ジャンプ歴代ベスト10 世界よ、これが本当に面白い漫画だ!!

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あまりにも名作が多すぎて、選びきれなかったベスト10ですが、際限がなくなりそうだったので、完全なる独断と偏見で選びました。
なんであの○○が入っていないんだ! という方もおられるでしょうが、軽い気持ちで読んでいただければと思います。
あまりにも甲乙つけがたいため、今回はランキング形式ではなく、純粋に10作集めました。
それでは戯れ記事をお楽しみ下さい。

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少年ジャンプ 2015年 6・7合併号 暗殺教室122話 ワンピース772話 銀魂524訓 黒子の連載再開!!

 黒子のバスケが「ジャンプNEXT」で再開されるらしい。
 今度はアメリカのチームと対戦するらしく、かなり楽しみである。
 スラムダンクの作者井上雄彦さんと黒子のバスケ作者の夢の対談まで実現するそうで、とても楽しみである。
 
 やはり少年ジャンプがあると日常という感じがする。
 いつの頃からか、少年ジャンプを読むのは習慣になっている。
 桃太郎の絵本を読んでもらっていた時代から、少年ジャンプはそこにあった。
 一回大ヒットを飛ばしたけれども、続編が振るわなかった漫画家もたくさんいた。
 そんな中で、前作「ネウロ」よりも大幅に話の作りも画力も上がっているのが「暗殺教室」の作者松井優征だ。
 
 「他人の見えない部分を才能と呼ぶんだ」
 これは今週の暗殺教室に出てきたセリフであるが、こうしたセンスのある言葉を毎週ちりばめられるのはさすがである。
 今度アニメ化や実写化もされるそうで、まさにノリにのっていると言える。
 ワンピースは相変わらず麦わらの一味が活躍しないが、普通に面白いのが困る。
 いや、困らないか。
 ディアマンテの悪役ぶりがいい味を出しているし、やはりキュロスを応援したくなる。
 今回の話において、キュロスは誰よりも主人公だ。
 思えば、ワンピースというのは、ルフィよりも主人公っぽい登場キャラクターが沢山いる。
 アラバスタ編ではネフェルタリ・ビビがその役割だった。
 国を誰よりも想い、危険を顧みずに行動した。
 初期にラブーンを食べようとしていたのはいただけないが、いいキャラクターだった。
 それを助けたのがルフィ達麦わら海賊団だった。
 ビビは、誰の協力も得られないまま、ある意味ではたた一人で強大な敵に立ち向かっていた。
 当然、勝てるわけもなく、誰にも聞こえない涙を流した時、ルフィは言った。
 「大丈夫、お前の声は俺たちに届いている」
 よくよく考えると、ルフィはクロコダイルと戦う必要などなかった。
 ただ、友を救うためだけに超強敵と戦った。
 ウソップの時もそうだったが、友を助ける為に命をかける。
 シャンクスから受け継いだ意志。
 それがモンキー・D・ルフィの今を形作っている。
 チョッパー編では、ドルトンがその役割であった。
 誰よりも国を思うドルトン。
 空島編ではワイパーだった。
 先祖の友情を守るために命をかける。
 そして、今回はキュロス。
 こういうキャラクター造形はさすがであると思う。
 バルトロメオやキャベンディッシュのキャラクターも立ってきた。
 麦わらの一味が強くなり過ぎた為、むしろこういう脇役的なキャラの戦いの方が面白くなっている。
 ジャンプ漫画の宿命か。
 銀魂は、もうギャグはやらないのだろうか。
 やはりギャグが懐かしい。
 「将軍かよ!!」
 は鉄板ネタだっただけに、将軍には死んでほしくないのだが…
 

少年ジャンプ 2014年 12月23日発売 新年4・5合併号 ワンピース771話 銀魂523話

 4日で55時間も労働した。
 この国の労働環境はおかしい。
 いつも思うのだが、12時過ぎの電車になぜあれほどの人がいるのだ?
 酒飲んでるならまだしも、みんな明らかに仕事帰りの様子。
 色々と絶対おかしい。
 なんて話はおいておいて、今年最後の少年ジャンプの感想。
 やっぱりこの雑誌はワンピースがあるとよくも悪くも違う。
 今週のワンピースに関する感想は複雑だ。
 率直に言うと、面白かった。
 けどおかしいな? と思う点もたくさんある。
 とにかくギャグがすべっていた。
 最近のワンピースはほとんどのギャグがすべってしまっている。
 特に魚人島のサンジが鼻血を出すくだりはひどかった。
 そう、ただすべっているのではない。
 
