進撃の巨人 第109話 導く者

最近の進撃の巨人は読んでいるのが辛いですね…

恩を受けた者と恩を受けた者と殺した者と

悲しみの連鎖という言葉がある

例えばイスラエルなんかで起こっていることで、殺されたから殺し、殺したから殺される、その連鎖が延々と続いてしまうことだ

逆のパターンは恩を受けた者が恩を返し、さらのその者が恩を返していくパターン

今回はどちらものパターンが複雑に絡み合ってしまっているところに悲劇がある

「レ・ミゼラブル」並みの悲劇ですよ

サシャの行動が結果的にガビを救っている訳だが、ガビはサシャを殺してしまった

ガビはサシャに救われた少女に助けてもらっている訳だが・・・

これは赦しの物語なんだろうか?

思えば進撃の巨人に出てくる登場人物の、誰1人として救われていない気がする

「救い」が何かと言う問題はあるけれども

悲しいのはガビが壁の中のエルディア人を理解すればするほど、友好的になればなるほど悲劇性が高くなってしまうということだ

カヤは村の人や母親を巨人にやられた

巨人を放ったのはジーク

コニーは故郷の人間を見なジークによって巨人にされた

どうやったってその憎しみは消えないだろうな

この話は本当に、どこに終着点があるんだろう?

結束力は欠く壁内

全てがまとまっていたとは言い難いが、巨人を敵としている時はある程度まとまっていた壁内が、完全にバラバラになっている

ハンジの立場も辛いな

ハンジは頭の切れる人間だけど、今の状況に対しどうすることもできない

エルヴィンならって誰からも思われていて、読者もエルヴィンならって思ってる人多いと思う

兵団側が無策すぎるのも確か

これでは敵が攻め込んで滅亡するのを待っているようなものだ

それを不満に思う人間が多いのもわかる

ただやられるだけってのはもう御免だろう

エレンを英雄視する人間が多いのも流れ

そんなエレンをそそのかしたのはやはりジークの部下たちか

ジークの狙いって先月言ってたことなんだろうか?

じゃあエレンの狙いは?

駆逐してやるつもりなのか?

今月は結局ジークもエレンも出てこなかった

エレンが何を考えているのか、それを知りたい人が多いのにな

ジークの意図もさ

戦え

ミカサが昔助けた女の子が新兵になっていたとはな

子供の4年というのはな

ミカサが思い出しているエレンとの出会い

エレンはある意味そのころから変わっていないのかもしれない

ミカサを助けるために強盗達を倒したことも、マーレの連中を蹂躙したことも本質的には違いがないのかも知れない

やられたからやり返した

戦わなければ、生き残れない

この物語は結局ここに帰結されるのかも知れない

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