ノートPCとタブレットの違いを比較してみました!

 

昨今、様々なデバイスが世の中に出てきてその使い方も多様化の一途をたどっています。

ここ数年の中での革新的なデバイスと言えば、やはり「タブレット端末」ではないでしょうか。

iPadが発表された時の衝撃は今もはっきりと覚えています。

それからAndroid OSを代表とする様々なOSを使用したタブレット端末が多数世に生まれてきて、いまでは家電量販店の1コーナーを占めるまでに市民権を得てきました。タブレット端末が一般認知され始めた頃、IT業界やビジネス業界などでは“ノートPC不要論”がささやかれていましたが、実際のところ現在はどうなのでしょうか?

ハイパフォーマーなビジネスマン必携であった「ノートPC」は「タブレット端末」に置き換わってしまったのでしょうか?

本文ではノートPCとタブレットの違いについて述べていきたいと思います。

 

 

「タブレット端末」とは?

 

簡潔に言うと、電話機能を除けばタブレットは大きなスマートフォンと考えることができます。

iPhoneとiPadを例にとりますと、現行のiPhone6sは画面サイズが4.7インチ、iPhone6s Plusが5.5インチであることに対して、iPad Air2は9.7インチと大きさに違いがあります。

画面が大きい事で可視範囲は大いに向上し、ユーザビリティもずいぶんと差が出てくるものです。スマートフォンの小さな画面だと見えにくい、読みにくかったものがタブレットだとなんの問題もなく見えるし、読めるし、といった感じになります。

 

「タブレット端末」はスマートフォンのように電話機能を前提に作られていないものが多い為、電話機能を省いた使用が前提です。「タブレット端末」のユーザーの多くは、他に携帯電話端末を何かしら保持しています。つまり、“携帯電話でできない作業をタブレット端末を使用して行う”ことを想定して購入している方が多いと言えるのです。この点が、「ノートPC」との競合が言われ始めたポイントなのかもしれません。

 

現在はiPadを皮切りに、iOS、Android、Windows、Kindle、Blackberryなど、実に様々なOSを搭載した「タブレット端末」が世に出ています。サイズは7インチ前後から10インチ前後まで。つい先ごろ発表されて、発売に期待されているiPad Proなどはついに12.9インチというサイズに到達しており、今後のタブレット端末の変化にも注目されますね。

 

 

ノートPCとタブレット端末の違い

 

さて、ここからが本題ですが、「ノートPC」との違いはなんでしょうか?

「タブレット端末」の存在意義が“携帯電話でできない作業をタブレット端末を使用して行う”事にあるとすると、それ以外の作業全てが使用目的の対象となります。

かつて「タブレット端末」が生まれるまでは、その役割を「ノートPC」が担っていました。

自宅やオフィスのPCで行う作業を外に持ち出し、環境ごと持ち出して作業を継続できる、という点において、ノートPCはハイパフォーマーなビジネスマン必携のデバイスになっていきました。

そこに「タブレット端末」が登場したわけです。

一般的な認識でいけば「ノートPC」がもはや過去の長物のようにとらえられています。その証拠にPCの出荷台数の伸びは緩やかな減少傾向にあり、タブレットはゆるやかな増加傾向を今後も続いていくと予測されています。

 

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ノートPCとタブレットを合計したデバイス推移は横ばいもしくは微増といった観測が今後も出ているようですが、その内訳は“ノートPC→タブレット端末へのゆるやかな変遷”にあるとも考えられるのです。

 

「ノートPC」が減り、「タブレット端末」が増えるといった現象は、ユーザーの“ノートPC不要論”の証ともとれますが、実はここに大きなポイントがもう一つあります。

モバイルデバイスと一般的に言われているのは、「ノートPC」と「タブレット端末」の他に、「スマートフォン」も含まれるのです。

この「スマートフォン」の市場については微増どころではありません、大幅な伸びがあります。

 

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「タブレット端末」の使用目的を“携帯電話でできない作業をタブレット端末を使用して行う”と仮定した裏側には、PCで行っていた作業を置き換える”という意味もあり、実はこの後者の目的のほうが一般的に波及した感が強いと言えるでしょう。

「スマートフォン」の普及は、皆さん身に覚えがあるでしょうが、ネットサーフィンなど、従来「ノートPC」で行っていた事を「スマートフォン」で行うようになっていますよね?

