慢性腰痛は「脳の勘違い」が原因!家でもできる改善方法とは?

最近の研究によって慢性腰痛の原因には「脳の勘違い」が関与していることが分かってきました。この状態では身体が元通りになっても、脳が痛み物質を放出し続けてしまい、長期間にわたって痛みを感じ続けます。ここでは慢性腰痛の原因と家でもできる改善方法を分かり易くご説明していきます。

慢性腰痛の症状

慢性腰痛とは3ヶ月以上の痛みが続く腰痛のことです。鈍い痛みで、ズキズキとした痛さや張り、コリ、重だるさ感じます。痛みは段々強くなってくるということもあれば、症状が軽くなったり強くなったりを繰り返すこともあります。

慢性腰痛の原因は「脳の勘違い」

慢性腰痛の原因はレントゲンやMRIなどの検査で特定されますが、実はそのうち80%以上は原因不明とされています。また何らかの疾患(変形性腰椎症など)が特定できても、痛みを感じる人と感じない人がいます。

そのため痛みは骨や筋肉以外にも“何か”が関与していると考えられてきましたが、近年の研究では痛みに対する「脳の勘違い」が関与していることが明らかとなってきました。

■痛みのメカニズムと脳の勘違い
本来、人の身体は炎症が生じることで脳が痛み物質を放出して、痛みを感じるようになります。そして炎症が治まれば、脳からの痛み物質の放出も止まり痛みを感じなくなります。

しかし近年の研究によると慢性腰痛がある人の脳は、痛み物質の放出を止める機能が低下しているということが分かってきました。そのため慢性腰痛の人は炎症が治まっても、脳の痛み物質放出に十分なブレーキが効かず、身体は痛みを感じ続けます。

つまり慢性腰痛は身体ではなく、脳に問題がある可能性があるのです。

■脳の勘違いが生じる原因と改善方法
脳に勘違いを生じさせる主な原因はストレスです。痛みが続いたことによる恐怖心、不安感、抑うつ気分などが、痛み物質放出を止める機能を低下させると考えられています。

そのため脳の勘違いの改善にはストレスの軽減が重要です。その方法としてしばしば用いられるのが、運動です。徐々に身体を動かしていくことで痛みに対する恐怖心や不安感を軽くすることができ、身体を動かしても腰痛が生じないと脳が再認識し、慢性腰痛の症状改善につながっていきます。

家でできる慢性腰痛改善方法

脳の勘違いが原因による慢性腰痛の場合、徐々に身体を動かしていくことが症状の改善につながります。ただし筋トレやストレッチを目的とする一般的な運動ではなく、ご紹介する運動は脳の勘違いを修正することが目的となります。痛みや強い恐怖心の生じない範囲で、無理をせずに身体を動かし、「この程度なら安心して動かせられるよ」という信号を脳に送っていきましょう。運動に慣れてきたら身体を動かす範囲を少しずつ広げ、安心して動かせる範囲を広げていきます。

■腰を反らす

【方法】
①腰に手を当てて立ちます。
②息を吐きながら、ゆっくりと腰を反らし、3秒間キープます。

*立って腰を反らす動作に不安を感じる場合は、仰向けに寝て、腰骨の下に折りたたんだタオルを入れることから始めましょう。タオルの厚みを変えることで腰の動きを調整できます。慣れないうちは厚みの薄いタオルから始めていきましょう。

■背骨の運動

【方法】
①骨盤から背骨を丸くしていき、3秒間キープします。
②骨盤から姿勢を正していき、3秒間キープします。

■腰を捻る運動

【方法】
①膝を立てて、仰向けに寝ます。
②立てた膝を右方向へ倒し、3秒間キープします。
③反対側も同様に行います。

*寝て行うことで、リラックスした状態で運動に取り組むことができます。寝ての運動がライフスタイルに合わなければ、座ったまま、立ったまま上半身を捻るだけでもOKです。

まとめ

慢性腰痛の原因は身体だけではなく、脳の勘違いが関与しているケースがあるということが分かってきました。人はストレスを強く感じている状態では、脳の痛み物質放出を止める機能が低下します。そのため身体が良くなっても脳は痛み物質を放出し続け、慢性腰痛となってしまいます。

この脳の勘違いを改善させる方法としてしばしば用いられるのが、運動です。運動をすることで、身体は安心て動かせられるという正しい情報を脳に伝えられ、症状を改善することができます。「辛い慢性腰痛を良くしたい…」という悩みをお持ちの方は、痛みが生じないことを確認しつつ、徐々に運動を始めてみてはいかがでしょうか。

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