川は静かに流れ ジョン・ハート

 いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのジョン・ハートの、アメリカ探偵作家クラブ賞〈通称エドガー賞)最優秀長編賞受賞作。
 はっきり言って賛否両論だと思う。
 私はこの本を読んだ後2日間はやきもきしっぱなしだった。
 救いがない話である。
 好きか嫌いかと言われると、好きな部類ではある。
 それでも、ある登場上人物がクソすぎる。
 基本的に自分のことしか考えていない登場人物達。
 そこに巻き起こされる悲劇の数々。
 ある意味では底の浅い小説であると思う。
 それでも恐ろしい程に惹きこまれていく。なんとも言えない感覚であった。
 出来の悪い「武器よさらば」だと思えば悪くない。
 でもそこまで失いきれてない。
 色々な意味ですごく惜しかった。
 もう少しで傑作になりえたのに。
 そんな感想を抱く。
 色々書いたけど、値段分の価値は絶対にある。
 何も印象に残らない本が多い中で、この小説はいつまでも心の中に残っていると思う。

B級以下のお勧め妖怪2 妖怪ウォッチ2 対戦

 前回紹介漏れが多々あったので、追記します。。
 まずはブリー隊長
 この人(妖怪)を忘れてはいかんね。。
 ビリーズ・ブートキャンプをもろにパクったブリーズブートキャンプの発案者。エンディングに出ずっぱりなど美味しい所を持っていく。
 そもそものスキルが両隣の攻撃を少しあげるものなのに、イサマシ陣を発動させればさらにアップし、取りつきで全ステータスあげてしまう驚異の性能。
 ドンちゃん 
 スキル「どんどんフィールド」で敵も味方もステータスアップ!!
 回復もできて専用の装備まである。
 江戸っ子パンダ
 スキルが隠密。ダブルブロッカーに壺ガード魂をもたせる時のおとも。
 みかんにゃん キウイにゃん
 倒されると仲間の妖気を上げる。必殺技パーティのお伴。
 しどろもどろ 
 必殺技無効。強力な必殺技。取りつき強力。
 メゾン・ドワスレ
 敵味方がガードしなくなる。故にこの妖怪はすぐにやられる。
 
 雨女 晴れ男
 パーティ紹介参照。ノヅチのお伴。反則気味に強い…
 
 ちなみに、B級以下で装備が二つできる妖怪
 イサマシ族
 ・寝ブタ
 ・やきもち
 ・ちからもち
 ・さきがけのすけ
 フシギ族
 ・ばか頭巾
 ・かぜかも
 ・ずるずる鶴
 ・のっぺらぼう
 ・アペリカン
 ゴーケツ族
 ・あせっか鬼
 ・ドキ土器
 プリチー族
 ・びきゃく
 ・ひとつめ小僧
 ブキミー族
 ・みちび鬼
 ・ぎしんあん鬼
 ・ガ鬼
 ウスラカゲ族
 ・こおりんぼう
 ・とほほぎす
 にょろろん族
 ・ホリュウ
 

B級以下のお勧め妖怪 妖怪ウォッチ2 対戦

 S級やA級は2体までだけど、B級以下はいくらでも使える。
 よって、対戦で勝つにはB級以下の妖怪を上手に使う必要があるのだ。
 B級以下には、5つの役割があると思う。
 ・回復型
 ・必殺技型
 ・壁型
 ・攻撃型
 ・サポート型
 回復型妖怪 
 壁役やメイン妖怪を回復する妖怪。バランス型パーティやダブルブロッカーパーティにいることが多い
 ババァーン キズナース ズキュキュン太 等が挙げられる。
 取りつきが優秀(守りダウン)で、左右の妖怪も回復できるババァーンや、回復した妖怪のおはらいが出来ることもあるキズナースがお勧め。ズキュキュン太だと、スキルが腐ってしまってもったいないのけど、この辺りは好みの問題だと思う。。回復の効果は低いが、ゴーケツ陣を貼れるプライ丼なども使い勝手がよいと思う。
 
