ホームヘルパー1級と2級の違いについて

現在ホームヘルパー1級及び2級といった資格は廃止され、そのかわりに2級の場合は「介護職員初任者研修」、1級は「実務者研修」となっています。
とはいえ、現場ではヘルパーさんと呼ぶことが多く、呼び方も浸透していないせいか上記の呼び方で呼ばれることは殆どありません。
それではこの2つの違いはどのあたりにあるのでしょうか?

資格取得の仕方の違い

まず介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)ですが、これは介護職として知っておくべき基本的な知識を習得するための資格です。
施設や訪問介護など、どの介護職の現場で働こうと思うとまず持っておきたい資格なのですが、これは介護の資格としては一番下に当たります。
取得の仕方としては、都道府県から指定を受けた事業者が研修を行い最後に筆記試験を行い合格すれば晴れて取得となります。
試験と聞いて二の足を踏まれるかもしれませんが、合格率は90%を超えていますので、まず心配することはないでしょう。
次に実務者研修(旧ヘルパー1級)ですが、これは介護職員初任者研修の上位資格になります。
取得するためには介護職員初任者研修と同じく指定された事業者に行きカリキュラムを終了させなければいけませんが、違うのは基礎資格として持っている持っていないで研修時間がかなり左右されるところです。
基礎資格としてなにもない場合は450時間とかなりの時間がかかりますが、介護職員初任者研修を終了している場合は320時間と100時間超短くなることになります。
また、試験がない代わりに実技が加わり、医療的ケアに関する項目が多岐に渡り学習として出てきます。
取得するには長い時間がかかりますが、この資格を取得して置かなければ次のステップである「介護福祉士」を取ることが出来ません。
更なる上位を目指すためにもぜひこの資格はとっておきましょう。

ケアを行う上で出来ること・出来ないこと

たん吸引や経管栄養注入など医療的ケアについて、昔は行うことが出来ませんでした。
現在でも介護職員初任者研修は出来ませんが、もう1つの実務者研修を取得しているものであれば上記の医療的ケアを行うことは可能です。
また、この資格が出来る前の介護福祉士は研修を終わらせていないとたん吸引や経管栄養を行うことは出来ません。
たん吸引や経管栄養注入を出来るということは看護師の手を煩わせる必要がないということです。
施設では配置されている看護師の数が少なく、経管栄養の利用者やたん吸引が頻繁に必要な人の入所を制限しているところも多々あります。
しかし、この実務者研修を取得さえしておけばそのどちらのケアを行うことが出来るのです。
つまり、就職するのにはとても有利な資格と言えるでしょう。

スポンサードリンク




管理人が運営しているサイト