 すべったギャグが突然シリアスモードになるから性質が悪いのだ。
 今回もそうだった。
 前半戦のすべったギャグもそうだし、ベビー5の過去もそうだ。
 ベビー5の過去は本来泣ける。
 親から望まれずに生まれ、生まれた後にその無責任な親に捨てられる。
 自分自身に存在価値を見いだせないまま、大人になってしまった。
 ベビー5は誰かに欲せられるとすぐに惚れてしまう。
 この部分は本来ギャグだったはずだが、今週号でとてつもなくシリアスなものに変わってしまった。
 このベビー5のキャラクターは個人的にはかなりリアルだと思う。
 親から虐待を受けた子は、自己評価がかなり低い。
 誰かに必要とされたいと願う心が人一倍強くなるのだ。
 だから、現実世界ではヒモにひかっかたり、詐欺にあいやすかったりする。
 更には、自分の子供が出来た時に、やはり子供を虐待してしまうようになる。
 いわゆる虐待の連鎖である。
 人間というものは、親にされたようにしか、子供を育てられない生物らしい。
 昔からいたのかも知れないが、最近は特に無責任な親が増えた。
 生んだ子供をトイレに捨てたとかいうニュースを見るたびに、胸糞が悪くなるのは私だけではあるまい。
 後進国ではよくあることではある。
 「シティ・オブ・ゴッド」という映画がある。
 全人類が見るべき傑作映画である。
 ブラジルのスラムを描いた作品であり、子供たちがいかにして犯罪者になっていくかが映し出されている。
 最後のオチは有名であり、衝撃である。
 全ての子供たち及び、全ての大人が見るべき映画であると思う。
 

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 この映画に出てくる子供たちに、善悪の区別などない。
 ワンピースの話に戻ろう。
 今回のラオGは、無理やり悪役にされた感がある。
 ドフラミンゴファミリー仲良かったやん!!
 てか、ラオG倒した奴の名前なんだっけ?
 ドン・チンジャオのことはなんとなく覚えている。
 昔ガープにやられたおじいさんである。
 懸賞金が五億もあったことは忘れていた。
 ドフラミンゴよりも高い。
 今まで出てきた奴で最高額であったのだった。
 その息子がジャッキー・チェンばりに覚醒するのだが、全く記憶がない。
 誰だっけ?
 そもそも、闘いの最中よそ見するというのもなんだかなぁ。
 話自体はとても面白かったのに、あらゆる要素に違和感を感じた今回の話だった。
 もう、麦わら一味は出ない方が面白いんじゃないか?
 トリコは最近安定して面白いと思う。
 戦争なんかがそうだが、バラバラだった個をまとめるのは恐怖であり、危機に対する防衛、異物に対する排除なんかであると思う。
 かつてイギリスやフランスは、反乱を防ぐ為に民族同士の争いを煽った。
 のちにそれらはビアフラ内戦や、現在のソマリアの状態などを作り出した。
 まぁ、トリコ関係ないんだけど。
 相変わらず猿王バンビーナのキャラはよい。
 暗殺教室は、今は前哨戦と言ったあたりだろうか。
 勉強の内容を敵に例えて描写するのは、この作者が初めてだろうか?
 難問を解くのと強敵を倒すのは似ているかも知れない。
 RPGで敵を倒すと経験値がもらえ、レベルがアップする。
 敵が強ければ強いほど、経験値は高い。
 問題は解くごとに力がつく。
 難問であればあるほど経験値は高い。
 この作者の表現力はすごい。
 そして、今週はやっぱり銀魂の巻だった。
 沖田が土方にイタズラをするシーンを見て安心したのは私だけではないはずだ。
 平穏というのは、普段はそのありがたみが分からないものだが、失ってその重要性を知る。
 シリアスが続いていただけに、普段のギャグっぽいものが緩和の役目を果たしていたと思う。
 このあたりはワンピースと逆だった。
 シリアスとギャグとは難しい。
 そんなことを感じた回だった。
 