必殺技型 
 強力な必殺技で場を制圧する妖怪。
 代表妖怪はホリュウ。
 必殺技の「とりあえずブレス」は威力230! B級は勿論、下手なS級より強い必殺技。
 二回に一回しか行動できないが、必殺技専門妖怪だと思えば気にならない。
 しかも装備枠が二つ。影オロチの魂を持って妖気をブーストさせるもよし、えんらえんらの魂で隣の妖気をブーストするもよし。とにかく強い妖怪だと思う。
 他には、威力はないがとりつきが強力なボー坊とやめたい師もここに入ると思う。両者ともスキルが優秀。わるにゃんもここに入れてよいと思う。
 壁役
ダブルブロッカーが強すぎるのであまり出番はない。あえていうなら「土俵際」のスキルをもつさくらのじまや、火と氷に強いギンカク、物理技を軽減できるのぼせとんまんや耐久の高いケマモンなども、相手によっては活躍できる。でも、みんなまとめてイサマシ族にはやられる。とげニャンもスキルは強い(1.5倍返し)が、あっさりやられてしまう印象がある。
 攻撃型 
 ミツマタノヅチ一択!!
 強すぎて困るぐらい強い。説明不要。
 基本的に、ノヅチを除けばこの枠の採用はあまりない。通常の攻撃に関して言えば、B級以下の妖怪はA級、S級の妖怪には歯が立たないのだ。
サポート型
 ほとんどのB級以下妖怪はここにあたる。スキルやとりつきでS級やA級のサポートをするのがただしい使い方であろう。
 その中で何体か強いの紹介します。
 ・ひとまか仙人
 ・ヨミテング
 ・装備枠が二つの妖怪
 ・雪女
 ・認MEN
 ・さかさっ傘
 ・つらがわり
 ・にくくい男
 エースを実質二回攻撃にする「ひとまか仙人」はやはり別格であろう。ノヅチと並んで採用数の多い妖怪。
 個人的にはヨミテングが好きで、妖怪達人までは使っていた。ダブルブロッカーの弱点をつける嵐の術、高い妖力、回復の効果を下げられるスキルが優秀。壁も回復されなければいつか落ちる。
 装備枠が二つある妖怪は無条件に強い。
 認MEN対策のあせっか鬼かぜかもトホホギスも持ち物で能力を上げれば信じられない火力を出す。ブシニャンが一撃でやられた時は改造かと思った。
 中でも、E級ではあるが、ばか頭巾の性能は壊れだ。取りつくで妖力が超アップ! かぜかもの妖力を極限まであげれば、ダブルブロッカーさえ壊せる!! C級以下しばりなどを行う時には必須だ。
 イサマシ族であるさきがけのすけはよく見る。入手難易度は高いが、それだけの価値はあるようだ。ぶしにゃんの攻撃アップに加え妖力ブースト。かなり強い。
 雪女
 武士ニャンの弱点は氷である。その氷を高威力で打てるのは強い。
 認MEN
 相手のウォッチを回転させなくするのは強力。実は回復もでき、必殺技も強力。使い方によっては場を制することが出来る。ただし脆いので注意。あせっか鬼がいたら終わる。
 さかさっ傘
 前衛の素早さを上げる。
 これはとんでもなく強い効果である。
 相手のブシニャンばかり行動する。おかしいよ! と思ったらこいつがいた。
 素早さが高い=行動回数が多い+命中率が高い+回避率が高い。
 いかにこの妖怪が強力かわかる。
 つらがわり
 かつてひとまか閃光パーティに対する数少ない対抗策として注目された。
 順番を変える能力は強い。陣が発動できなかったり、サポート目的の魂も役立たずになる可能性もある。
 にくくい男
  自分がノヅチもダブルブロッカーも使わないのなら、今や必須と言えるかも知れない。
  直接攻撃に誘導するスキルは優秀で、攻撃大アップのとりつきも強い。
  お勧め
 ここには書かなかったけれども、オオツノノカミやヤマトとのコンボが狙えるしわくちゃんなんかも強い。
 
 

少年ジャンプ

 来週は月曜日が祝日なので、今日発売でござった。
 読んでみて驚愕。
 ワンピースがねぇ。
 ハンターもねぇ、ワンピースもねぇ。
 NARUTOがもうすぐ終わるらしい。
 始まったのが私が高校生の時だったから、ずいぶん長く続いたなぁ。
 「やはり天才…」などの名言で知られるナルトも終わり、銀魂も何やら終わりそうだよなぁ。
 最近は両方とも面白くなってきたけど、やっぱり限界なんだろうなぁと思う。
 週刊で漫画を連載するって、考えただけでも凄まじいことだ。
 毎号毎号話を考えなければいけないし、絵も描かなければならない。
 漫画家が皆早死になのもわかるような気がする。
 それにしても銀魂、ようやく松陽先生が出てきたよ。
 ずいぶん待たされた気がするなぁ。
 これからの展開は少し楽しみだ。

