いでしょう。