このような事は実は結構多いはずですし、このような現象がある現在ではむしろ「タブレット端末」の存在感が薄れてしまってきているのかもしれません。

「ノートPC」の現在の市場での状況を見てみると、相変わらずシーズン毎に新機種が出ており、メーカーの国内外を問わず所狭しと並んでいます。

これは「ノートPC」の需要が厳然としてある事の現れで、その選択肢はOSこそWindowsに偏るものの「タブレット端末」の比ではありません。

「タブレット端末」というライバルが出てきたことによってより多様化し価格も低価格のものからリリースされるなど、ユーザーにとって喜ばしい状況になっていると言えるでしょう。

 

それらの点を踏まえて再び「タブレット端末」と「ノートPC」の違いを見ていきましょう。

 

まずハードウェアの部分で明らかな違いがあります。

それはキーボードの有無です。

タブレットは原則、ソフトウェアキーボードという画面上のキーボードによってタイピングを行うのですが、ノートPCにはハードウェアキーボードが存在しています。

つまり、「タブレット端末」はディスプレイが“表示”する機能だけでなく“入力”も行うという、インプット/アウトプットの機能を包含しているのです。

一方の「ノートPC」については基本的にディスプレイは“表示”、キーボードは“入力”といったように機能を分けて構成されています。この違いは単純ですが、表示画面の大きさが視覚的にも最も大きな違いとして、「ノートPC」と「タブレット端末」を比較する際の大きなポイントとなってくるのです。

 

次にソフトウェア面を見ていくと、「ノートPC」に搭載されているOSは主にWindowsもしくはMac用のOS(現行:OS X)となり、「タブレット端末」はiOSおよびAndroidが主要なOSとして搭載されています。

大きな違いとして「ノートPC」での作業環境(OS)はデスクトップPCと置き換えられるが、「タブレット端末」では使用方法に基づいた作業環境に大きな差異が生まれてくるという事です。

「ノートPC」(PC全般)では“デスクトップ”という概念があり、そこが作業フィールドと位置づけられます、PCユーザーは90年代からのこういったデスクトップという概念と作業環境になれていると思います。

一方、タブレットでの作業環境は基本的に“アプリ”とよばれる個々のアプリケーションの中で行われます。

何も考えずにこの“アプリ”に触れてしまうと、PCでの作業環境との違いに戸惑ってしまうでしょう。ファイルの存在、表示される位置を把握することから概念が違う為、慣れるまで使いこなす事に時間がかかるはずです。

 

 

デバイス選択のポイント

 

これだけ大きな違いのある、2つのデバイスですので、選択される際はしっかりと検討されて選ぶことをおススメします。

その際の基準として、

【ノートPCを選択】

・自宅やオフィスでのメインPCでの作業環境を外出先や出張先などでも継続して行いたい方。

・ハイパフォーマーなビジネスマンや出張、外出頻度の高い方にお奨め

 

【タブレット端末を選択】

・軽度の作業を効率よく行いたい方。(ネットサーフィンなど)

・“アプリ”使用に熟達した方。

と言った点が挙げられます。

 

とにかく作業の内容が重く広い方には、まだまだ「ノートPC」の需要はなくならないでしょう。「タブレット端末」が普及が鈍化し、「スマートフォン」の巨大化などに移っているのは現時点でのニーズが反映されているのだと思います。

ただし、“アプリ”に熟達する事で、「ノートPC」で行っていた作業を置き換える事ができる範囲が広がってきているのも事実ですし、どこまで本気で使い込んでいくかでその活用の幅と端末の価値も変わってきますので、「タブレット端末」をお持ちの方はこの点を彫り下げていくのがよろしいかと思われます。

 

最近では「タブレット端末」の中にOSにWindowsを搭載したものが増えてきました。これはWindowsユーザーにとっては「ノートPC」との境界線がほとんどなくなってきた事を意味しています。「タブレット端末」と「ノートPC」の搭載OSが共通になるという事は、作業環境をそのまま共有しやすいという事になりますので、Windowsユーザーの方にとっては「ノートPC」か「タブレット端末」か、という2元論ではなく、純粋に作業の軽重に伴って必要な端末自体のスペックでの選択になるのではと考えます。

 

【総括】

以上、簡潔ですがポイントを絞って、ユーザー視点での「ノートPC」と「タブレット端末」の比較と考察を行ってみました。

「タブレット端末」はまだこれから進化していく途上の端末だと思いますが、一方で「ノートPC」という選択肢もいましばらくは必要とされる時代が続くと思います。

前項でWindows搭載の「タブレット端末」に触れてますが、これに「スマートフォン」も含めて考えると、全てがシームレスになってきている感があると思います。

全てのOSが同一規格であれば、作業内容に必要な端末自体のスペックに絞って、デバイスの選定ができるので、時代の変化の速度がまた一段早くなるかもしれません。

端末の中にデータを保有する形から、クラウド上での保有に移行が進んでいる事も、デバイスの革新の一旦になっていますので、大きな視点で端末の選択と、そしてその活用法を検討していくのがよいでしょう。

 

選択肢が多くなった事で、個人のリテラシーが要求される時代になってきましたが、一方で最適なコストで最適な選択を行える時代になってきたと言えるのではないでしょうか

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