SIMロック解除ってどうやるの?

 

2015年5月にSIMロック解除の義務化が発表されましたが、実際にどうやってSIMロックを解除するのか?という点を今回記事にしたいと思います。

SIMロック解除には3つのチャネルがある

そもそもSIMロックの解除とは何かという話からいたしましょう。

普段皆さんが使われているスマホは、SIMロックといういわば鍵の掛けられた状態にあります。

スマホというのは、音声電話と回線機能の二つに分かれまして、端末だけでは動かないように設定されています。

端末+SIMカード

これで一つのスマホとして機能しているんですね。

大手3社のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクのこと)は、スマホを販売する時に、SIMカードを他の端末で使えないようにロックします。

これがSIMロックです。

なかなか面倒くさいことをしますよね?

このロックを解除することをSIMロック解除と言う風に呼びます。

2015年5月以降に販売される端末に関しては、基本的には3社ともSIMロックの解除に応じなければなりません。

*ただし、3社とも端末購入から180日経過したものだけをSIMロック解除の対象にしている点には注意です。この点に関しては後ほどまとめます。

そして、このSIMロック解除に関しては、3通りのチャネルがあります。

  • 店頭
  • ウェブ
  • 電話

 

それぞれの特徴を表にしてまとめてみましょう。

 

 解除方法  インターネット  電話  店頭
 事務手数料(税別)  無料  3000円  3000円
 メリット  無料でSIMロックを解除できる  わかりやすい  わかりやすく、相談しやすい
 デメリット  相談が出来ない  事務手数料が発生する  事務手数料が発生する

 

基本的にはインターネットによるSIMロック解除が望ましいと言えますが、色々聞きたいことがある場合には、手数料を払ってでも店頭で解除してもらうのもよいかも知れません。どれも一長一短だと言えるでしょう。

 

NTTドコモのSIMロック解除方法

NTTドコモに関しては、SIMフリー化を推進していたこともあって元々は即日のSIMロック解除に応じていたのですが、2015年5月の法改正以降は購入後6か月を経過した端末のみSIMロックの解除に応じるようになりました。

そして、もう一つ2015年5月以前に発売された端末化否かで解除手続きに違いがある点にも注意が必要です。

2015年5月以降に発売された端末に関しては、上記したようにネット・電話・店頭でのSIMロック解除が可能なのですが、2015年5月以前に発売された端末に関してはドコモショップの店頭でのみSIMロック解除が出来る点には注意が必要です。

ちなみに、UQ-mobile、mineo、Y!mobile以外のMNVOはドコモの通信回線を使用している為SIMロックの解除の必要はなく、SIMカードをそのまま差し込めば使えるようになっています。

 

⇒ドコモSIMロック解除手続きに関するページ

 ドコモのメールアドレスは維持できる

基本的に、SIMロック解除を行った後格安SIMに移行する場合には、元々使用していたメールアドレスを使えないのですが、ドコモに関しては「SPモード」を継続して使用することでことで引き続きメールアドレスを使用することが可能です。

月額は300円(税抜)かかりますが、アドレスを引き続きしようしたい人にはうれしいサービスであると言えますね。

 

⇒ドコモSPモード

 auのSIMロック解除方法

auに関しては、SIMロック解除に乗り気ではなかったこともあり、2015年5月以降に発売された端末だけがSIMロック解除の対象になります。その際、ドコモと同様に購入後180日が経過した端末のみがSIMロック解除可能である点にも注意しましょう。

auユーザーに関しては、SIMロックを解除しなくても使用できるUQ-mobileかmineoをMVNOに選ぶか、新しく端末を購入するのがよいでしょう。

解除する際は、上記の通りネット・電話・店頭いずれの方法でも可能です。2015年8月にはSIMロック解除専用サイトが開設される予定です。

 

⇒auSIMロック解除手続きに関するページ

 ソフトバンクのSIMロック解除方法

ドコモがSIMロック解除義務化に積極的だったのは、ソフトバンクに対抗する為だという説がありますね。

その真意のほどはわかりませんが、ソフトバンクがSIMフリーに対して消極的なのは確かです。基本的にはau同様2015年5月以降に発売された端末のみSIMロックの解除が可能です。こちらも前2社同様購入後6か月が経過した端末のみ可能です。auと違う点は、2015年7月現在ソフトバンク回線を使用しているMVNOが存在しておらず、ソフトバンクユーザーが格安スマホを利用するには、新機種をセットで購入するしか選択肢がないのが現状です(6か月後にSIMロック解除が出来れば別ですが、2015年7月現在ではほぼ使えないのが現状です)。

幸い、今は安くて驚く程高性能な格安端末が出ているので、そちらを検討するのもよいでしょう。

お勧めはP8liteかZenfone2・Zenfone5になります。共にコストパフォーマンスに優れた良端末です。

なお、ソフトバンクのSIMロック解除は、マイソフトバンクで行えます。

2015年5月以前に発売された端末に関しても、一部SIMロック解除に応じているものもあるため、詳しくは公式ホームページをご覧になられるのがよいかと思われます。

⇒ソフトバンクSIMロック解除手続きに関するページ

 

 手続き前に確認しておきたい4つのポイント

SIMロック解除の前に、次の三点をしっかりと確認しておきましょう。

  • 解除条件を満たしているか
  • 端末が故障していないか
  • データのバックアップをとっているか
  • 乗り換え先のキャリアでも正常に使えるか

 

先述した通り、端末購入後180日が経過していなければ解除条件を満たしていないので注意が必要です。また、キャリアによって解除条件が違う点も気を付けたい所です。

端末が故障していないかという点は割と見落としがちですが、重要な点です。キャリア各社は、故障端末のSIMロック解除に応じてはおらず、故障端末は修理をしたのちに解除の対象となります。場合によっては新しい端末を買った方が安くつく場合もあるので注意しましょう。

忘れてしまいがちなのがデータのバックアップです。

SIMロック解除の際にはデータが破損する可能性が存在していると言われている為、手続き前にしっかりとバックアップをとっておきましょう。

乗り換え先のキャリアで正常に使えるかどうかという点には、最も注意が必要です。

ドコモ系の機種はauの回線には対応していませんし、auの機種はドコモの回線には対応してないため、ドコモやソフトバンクの端末をSIMロック解除後にau系のSIMカードを挿入しても一部の機能が使用できない場合があります。詳しくはキャリアのサポートセンターに問い合わせをして確認しましょう。

 

そもそもSIMロック解除の必要があるのかを考慮してから実行しましょう。

ドコモの端末では、楽天モバイルやDMMモバイル、OCNにIIjmioなどの有力なMVNOがSIMロックをしなくても使えます。

auの端末では、UQ-mobileとmineoがau回線を使っている関係上使用できます。

ソフトバンクの端末に対応しているMVNOはない2015年7月現在ではない状況です。

上記したように、SIMロック解除をする際にはデータの破損などが起こる可能性が指摘されています。必要がないのならばSIMロックの解除をしないのも有力な選択肢だと言えるでしょう。

 

SIMロックを解除するメリットは?

ドコモの端末を使っている限り、それほどメリットの感じられないSIMロック解除ですが、海外旅行をする際には少し状況が違ってきます。

日本のキャリアなどのSIMカードを使って海外に旅行に出かけると、とんでもない額の料金(100万単位)を請求される場合があります。

それを避ける為にも、プリベイド式のSIMカードや現地でのSIMカードの設定変更をする必要があります。

最も、個人的にはそのような面倒くさく、しかもリスクのある方法よりも、海外旅行用のスマホを購入した方が結果的に安くなると思います。

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