不登校の進路先

 一昔前は、一度不登校になってしまったら人生終了、という風潮があった。現在もこのように考える親御さんは少なくない。
 しかし、良くも悪くも不登校児童を取り巻く環境はよくなってきている。
 現在、中学校三年生時点で不登校だった生徒の進学率は85%である。
 不登校の生徒の進路先にはどのようなものがあるのか?
 ・通信制高校
 ・定時制高校
 ・通信サポート高
 ・私立高校
 ・公立高校
 ・専門学校
 などがある。
 残念ながら多くの高校は不登校を受け入れない。
 公立高校は特にその傾向が強く、田舎になればなるほど偏見に満ちているきらいがある。
 首都圏で言うと、都立や神奈川には比較的受け入れる高校があるが、千葉や埼玉は厳しい。
 もっとも、県全域での定時制のみの高校や三部制の高校が設置されるなど、専門の教育施設は整備されつつある。
 一昔前は、不登校経験者の高校中退率はとても高かった。
 中退率60%以上。
 実に厳しい現実だったが、現在では進路先の大幅な整備があったためか、中退率は14%となっている。
 実際私が担当した生徒の中にも早稲田や慶応などのなんか私立に合格した者もいる。
 長い人生、一度も躓かない人間などいないと思う。
 重要なのは、躓いた後いかに立ち上がるかなのだ。
 そのためには、躓くことに関してもっと寛容である社会を作っていかなければならないのであろう。
 更に詳しい情報をまとめました。ご参考にしていただければ幸いです。
 不登校でお悩みの方へ

アンドロイドは電気羊の夢をみるのか フィリップ・K・ディック

71mHbvWceBL 映画「ブレードランナー」の原作、という煽りが気に入らない。
一般的には映画の方が有名かもしれない。
ハリソン・フォード主演のこの映画は、名画ランキング100、なんていう企画があると必ず入る。
映画だけを見ればそうなのかも知れない。
しかし個人的にこの映画は好きではない。
原作をかなり改悪しているからだ。
この映画に限った話ではないが、原作付の映画やドラマは改悪が目立つ。
私はこの本が好きである。今まで読んだ本の中でトップ10に入るかどうかぐらい好きである。
ページを繰る手が止められず朝になっていた。実際の話しである。
話の舞台は近未来。第三次世界大戦で荒廃してしまった世界を描く。
多くの生命体が失われてしまった地球。
生き残った人類にとっての夢は、本物の動物を飼うこと。
主人公のエリックは電気羊しか飼っていない。本物の動物は貴重で高いのだ。
 人間と他の生物を分けるのは、他者への共感を持つか否かである。
この小説の根底に流れているのは、人間とは何か? 人間にとって重要なことは何か? ということである。
ロボットやアンドロイドに対する認識は、日本人と海外で大きく異なると思う。
日本におけるロボットは、鉄腕アトムであり、ドラエモンである。すなわち、友達であり、自らを犠牲にしたとしても我々人類を助けてくれる存在なのだ。
向こうでは違う。ゲーテの「ファウスト」に出てくるブラッドベリのように、ホムンクルス(人造人間)は邪悪な存在なのである。
神のみが生命体を作れる。
キリスト教感が強く表れていると思う。
この本のアンドロイドは徹底的に悪として描かれる。
日本人の私にはアンドロイドが可哀そうに思えてくるのだが、やはり邪悪な存在なのだ。
映画版ではアンドロイドは人間に近い存在として描かれる。
原作では、見かけは近いが、中身は違う。他者への慈しみや愛を持てないのである。
映画では中身も人間に近い。
人間という存在への浮き彫りがまるで違うと思う。作品の核を壊してしまっているのだ。
まるで映画批判になってしまったが、それはこの作品を愛するが故である。
命とは何か、人間とは何か。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

