スターウォーズスピンオフ「ハン・ソロ」を見てきたので感想とか評価とかそんな感じのを書く

「1つの映画としての完成度は高いがスターウォーズとしてみた時に評価ができるかは難しいところ」

この評がハン=ソロのすべてなのかなと思います。

率直に言って映画としては面白かったですね。

でも、ハン=ソロが主役なのだからもう少しスケールの大きな話と爽快感が欲しかったかなぁと思います。

ローグワンは名もなき者たちの物語だからスピンオフとしてよかった

ローグワンに出てきた人たちは歴史を変える人物という訳ではなく、必要な要素をバトンとしてつなぐ役割だったからこそよかったと思うんですよね

でも、ハン=ソロが出てくるからにはどうしてもスケールの大きさを求めてしまうのがスターウォーズのファンというもので、その辺り製作者との齟齬があったのかなと思います。

ハン=ソロはアメリカでは興行的には不発に近いみたいですが、必ずしも評価が悪い訳ではないのはその辺りのところかなと

あとはソロとソロの恋人が出てきてイチャイチャするわけなんですが、本編でレイア姫と恋仲になって子供まで生まれるのに今さら他の女性とイチャイチャされてもなぁというのがありますよね

スターウォーズの名前があるとどうしても観衆が見たいものが生まれてしまうので、その縛りの中でどう魅せるかを見せてほしかったなぁと思う次第であります

敵が小物っぽいのがなぁ

スターウォーズは対策故に敵にも大物感が要求されます。

エピソード1~6までは皇帝という名の絶対的な悪と、すべての映画の中でも最も存在感のある悪役であるダース・ベイダーがいて、銀河系という大きな舞台に恥じない悪役でした

他にもジャバザハットやボバヘッドなどの名物的な悪役がいて、ライトサイドに対するダークサイドの面々もまた魅力的でした。

今回の悪役は銀河系に根を張る5大シンジケートのボスおよびその背景にいる帝国軍な訳ですが、後に皇帝を撃破するハン=ソロの敵としてはスケールがイマイチだったなぁと

現実世界で言えば5大ファミリーがボスな訳で決して小物ではない訳ですが、それでもハンソロだとなぁ

ジャバよりもさらに小物なんだよなぁ

でも、マフィアの裏に国家があるという構図はあまりにも恐ろしい

何のために死んでいったのよ

最終的に今回の話はなんだったのかを考えるとなんだったんだろうという感想になってしまうんですよね。

敵の盗賊団と資源の奪い合いをしている途中で敵は盗賊団じゃなくて反乱軍でしたので資源渡しましたという話で・・・

その反乱軍が後にレイア姫たちのレジスタンスと合流するのかどうかもよくわからないしソロの恋人がこの先どうなるのかもよくわからないし、見終わった後にモヤモヤが残るのは確かですね。

敵も味方も数多く死んでいったわけですが、最終的に何のために死んでいったのかよくわからないんですよね。

スターウォーズ本編もローグワンも銀河に住まう人の自由を勝ち取るために死んでいったわけで

ソロはその自由の象徴の最たる存在な訳で

自由じゃないソロはソロじゃない的な

 

チューバッカやランドとの出会いは良かった

なんか否定的な感じになってきたんですけど、チューバッカはやっぱりいいですね。

エピソード4~6に出てくるキャラクターはいいキャラが多いですね

3poやR2D2、そしてチューバッカ

3poを担ぐチューバッカとか個人的にはツボで、R2を心配する3poもツボで、エピソード1~3よりもキャラがいいよなと。

チューバッカはやっぱいいよなと思いましたね。

なんでソロがチューバッカとある程度会話できるのかわかりませんでしたし、途中で会ったチューバッカの仲間がどうなったのかもよくわからないですが

仲間はきっと帝国軍に捕まってしまったんだろうなぁ

そういう意味では何も救えなかったストーリーと言えるかも知れません。

でも、ソロの根底にある人のことを結局は放っておけないという面は良く出てましたね。

そういう人物だからみんなルークよりもソロの方が好きなんでしょうけどね

あとはランド

ランドは後にソロを裏切る訳ですが、最終的には宇宙の命運を握る人物になる訳で、エピソード7,8ではどこ行った?

イカサマ使いまくっているのもランドっぽいし、ランドもなかなかいいキャラですわね

ダースモールはなんで生きているんだろう? どちらにしても完全な蛇足

蛇足とは、書かなければよいもの

もしくは書くことによって何かを台無しにすること

ハン=ソロの評価が低い最大の理由はやっぱりダースモールだろうな

ダースモール死んだやん?

クワイ=ガン倒した後弟子のオビワンにやられたやん?

なんで生きてるん?

ググッタラこういうことらしい

エピソード1や2の時も感じたけど映画はできるだけ映画を見ただけで理解できるようにしてほしいね

本編ではエピソード1が最駄作で次が2だと思っているんだけど、映画だけ見てもよくわからんのよね

ドゥークーがクワイ=ガンの師匠だとかさ、サイフォディアスが何だったのかとかさ

そもそも論なんだけどダースモールって別に人気ないよね

死んでたと思っていた奴が生きていた設定は冷めるからやめた方が良いと思う

人気のある味方とかならしょうがないと思うんだけど、モールでこれをやられてもねぇ

キーラとの関係も不明

今回の一応のボスのさらにボスなんだろうけどさ、実はダースモールがボスでしたって言われてもねぇ

ダースベイダーなら別だよ

ダースベイダーがバックにいたんじゃ勝ち目がねぇと思えるし、ソロの因縁にもなる

ローグワンでなんだかんだ一番盛り上がったのはラストシーンでベーダーが暴れるシーンだしね

役者が違うとはこのことですね。

辺にダースモールとの関係をつけたせいでキーラのことがよくわかんくなったし、そもそもソロが欲しい何かをあっさりアキラメルというのもなぁ

元老院議員でお姫様でベイダーの娘でもあるレイアを口説いた男だぜ?

最初の密航のシーンは仕方がないにしても、今回は簡単に引き下がりすぎだ

前半、キーラを迎えに行くために船を手に入れようとしていたハンが後半はやけにあっさり引き下がる

なんやねん!と思ってしまうわな

スターウォーズはある意味で単純明快だからこそ奥深さが出る

スターウォーズがここまで人気が出たのは勧善懲悪だったからだと思います。

圧倒的ピンチ状態で始まり最後は正義が勝つ!

何が正義かわからないなんてことはなく、正義が勝つ!

正義はそれぞれにあるとかあいまいなこと言わないで正義は勝つ!

人が誰にでも内側に持つ正義と悪の戦いであり、そして親子の物語である

広い銀河を舞台にしながらも親子愛をはじめとした愛の物語でもある

今回の物語は複雑でした

愛の信じられない物語でした

エピソード8も正義を信じられない物語でした

一体何がスターウォーズをスターウォーズたらしめたのか?

それは正義であり愛だったのです

今回のハン=ソロは、そういう意味ではスターウォーズ足りえないと言えるかも知れません

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