 

少年ジャンプ 2014年 新年三月号 ワンピース770話 銀魂522話 トリコ305話

 

 この数年、ロロノア・ゾロに関する扱いがあまりよくない。
 私が中学生の頃、東の海編において、ゾロは誰よりも輝いていた。
 怪我した腹を自分でかっさばいて、
 「ハンデはこれぐらいで十分か?」
 瀕死の重傷を負いながらも、
 「ふつうの人間は倒れるぐらいでも、俺は倒れちゃいけねぇ」
 と言いながら敵を倒す様は、純粋にあこがれた。
 グライドラインに入った直後は、ルフィとも互角のような描写だったように思う。
 ルフィが初めて七武会の一人を倒した時、ゾロとルフィに格段の差が生まれた。
 Mr1は確かに強かったし、それを倒したのはさすがだと思う。
 問題なのは、空島編だったかも知れない。
 空島編のストーリーが問題だという意味ではない。
 コミックで後で読んでみると、空島編は一番の完成度を誇っていると思う。
 ルフィがエネルを倒し、モンブランのおっさんに鐘の音を聞かせるシーンは、ワンピース屈指の名シーンである。
 友情の為に強敵を倒す。
 モンキー・D・ルフィとはそういう男であった。
 連載で読んでいた時は、伏線も何も忘れていたので、改めてコミックスで読んだときは、感動さえした。
 ワンピースはコミックス向けである。
 この頃のルフィには何の問題もなかった。
 問題なのは、世界一の剣豪をめざし、
 「俺はもう負けねぇから」
 
 という感動的な名ゼリフを剣を天に突き立てながら叫んだロロノア・ゾロが、いとも簡単にエネルに負けてしまった点にある。
 普通に負けてるじゃねぇか!!
 その後海軍大将青キジにもなすすべもなく負けた。
 ルッチにも負けた。
 暴君バーソロミュー・くまには土下座した。
 黄猿にはなすすべもなく負けた。
 ……おい、もう負けないんじゃなかったのかよ!!
 ルフィは冒険の途中において、
 七武会を二人倒した。
 CP9歴代最強の男を倒した。
 今七武会の一人と闘っている。
 対してゾロは、
 ……あまり強い敵と戦っていない。
 戦ってはいるが、勝負が不問になったり、相手の強さが微妙だったり、負けている回数の方が多い。
 いままた戦っている相手は、七武会最高幹部のピーカである。
 ルフィとゾロ、どうしてこんなに差がついた……
 そもそもルフィは最強である必要はない。
 たとえるなら、アメリカの大統領が戦ってマイク・タイソンに勝てなくてもいい訳だ。
 海賊王が最強でなきゃいけない訳じゃあなかろう。
 対してゾロは、世界チャンピオンを目指してる訳で……
 個人的にはフジトラと闘って欲しかったよ。
 で、フジトラとはサボが戦うのかよ!!
 世界一の剣豪を目指すんだろう?
 ピーカは剣豪ですらねぇえええええ!!
 あと、今週活躍した巨人って誰だっけ?
 昔奴隷として売られた巨人だっけ?
 今週倒されたの誰だっけ?
 登場人物が多すぎる。
 ラーマーヤナ並に多いよ。
 最近のワンピースはゴチャゴチャして読みにくいんだけど、結局登場人物が多すぎるんだよなぁ。
 おかげで、話の焦点がぼやけてしまっているように思う。
 だから、登場人物の限られる過去編だけが面白くなるんだろうなぁ。
 尾田栄一郎の師匠である和月氏のるろうに剣心も、剣心以外が闘い始めてから面白さが急激に落ちてしまった過去がある。
 いいところも受け継いだけど、変なところも受け継いでしまったよなぁ。
 銀魂は少年ジャンプの王道的展開になってきた。
 特に、カムイと神楽の兄妹の共闘はいいね!
 物語の本当の敵「天導衆」との戦いがようやく始まった。
 仲間たちは皆満身創痍。
 ベタだけど、漫才も漫画も、ベタが一番面白いんだよね。
 久しぶりに、もしかしたら初めて銀時が本気で怒っているのもよかった。
 連載長いのに、実は銀時って本気で怒ったことはないような気がする。
 友情・努力・勝利
 少年ジャンプはやっぱりこれですね。
 トリコについては、重力の概念がおかしい気もする。
 トリコの世界の物理法則は、きっと我々の住む世界とは違うんだ。
 で納得しておきましょう。
 猿王バンビーナ。
 このキャラクターはやっぱり好きだ。
 おにごっこで皆帰っちゃったのに、一人だけかくれんぼしてる子供みたいだ。
 こういう、悪ではない敵キャラはいいよね。
 
