ライナーが本当に欲していたのは「裁かれること」かも知れないですね。
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エレンこそがこの漫画の真のラスボスだったのだ
ライブ・ア・ライブというゲームがありました。
魔王を倒すはずの勇者が人々の見にくい面に絶望し、自ら魔王となりラスボスとなるという衝撃的な内容は今現在でも語り草になっています。
進撃の巨人は現在ワンピースの次に売れている物語で、日本を代表する漫画文化の中でも代表的な作品だとさえ言えます。
その着地点については当初から様々な場所で議論されており、壁の外に話が移ってからというもの終わりが見えなくなっていました。
主人公であるエレンの敵は言ってみれば「世界」
それは私たちのようにエレンの視点から見ている者達にとっては世界全体が敵に回った絶望感を感じるようなつくりです。
でも、「世界」の観点からエレンを見た時、こんな恐ろしい存在はありませんね。
エレンはただ1人、世界を滅ぼす力を持っているのですから。
主人公が実はラスボスだったという展開は、ある意味名作にふさわしい着地点と言えるかも知れません。
誰と誰が手を組んでいるんだ?
ジークは何かを知っていそうですね。
前回エレンとやり取りをしたようなことが匂わされていますし、今回も1人だけ別行動でした。
あの兵士が「イェーガー」と呼ばれていたことも気になります。
皆「ジーク」と呼ぶのに。
あとはピークがパンツァー隊に抱き着いたことも気になります。
抱き着かれた男が何か驚いたような顔をしていますし、ピークは何かを察してパンツァー隊に何かを託したのかも知れません。
ピークとポルコをはめた男も何者か気になります。
ピークが会ったことがあってかつ今でも生きている壁内の人間はジャンとリヴァイとエレン、ハンジの4人ぐらいでしょうか?
身長高いのでジャンの可能性が高そうですね。
タイバー家も本当は誰と手を組んでいるのか。
マガト隊長とは手を組んでいるでしょうが、キヨミ様との関係も気になります。
キヨミ様は東洋人だろうと思われますので、ミカサとも何か関連があるのでしょう。
アズマビト家のキヨミ様がその場を立ち去ったことも大変気になります。
そしてタイバー家は何を恐れているのか?
やっと出てきたアニの父親
アニはどうなったんだよ?
生きているのか死んでいるのか
それは作者しか知りません
アニが生きていなかった場合女型の巨人は誰が継承しているのか?
そもそも壁内には巨人化する薬を作る技術はないはずですので、女型の継承が出来るかは疑問です。
かと言ってアニが壁内勢力と手を組むとも思えない。
メタ的に言えばこの場には9つの巨人全てが終結していると思われますのでアニがいる可能性もあるんですよね。
今回ようやくアニの父親が出てきました。
まず気になるのは髪の色が黒だと言うことですね。
アニは金髪なのに父親は黒い髪
特に問題があるわけではないですが、気になるところではあります。
そして両親さえも影の薄いフーバー家…
おいおいタイバー家、なんだって4人の少年少女を壁内に送り込んだ
4人を壁内に送り込んだのはタイバー家です。
何話か前に言っていました。
目的は何だったのでしょう?
この辺りが実は一番重要な気がします。
4人は始祖奪還を目的として派遣された訳です。
王が手を出さない、もしくは出せないことをタイバー家は知っていて攻撃を決行させた。
この点は気になります。
あわよくば無抵抗な王より始祖の巨人を奪うつもりだったのでしょう。
かなり汚い連中のような気がしますね。
でも失敗した。
ただ1人巨人の力を有するグリシャ=イェーガーによって阻止された訳です。
タイバー家にとって唯一「進撃の巨人」だけは制御不能な存在だったのでしょう。
ターバー家とフリッツ家にとってどうにもならない存在が3つあった。
それは「進撃の巨人」「アッカーマン」「東洋人」
つまりエレンとリヴァイとミカサ
その3者の存在がフリッツ家の野望を打ち砕いた
「近い将来世界は必ず滅亡する」
ウーリはケニーにそう言い残した理由が今月でよく分かりましたね。
145代フリッツ王はかつて虐げていたマーレに打ち滅ぼされることを望んでいた。
その呪縛はのちにフリッツ家の後継者たちを縛り付けた。
戦わないのではなく「不戦の契り」によって戦えなかったのです。
憲法9条よりも重い契りによって。
平和なんてなかったけどな
巨人大戦より100年間、結局平和なんてありませんでしたね。
マーレと他の国は絶えず戦をしていました。
マーレの上層部は巨人の力を以ってエルディア人と同じことをしていた。
巨人を軍事利用し、他国を抑圧するのみ。
壁内は北朝鮮並みの恐怖政治に傾き、少しでも危険な因子は排除された。
100話目で何が起こるのだろう?
この数話、明らかに何かを調整しようとした進行速度だったと思います。
でも、それは100話目で何か大きなことが起こる予兆でもありました。
果たして100話目に何が起こるのか?
そもそもエレンは本当にここに何しに来たのか?
タイバー家とエレンの間には何のつながりもないのか?
エレンは無知性巨人を操れるのか?
エレンとジークが組めば無知性巨人は操れる
仮にジークが始祖の巨人を得ても不戦の契りは適用されるのか?
次号100話、全ての謎が明らかに!?