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是非この本を読んでほしい。

ハロルドとモード 

 今回は私の好きな映画を紹介したいと思う
 ハロルドとモード 少年は虹を渡る
 
 確かイギリスのエンパイア誌の傑作映画かなんかで紹介されていた記憶のある映画。なかなかぶっとんだ映画である。わりに、根底には確かなものが流れていると思う。
 始まりはピアノが鳴っていて、陽気な映画なのかと思ったら、突然主人公の青年が自殺をする。
 おいおいなんなんだ? と思った私はもう映画に引き込まれていた。
 部屋に母親が入ってくる。
 子供に目を向けることもなく仕事の電話を続ける母親。
 なんなんだよこれは。。
 そのまま家族で食事のシーン。主人公ハロルドはガラガラ声で「のどが痛い…」 母「じゃあ早く寝なさい」 別に息子の方を見ようともしない。
 ここで、どうやらハロルドは何度も自殺未遂をしては母親を困らせていたらしいことが分かる。
 場面は変わって葬式のシーン。
 ハロルドの趣味は知らない人間の葬式に出ること。この理由は作中重要。
 そしてもう一人、明らかに喪服を着ていない女性が。
 史上もっともぶっとんだヒロインモード。
 
 
 モードはハロルドをドライブに誘うが、ハロルドは遠慮する。そのままモードはどこかに行ってしまう。そして神父が一言「あの車は私のなのだが…」
 その後も再び葬式で出会う二人(モードは違う車に乗っている)。
 破天荒なモード。そこらへんにある車には勝手に乗り、街路樹がかわいそうだと言っては引っこ抜いて森に植えに行く。彼女には法律や決まり事は関係ないように思える。
 「いつまでも持っていられるものなんてないわ」
 自由奔放なモードに惹かれていくハロルド。ハロルドは誰にも見せなかった胸の内をモードに見せる。
 「本当は死ぬつもりなんてない。死にあこがれているだけだったんだ」
 一度、母親がハロルドを死んだと思った時があった。彼女は今まで見たことがないような様子で泣き叫んだと言う。
 それ以来、ハロルドは死ぬつもりのない自殺を繰り返すようになった。
 ハロルドは来年80になるモードに結婚を申し込む。
 指輪を薬指にはめるハロルド。
 この後のモードの行動を、私は生涯忘れることはないと思う。
 それほどまでに、彼女の行動は突飛で意外で、印象的で、素敵だった。
 そして其の後ハロルドはある重大な発見をする。
 そのシーンはすべてを一変させる。
 あるシーンが映画のすべてを変えることがあるが、この映画のこのシーンがまさにそれである。
 この映画はもっと色々な人に見てほしい。
 そう思う。
 いい映画だと思う。

ミレニアム ドラゴンタトゥーの女 下 2

 二人の出会いのシーンはなかなか面白かった。書評家の大森望をして「最萌ヒロイン」と言わしめたリスベット・サランデルがドギマギしているシーンはなかなかに興味深い。
 彼女は常に攻める側の人間である。
 彼女は天才的ハッカーなのだ。あらゆるコンピューターに侵入して、あらゆる人間の弱みを握る。彼女自身攻撃されることは少ない。が、攻撃をされたら何倍にもしてそれを返す。そのこともまら二部への伏線となる。
 通常、サランデルのハッキングはバレることはない。
 
 が、ミカエルは彼女が自分のパソコンをハッキングしたことを知る。
 サランデルは自分への攻撃を許さない。しかしミカエルのそれは、攻撃ではない。でも弱みを握られた。
 ミカエルは自分の置かれている立場と、今している仕事をサランデルに話す。
 結果として、ミカエルは写真を撮った人物を追い、サランデルはハリエットの残した暗号を解読し、調査を進めることにする。
 事態は急速に展開していく。
 ハリエットを殺したのは誰なのか?
 事件の意外な真相とは?
 幾重にも張り巡らされた謎。愛と復讐。

