回線事業者とプロバイダーの違い

business-concept

 

プロバイダーってよくわからない!!

そう思っている方は多いと思います。

かく言う私もそういう人間の一人です。

このブログを立ち上げた目的も、通信よくわからん!! という状態の脱却という面があります。

さて、このプロバイダーというものの分かり難さの1つの原因として、「回線事業者とプロバイダー」の関係が挙げられると思います。

 

回線事業者とプロバイダー

 

私は先日までこの2つの違いについてよくわかっていませんでした(^^;)

え? 何か違いがあるの? という方の為に解説させていただきますと、

回線事業者というのは光回線やADSLなどの「回線」を提供している企業のことを指し、NTT東・西を皮切りに、KDDIやソフトバンクBB、So-netなどがあります。

一方のプロバイダは、回線事業者が提供している「回線」と各ご家庭やオフィスなどをつなぐ役割を担っています。

これだけならそれほどややこしくないのですが、例えばSo-netのように回線事業を提供していながらプロバイダとしても活動していることが事情を分かり難くしている面があります。

このような形をとっている理由はいくつかあるのですが、基本的にはNTT法がNTTが回線事業者とプロバイダを兼任することを禁止していることに由来します。

NTTが回線事業とプロバイダ事業を行えば話は簡単そうに思えるのですが、そこには大きな問題点があります。

全国に回線を持つNTTの力は圧倒的であり、NTT本体が両方の事業を行ってしまえば、いとも簡単に「独占」が出来ることでしょう。

それだと「独占禁止法」に違反してしまうんですね。

そのため、2つの事業は切り離して考える必要があった訳です。

ただ、実際にはNTTはOCNやぷららなどの子会社を作ってプロバイダ事業を行っており、圧倒的シェアを誇っています。

子会社だからよいという解釈のようです。

ビールや車、保険に通信などの分野を見てもわかるとおり、この国の産業は寡占状態にある分野が多いですね。

国は大企業には甘く中小企業には厳しい政策をずっととり続けています。

それはさておいて、NTTが回線を提供し、プロバイダがそれをつなぐという構図であったため(サービスによっては現在でもあるため)、回線の料金とプロバイダの料金をそれぞれ払っている方もいらっしゃるかと思います。

別々の事業なので、窓口も別々になっている訳ですね。そしてその結果、回線のことは回線事業者に、プロバイダのことはプロバイダに問い合わせる必要があったため、「どこに問い合わせればいいのかわからない!!」「たらいまわしにされた!!」ということが頻繁に発生するようになっていた訳です。私も経験があります。長々と待たされた挙句に別の電話番号を知らされるというアレです。

本当に腹が立ちますよね?

それが原因でできたのかはわかりませんが、2015年2月から「光コラボ」という新しい仕組みが誕生しました。

光コラボに関しての細かい話などは別記事をご覧いただきたいと思いますが、簡単に言うと回線事業者とプロバイダを一体とする仕組みのことです。

この仕組みによって、従来分かれていた2つの事業が統合されたため、我々消費者の利便性は大きく向上したと言えます。

ただ、その一方で多数のプロバイダが「光コラボ」に参入し、今度はどのサービスを選べばいいのかわからないという事態になっているのが2015年10月現在のお話です。

一体どこのサービスが優れたサービスなのか、それはこれからじっくりと検討したいと思います。

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