これから介護の道に進もうとしている貴方に!  私本当に向いているかな…

どうして介護の仕事についたの?

私が介護の道に進んだのは母の入院がきっかけです。
母が亡くなった後、父も入院。
二人とも病院内ですので、具体的に言うと、院内の介護士さんのお手伝いをやらせて頂いたということでしょうか。
ですから当たり障りのない介護のお手伝いですね。今考えると担当の介護士さんのご迷惑だったかも…。

それでも本人(私)は一生懸命介護をしていると思い込んでいました。

両親の介護を担当して下さった介護士さんたちは、つねに両親と向き合い、寄り添い、声掛けをし、心の交流を図って下さっていました。
そのような介護の姿を拝見するたびに、家族としても、いつも暖かな安心感や信頼感を介護士さんたちに感じていました。

両親も打ちとけ、心を開いて介護を受けている姿を見るにつけ、少しずつですが、「私も何かの、誰かのお役に立ちたい…」と考えるようになって行ったのです。

介護が楽しいと思うときは?

私が介護職についたのは早50歳を過ぎていました。
若い職員さんが多い介護現場ですが、利用者さんはお年寄です。
私はというと、感覚や体の不具合は利用者さんの方に近い年代。
何かと分かるのですね。
若い時には気づかなかった体調不良や気分の落ち込みが、知識だけでは無く利用者さんとお話しできる。これは年の功ということでしょうね
そのこと一つとっても、お相手との心の交流が図れます。
介護が楽しい時とはお相手と心を開いて語り合えた時と考えています。

介護が辛いと思うときは?

介護をプロとしての仕事として考えるとき、大きな壁になるのが時間です。介護職には時間との闘いという大きな課題があります。
●身体介護  30分
●身体介護及び生活援助  30分
など、その方の状態にあった介護内容や時間が設定されます。
心の交流をとる余裕がないくらい仕事に追われ、あっという間にお別れの時間が来てしまいます。

「やることをやって帰る」のはお仕事ですので、当たり前のことですが、お相手との触れ合いがないまま退室することに、心が残りますね。
そんな時は、その短い時間の仕事の中に、触れ合いや心の交流を図ることにしています。

お相手のなにに一番心を砕いているの?

一番気を付けているのは、その方の生活のスタイルを壊さないということでしょうか。
<お食事を作ることを例にとると>
☆ご本人は、少し味の濃い硬めで大きめに切ったお野菜のスープがお好き
★介護職は高齢者であるとの配慮から、ご本人の好みを聞かず、小さめで、柔らかく味の薄いスープを作る
お相手をよく知り、安心で安全なようならば、まず、ご本人のお好みをよく聞き、なるべく近い味や形に作り上げ提供する。

そうすることで、ご本人主体の生活スタイルが保たれると考えています。
お一人お一人の生活を尊重するということでしょうか。

どんな人が介護に向いているの?

介護職だけではありませんが、介護に携わると、いろいろな問題に突き当たったり、人間関係で悩んだり、そんなことは日々掃いて捨てるほどあります。
そんな時こそ、お相手としっかり向き合い、寄り添い、心の交流を図る努力が出来る人でしょうか。
貴方でなくても仕事は済むが、でも、貴方にいて欲しいと言われる介護士になる努力は必要ですよね。何故かと言うと、必要とされるということが介護をやる人間の力の源になるからです。

 まとめ

多くの失敗も含め早9年目の介護歴です。
出発時の親の介護から振り返えると、介護とは何と奥の深い人間との関わりなのだろうと強く感じます。
でも、「好きだから…」 「遣ってみたい!」と言う素朴な感情は大事にして欲しいですね。

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