 暗殺教室は、もう立派な看板だと思う。
 人に教育しようと思う動機は、「自分の成功を伝えようと思うから」もしくは「自分の失敗を伝えようと思うから」の二点にしぼられる。
 教育業界に身を置いている人間としては、なるほどなぁと思う所がありましたよ。
 成功するのは圧倒的に後者が多い。
 成功体験って重要視されるし、貴重な体験なんだけど、それはそいつの能力があるからできることであって、他の人間にできるとは限らないんですよね。
 この業界には、高学歴必ずしも名教師ならず、って言葉がある(今私が言った)がありまして、スポーツ万能、手先器用、成績いつもトップクラス、って人間は意外と活躍しにくかったりします。
 才能を伝えることは出来ない。
 こうしたタイプは、自分のやるようにやっていれば絶対できるんだ!! と言う確信を持っている人が多いんですよね。
 で、イライラしてしまう。失敗したことない人間は、人が失敗することが理解できなかったりするんですよね。
 だから生徒のモチベーションをどんどん下げてしまう。
 それで生徒はますます勉強が嫌いになっていく。
 私は個人的に二次被害と呼んでいるのですが……
 まぁ、それが理由なのか、旧帝大卒業している人間よりも、日東駒専卒業している人間の方がいい結果を出す場合もあるから面白いですけどね。
 プロ野球の世界でも、失敗を伝えられる人間の方が名コーチ、名監督になったりしますからね。
 失敗を伝えるって重要なことだと思いますよ。
 話はそれてしまったけれども、「暗殺教室」のオリジナリティはかなりいいと思う。
 学校というのは誰しもが体験する舞台で、どんな学校にも優秀な奴とおちこぼれがいる。
 おちこぼれ達が優等生を倒すのは、劣勢を覆す展開であり、いわば少年誌の王道。
 結局、面白い漫画って、弱い奴主人公がいかにして強敵を破っていくかに尽きると思う。
 もちろん、るろうに剣心やドクタースランプみたいに主人公が元々最強って漫画もあるけれど、結局みんなドラゴンボールが好きだもんね。
 

 
 

