歩けないほど辛い腰痛の原因とは?知っておくべき5つの対処法

歩けないほどの腰痛になってしまった…。突然に襲ってくる辛い腰痛の原因と、とるべき対処法を知っておくことはとても重要なことです。ここでは辛い症状が現れ始めたきっかけや症状の特徴から考えられる主な原因と5つの知っておくべき対処法を理学療法士がご紹介します!

歩けないほど辛い腰痛の原因

歩けないほど辛い腰痛の原因は痛みが生じるようになったきっかけや、その症状から探ることができます。自分の腰痛と照らし合わせながら、原因を考えてみましょう。

■ぎっくり腰|急に痛くなった、動かすと痛い!

急に歩けないほどの強い腰痛が生じた場合は「ぎっくり腰」の可能性があります。

普段以上の負担を腰に掛けたとき(重たいものを持ったとき、いつもしない動きをしたときなど)に生じやすいとされていますが、普段の動作(起き上がったとき、立ち上がったときなど)でも生じることがあります。

■椎間板ヘルニア|腰を曲げると痛い!

腰を曲げると痛みが強くなるという場合は「椎間板ヘルニア」の可能性があります。

椎間板ヘルニアとは背骨の骨と骨の間にある椎間板という組織に亀裂が生じて、椎間板の中身(髄核)が後方へと飛び出してしまう疾患のことです。髄核が後方へ飛び出すことでその周りにある神経が圧迫されて、痛みが生じます。

■脊柱管狭窄症|腰を伸ばすと痛い!

腰を伸ばすと痛みが強くなるという場合は「脊柱管狭窄症」の可能性があります。

脊柱管狭窄症とは脊柱管という脊髄神経が通るトンネルのような隙間が、骨や椎間板などの変形で狭くなってしまう疾患です。脊柱管が狭くなることで脊髄神経が圧迫されて、痛みが生じます。他にも間欠性跛行(歩行と休憩を繰り返すこと)や、脚の痺れ、尿が出にくい、尿が漏れるなどの症状が見られます。

■圧迫骨折|閉経後の女性はリスクが高い!

重たいものを持った、尻餅をついたなどをきっかけに痛みが生じた場合は「圧迫骨折」の可能性があります。圧迫骨折は骨が弱くなりやすい閉経後の女性に多くみられます。

背骨が潰れるような折れ方をする骨折で、悪化すると腰曲がりの原因となるため治療課程がとても重要となります。腰を動かだけで痛みが生じ、歩くことはもちろん寝返りを打つことすら痛みが生じます。

歩けないほどの腰痛でとるべき5つの対処法

■病院受診

歩けないほどの腰痛が生じているときは、まず病院を受診しましょう。

慣れ親しんだ接骨院や整体へという方もおられますが、治療をするにはまず医師からの診断を受けることが重要です。レントゲンやMRI、触診などで骨の異常、神経の異常を正確に調べてもらいましょう。

■安静

腰に負担を掛けないよう、安静を保つようにしてください。無理をして身体を動かすと患部の状態が悪化して痛みが長引くだけではなく、治療をしても症状が残ってしまうというリスクが高まります。

■コルセット

コルセットは利用することで患部の動きを抑えられたり、腹圧を高めて腰骨を安定させる効果が期待されています。

■動作方法に気を付ける
動作方法を気を付けるだけでも痛みを軽減させられます。
・寝返り

身体を捻じらないようにして、丸太のように上半身下半身を一体にして寝返りを打ちます。

・起き上がり

まずベッドから膝下をおろして、肘をつきます。身体を捻らないようにして、手の力を使いながらゆっくりと起き上がります。

・歩行
モノにつかまったり、杖や歩行器を使用することで腰への負担を軽くすることができます。

■急に腰痛が強くなった場合は腰痛は温めない

急に腰痛が強くなった場合は患部を温めないようにしてください。この時期は患部に炎症が生じています。炎症は温めたら治りが遅くなるので、痛いからといってカイロで温めたり熱い湯船に浸かったりしないようにしてください。

まとめ

歩けないほどの辛い腰痛の主な原因にはぎっくり腰、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、圧迫骨折、腰椎分離症が考えられます。酷い痛みに対しては安静を保ち、コルセットで腰を保護すると良いです。また普段の動作(寝返り、起き上がり、歩行)方法を見直すことで腰への負担を軽くすることもできます。ただしどのような場合においても病院での正確な診断が重要で、できるだけ早期に受診するようにしましょう。

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