 真相は是非この本をお読みになって確かめてほしい。
 文字通り、だまされたと思って。

不登校について考える3 

 家庭不全不登校
 教育の問題というよりも、深刻な社会問題である。
 家にいる不登校というより、盛り場にいる中高生はこの類型に含まれることが多い。
 原因としては、DV(家庭内暴力)やネグレクト、両親の離婚などが挙げられるが、父母が精神的に著しく幼い場合もある。
 または、比較的富裕層だが、両親共に不在時間が長いなどの場合もある。子供に本当に興味がないのではないか? と疑われるような親御さんもいる。
 この問題で恐ろしいのは、連鎖をするということである。
 満足な教育を受けられないまま大人になってしまう悲劇は、アフリカなどの後進国を見ていただけるとわかると思う。
 この類型の子は、最低限の漢字や、九九が言えない場合が多々ある。満足に職に就けず、子供が出来たら虐待に走ってしまうケースも多い。虐待の連鎖である。
 家出してしまうことも多く、最悪暴力団などに食い物にされる。
 教育機関は見て見ぬふりをし、警察の厄介を繰り返してしまう人間を生み出す。
 どこかの段階できちんとした教育を受けられればよいのだが、基礎の基礎ができていないため、満足に読み書きができない。
 「希望格差社会」という本が流行ったが、まさしく将来への希望を見いだせないのである。
 今急速に、増えている。
 決して無視できる問題ではないであろう。
 その他
 私が知る限り、上記の5種類のうちどれかにあてはまるケースがほとんどであると思う。
 後進国では働き手としての児童が挙げられるが、日本ではあまりない。
 私の知っている限り、アスペルガー症候群やADHDによる不登校が挙げられると思う。
 アスペルガー症候群。これは色々な症状を総合した症状であるので、同じアスペルガーでも全然ことなっていたりする。本人に自覚がないことがほとんどで、大人でも実はそうである場合が多い。高機能自閉スペクトラムという言葉もある。知的障害を含まない自閉症のことである。知能は一般人に比べて高いことも多い。事実、平均で85点を超えるようなアスペルガーの子もいた。「ミレニアム」に出てくるリスベット・サランデルもアスペルガー症候群である。彼女も学校には行っていなかった。
 ADHDは、注意欠如多動性障害のことで、じっとしていられない子供である。授業中に立ち歩いてしまう子はこれにあたる。ADHD用の薬もあるが、副作用が強い薬が多い。最近では効果が高く、比較的副作用の少ない薬も出たが、とても高い。
 ある意味では両方病気ではあるのだが、気づかずに大人になることも多く、成人後に苦しむパターンも多い。
 
 いずれにせよ、教育は国の基幹である。
 不登校の問題は遠い海外の話ではないのだ。 

不登校について考える2

 子供の数は過去最低だが、特別支援級に所属する子の数は最大である。
 少しややこしいのだが、特別支援学校と特別支援学級がある。以下支援校と支援級。
 厳密に言うと違うのだが、ここでは便宜上同じにする。
 よく勘違いされるのだが、LDと知能障害は大きく違う。
 知能障害というのは、WISK検査などで、IQ70以下の子を言う。
 LDに関しては特別な定義はない。
 スピルバーグやトム・クルーズがLDであったことは有名である。特にトムはディスクレシア(難読症)であった。
 知的に全く障害はないのだが勉強にかんする能力が著しく低い。ので、支援級ではなく普通級に通う。イジメの対象になってしまうことも多々ある。
 単に勉強ができないのとは違う。たまに5点とかとって自分の子をLDだと疑う保護者の方がいるが、違う場合がほとんどである。
 この問題に関しては、本人や保護者が認めたがらない場合が多い。
 特に現在の小中学生の保護者は、バブル世代であることが多い。この世代は兎角に努力信仰家であることが多く、努力すれば必ず夢はかなうと信じている人間が多い。
 なので、子供に対して「お前の努力が足りないんだ」と言って詰め寄るパターンが多く、子供が精神的に壊れるパターンが非常に多い。
 ありのままの子供の姿がみえていないのだ。
 できたことをしっかり認めてあげる。それさえできれば、この型の子はうまくいくことがほとんどである。
 病気による不登校
 基本的には病気を治すしかないのだが、この型の子供たちもまた学力面での遅れが発生してしまう。ので、誰かが彼ら彼女らに教育を施さねばならない。
 が、この国の実情は厳しい。
 イギリスやアメリカにおいて、教育を受けさせないことは虐待である。
 多くの国は、「学校にいくこと」には重きを置いていない。ので、不登校に関するサポートは充実しているのである。
 この点において日本は、公も民間もまだ十分に整備されていないのが現状である。
 学校以外で教育を安価に受けられる手段。これがこの国には必要であろう。
 なんとなく不登校
 近年特に増えているような気がする。
 なんとなく行きたくなく、行ってしまえば何てことはない。という子である。特に理由が釈然としないのだが、なんとなく学校に行けないのである。
 ある日何事もなかったように学校に行き始める。
 よくも悪くも、不登校が市民権を得ているからこその現象なのかも知れない。
 不登校に関する問題において大きいのは、その負い目である。
 不登校=劣等種
 当人及び保護者の方にはその意識が強い。
 が、この型の子達にはそういった負い目はない。よく言えばリベラルである。
 不登校=悪という概念がなくなりつつあることは、ある面では非常にいいことだと思う。
 そろそろまた仕事に行く時間なので、続きはまた書こうと思う。