少年ジャンプ 2014年 新年二月号

 ワンピースねぇのかよ!!
 ワンピースのない少年ジャンプは牛丼のない吉野家だ。
 最近のワンピースは当然のように休載を繰り返すようになってしまった。
 ただでさえ展開が遅いのに、勘弁してくれよぉ
 ドフラミンゴを倒すのは、下手すりゃあ再来年か?
 まぁ、連載している分だけハンター×ハンターよりマシかも知れないけど、ハンター×ハンターは絶対に面白いという確信があるが、最近のワンピースは……
 と愚痴をこぼすのはやめておこう。
 今週は「トリコ」がよかった。
 猿王バンビーナ
 その圧倒的な強さがよかった。
 あっち向いてほいの風圧だけで首が何十週もし、ひざかっくんをしたら足がなくなり、腕相撲で腕がもげ、くしゃみをしたら地形が変わった。
 強さのハイパーインフレが続くトリコにおいて、圧倒的な強さを表現できるのはさすがだと思った。
 しかも、猿王バンビーナは闘っているのではなく、ただ遊んでいるだけというのもよかった。
 悪とか正義とか関係なく、ただ遊んでいるだけ。
 圧倒的に強すぎるだけに、遊び相手すらいないバンビーナ。
 奴もまた孤独 BY 北斗の拳
 遊び相手がほしいがために、部下の猿達を特訓していたあたりもちょっとさみしい感じもする。
 フリーザやバーンみたいに、悪のカリスマ的な強さでなく、純粋な強さでの絶望感を表現した所がグッド!!
 なかなかそういう敵キャラはいないからね。
 封神演義の申公豹以来かな?
 ちょっと思いつかない。
 絶望に打ちひしがれるトリコ達を立ち直らせたのが、純粋な「食欲」だった点もよかった。
 久しぶりにニセコイを見たら、相変わらずニセコイだった。何年も読んでいないのに、相変わらずニセコイな所はすごい。
 暗殺教室もやっぱり暗殺教室だった。
 悪のカリスマ校長先生が、自ら闘いに出る所。
 その昔、この作者は「シックス」という悪役を出して失敗した。
 悪のカリスマを作ろうとして、最終的には小物になってしまった。
 別の雑誌だが、「静かなるドン」における白藤 龍馬も、カリスマにしようとして失敗してしまった。
 最初の方に小物くさかった沢木なんかは後にカリスマ性を帯びたのと対称的だった。
 悪役を作るのは難しいのだと思う。
 信念のない悪役は魅力に欠けるし、信念が強すぎると主人公が喰われる。
 校長先生が小物に成り下がらないことを祈る。
 銀魂はついに天導衆が出てきた。
 個人的には、銀魂連載当初から待ち望んでいたよ。
 銀魂における悪役は高杉ではない。最初から天導衆だった。
 連載当初はそこそこ出てきたが、しばらく出てこなかった。
 今回の話は、将軍とその一味(銀時含む)VS攘夷志士+宇宙海賊春雨、という構図だったのが、今週一気に敵役が変わった。
 もしかしたら、将軍一味+攘夷志士+夜兎VS天導衆+宇宙海賊春雨になるかも知れない。
 敵だった奴らとの共闘は、少年ジャンプの王道である。
 友情・努力(してたっけ?)・勝利を一番実践しているのが銀魂かも知れない。
 もうすぐ終わってしまうのかと思うと淋しいものがある。
 

少年ジャンプ 2014 新年1号

 いつのまにか日を跨いでしまっていたようです。
 早いもので今年も後一か月内ぐらいになりまして、師を走らす師走になった訳ですな。
 年末になるとジャンプの発売も大分期間が空くようになりまして、続きが気になる!! となった次の号は3週間後かよ… となることも多いですな。
 特に記憶に残っているのは、ダイの大冒険の、勇者アバン復活!! ですね。
 ピンチの時に死んだはずのキャラクターが出てきて窮地をしのぐのは少年ジャンプのおきまりですが、メガンテ唱えた奴がなんで生きてんねん!? となって年を跨いだのはいい思い出。
 まぁ、詳しくは名作「ダイの大冒険」を読んでいただくとして、今週のジャンプの感想から参りましょう。
 まずは「暗殺教室」から。
 この作品、というより作者のいいところは、リアリティのなさですな。
 脇役たちが時々狂気に駆られる様は、思わず笑ってしまうけれど、人間は時として誰でもが狂気にとりつかれることはある訳で、リアリティのなさが逆にリアルなんですね。何言ってるかわからないですけど。
 教育マンガというのはある意味難しくて、漫画ではないけれど、「金八先生」に代表されるような「管理教育」ものが昭和の時代に流行り、その「管理教育」に唾するような形で「GTO」などが出て、「暗殺教室」は厳密には教育マンガではないけれど、敵役というのはやっぱり校長であり、管理する側なんですね。
 教育と支配は割と似ているんですね。
 人を教育するというのは、人を社会化させるということで、社会化するためには個性を摘み取らないといけないんですね。列からはみ出る子を許容したら教育じゃない訳で。そこには必ず支配が必要なんですな。
 支配をするためにはピラミッドを作る必要がある。
 あらゆる歴史上の王朝には階級が存在した。
 
