キャリアに比べて格安スマホが優れている点はずばり通信料が安く済む点です。
それは、店頭での人件費を削除したり廉価で通信を購入していることで可能になっていることです。
そのため、キャリアにあるようなサービスがほとんどないMVNOも多々あります。
これは格安スマホのデメリットと言えますね。
そしてもう一つのデメリットが通話料です。
そもそも通話に対応していないデータSIMもありますが、通話SIMを使う場合にも30秒20円程の通話料がかかります。
2015年8月現在キャリアは一律2916円で通話し放題プランを設定しています。
その関係で、1カ月70分以上通話するとキャリアの方がお得になってしまいます。
そこで重要になってくるのが「電話アプリ」の存在ですね。
電話アプリの種類
電話アプリには現在
- 通話料割引型
- プリペイド型
- IP電話型
の3種類があります。
通話料割引型
楽天電話に代表されるように基本使用料は0で使えて通話料は半額に出来る仕組みのことです。
音声通話を利用する際に自社の電話回線に接続することで、通話料を割安にするアプリを指します。
楽天電話の例で言いますと、通話料が通常の30秒20円⇒30秒10.8円になります。さらに格安スマホの電話番号から直接電話をかけられる点も大きな魅力だと言えるでしょう。
プリペイド型
LINE電話やSkypeのように事前に料金を支払う仕組みのことです。
LINEやSkypeなどのアプリから固定電話や携帯・スマホに発信できるサービスで、事前に支払った分だけしか通話できないシステムなので使いすぎが防げるという利点があります。
IP電話型
主にインターネット回線を利用する仕組みのことです。
「050plus」や「LaLaCall」などに代表される「050」で始まる電話番号が付与されるシステムで、格安で電話をかけることが出来ます。
こちらは固定電話に特に通話料が安くなる傾向にあり、通常の30秒20円かかる通話料が固定電話向けだと3分で9円まで下がります。
ただし、基本使用料がかかる点には注意しましょう。
電話アプリの選び方
月によって通話時間に差がある場合は基本使用料のかからない「通話料割引型」のアプリである楽天電話がよいでしょう。
通話料の上限を決めて使いすぎを防止したい人は「プリベイド型」のアプリであるLINE電話やSkypeが良いと言えます。
固定電話への電話を多くする場合は「050plus」や「LaLaCall」がよいと言えますね。
電話アプリ一覧
電話アプリ名 | アプリの種類 |
楽天電話 | 通話料割引型 |
LINE電話 | プリペイド型 |
Skype | プリペイド型 |
050plus | IP電話型 |
LaLaCall | IP電話型 |