 人間というのは哺乳類である。哺乳類はボスを頂点としたピラミッドを作る。オスはいつだってピラミッドの上を狙い、逃走する。すなわち、ピラミッドの上の存在を敵視するようにできているんですな。
 管理する側に反抗をするのは生物としての本能で、それを抑えるのが教育であるという面は否定できないものだと思う。
 まぁ、「暗殺教室」の校長はやりすぎなんですけどね。
 ピラミッドを作る為のエリート教育か、国民全体を底上げするような教育か。
 日本の教育制度は今、急速にエリート教育に向かって進んでいる。
 公立高校の中高一貫化は進み、教育格差は広がるばかり。
 受験産業はドル箱である中学受験をあおる。
 落ちこぼれは見向きもされない状態にあるのが現在の教育制度。
 なんだか愚痴っぽくなってしまったなぁ。
 次にワンピース
 読者の選ぶ嫌いなキャラクター投票が入ったら、ワポルと並んで上位に入りそうなベラミーの話。これからの展開にもよるんでしょうが、正直ベラミーなどどうでもいい!! ローの過去編の後では、ますますベラミーどうでもいい!!! またつまらないワンピースに戻るのかと思うと少し悲しい。
 悲しいと言えば銀魂。
 仲間を守るため、愛する師匠の大事な者達を守るため、この世で一番好きな松陽先生をてにかけなければならなかった銀時は悲しい。
 己の無力さを嘆き、どこに向かってそのやるせなさをぶつければいいのかわからなかった高杉もまた悲しい。
 それでも大事な仲間を見つけた銀時と、破壊することでしか己の存在を見いだせない高杉の決着はついた。
 どちらかって言うと、個人的には高杉の方が好きかなぁ。
 疲れているので、愚痴っぽくなってしまった。
 今日は早く寝ようと思ったらこんな時間だよ……
 
 

少年ジャンプ 2014年 52号

 発売されたのは先週の土曜だったけど、昨日の夜ようやく読めたでごわす。
 NARUTOやら黒子のバスケやらが終わってしまって、気が付くと読んでいる漫画がすごく少なくなってしまった。
 まぁ、ずいぶん前から少年ではない訳だが。
 さて、今週は割合に「暗殺教室」が面白かったと思う。
 いつのまにかこの漫画はジャンプの看板漫画になっていたようだ。
 「暗殺教室」に関しては、前作の「ネウロ」よりも作者の技量が上がっている。
 長くやっていたらそれだけ技量が上がるというのは錯覚で、漫画などの創作関係で言えば、書くほどに衰えていくのが常である。
 漫画家なら手塚治虫などもそうだったし、小説なら島田荘司なんかどんどん悪くなっていく。
 地球を破壊できるほどの生命体殺センセーが、なぜか落ちこぼれの生徒達を教育していくという奇抜にも程のある設定のこの漫画、開始した当初はすぐに終わると思っていた。
 話が続かないと思ったからだ。
 しかし、予想に反してこの漫画の人気は上がって行った。
 それはなぜなのか実はよくわからない。
 なにせ、しばらくこの漫画を読んでいなかったからだ。
 機会があったら一巻から読んでみようかなと思う。
 さて、ワンピースは今週で面白かった過去編が終わってしまった。
 この漫画の主人公はローじゃない、ルフィだ。。
 魚人島の時もそうだったのだが、最近のワンピースは過去編だけが面白く、麦わらの一味が関わると途端に面白くなくなる。
 昔から、麦わら一味以外の話の方が面白かったのだが、しっかり本編も面白かった。
 原因は、ルフィを始め一味が精神的に成長していないせいであろう。
 ある意味では、よく比較にされるドラゴンボールも悟空は一切精神的に成長しないのだが、あちらは純粋に強さだけを追い求めるサイヤ人なのであって、また純粋なバトル漫画だから問題なかった。
 ワンピースは冒険活劇である。さまざまな場所を旅し、色々な人に逢う、そのことで人は成長していくはずである。
 イーストブルー編では、一味は子供でよかった。冒険は始まったばかりだったし、経験もなかった。
 今は違う。ワンピースを追い求める中で、ルフィ自体も失ったものがあったはずだった。それなのに、まるで成長していない。
 監獄編では罪もない看守をボコボコにしておきながら、いまだに行く先々では水戸黄門よろしくヒーローになっている。
 悟空はついぞヒーロにはならなかった。美味しい所はミスターサタンが持って行って、何度も地球を救った悟空は最後まで変な奴扱いだった。
 だが、だからみんな悟空が好きなのかも知れない。
 レイモンド・チャンドラーが描くフィリップ・マーロウは、いつもひどい目に逢う。時には誰からも感謝されない、報われない仕事をボロボロになりながらも完遂する。報酬も何もない。ただ読者だけが彼を好きなのである。
 主人公マンセーになると漫画はつまらなくなる。
 はたして、ワンピースはまた面白くなるのだろうか?
 銀魂はいよいよクライマックスと言った感じになってきた。
 実は松陽先生の首を刎ねたのが銀時だった所で今週は終了。こちらは主人公マンセーから抜けて、とてもよい感じになったと思う。

少年ジャンプ 12月1日号 銀魂

 この所忙しくて更新してる暇がなかったでござる。
 さて、今週のジャンプは何と言っても「銀魂」だろうと思う。
 「銀魂」の存在は、少年ジャンプの集大成とみることが出来るかもしれない。
 少年ジャンプと言えば、はだしのゲンなどもあるが、基本的には「北斗の拳」などに始まる「バトルもの」や、こち亀に代表される一話完結ものの「ギャグもの」の二つに、大きくは大別されるであろう。
 バトルもの……「ドラゴンボール」「黒子のバスケ」「スラムダンク」「るろうに剣心」「幽遊白書」「NARUTO」「マキバオー」etc
 大半がここに含まれると思う。
 ギャグもの……「こち亀」「スケットダンス」「すごいよまさるさん」etc
銀魂はどちらかと言えばギャグものなのだが、シリアス編もある。
 そもそものが、侍の星である地球が天人(あまんど=宇宙人)の侵略を受け、敗北した世界を背景としていた。その中で、生き残った侍たちの生き様を中心として描かれるのが「銀魂」である。
 改めてみると、かなりシリアスな設定だと思う。
 幕末を下敷きにしているためか、ここだけ見ると「るろうに剣心」に似ている。剣をふるうことのできなくなった侍たちが、どう生きていいのかもがいている様は、廃刀令によって刀を失った現実の侍たちと重なる点がある。
 そもそも暗い設定だからこそ、ギャグも映えるのかもしれない。そのためか、かなり長い間ギャグ一辺倒だった銀魂が、最近ではシリアス一辺倒になっている。
 銀魂の主人公「坂田銀時」の設定は暗い。幼年期から人を殺し続け、吉田松陽という男に拾われて育つ。しかし松陽は処刑されてしまい、銀時は攘夷を掲げて天人と戦う。仲間を何百何千と失いながらも、戦争には敗北してしまう。残された銀時は、攘夷戦争で夫を亡くしたお登勢のもとに身を寄せる。
 物語の始まりは、刀を失った侍の一人である志村新八との出会いから始まる。そこに宇宙最強民族である神楽が加わり、毎週ギャグやってたのが銀魂である。
 父の道場の再興を目指すも一向に日の目をみない新八と、兄と父が殺し合いをし、母もなくしてしまった神楽、どこにも行くあてのない三人が身をより合わせて生きていくさまは、本来ギャグとして扱うのが難しいはずだ。
 「お前が千の何かを壊している時、俺は千の仲間と繋がってきた」
 先々週、銀時が高杉に言い放った言葉である。
 銀時と高杉は共に松陽に学び、攘夷戦争を生き延びた仲間。
 高杉は闘いの中でしか自己を見いだせず、ただ壊すだけ。
 銀時はもがきながらも大切な何かを探し、平和の中で自己を見出していた。
 それがわかる印象的な一言である。
 他者の中で自己を見出した銀時と、自己の中に自己を見いだせない高杉。
 
 自分の中を見つめたら、そこには深い闇だけが広がっているのかも知れない。他人の中にある自分だけが、本当の自分なのかも知れない。
 
 そう遠くない昔に、会社の超お偉い様が仰っていた言葉の意味が、少しだけわかったような気がした。
 

少年ジャンプ 2014年 11月24日号

 ついにNARUTOが終わった。
 最高の終わり方をしたんじゃないかと思う。
 少年ジャンプ連載の宿命として、好きな時に好きなように終われない、というのがある。
 過去で見ると、「スラムダンク」や「幽幽白書」なども変な終わり方をしているし、円満とは言えない終了も多い。
 徹底的アンケート主義であるが故に、人気があれば引き伸ばし、人気がなければ打ち切る。
 ナルトもこの数年はグダグダだった。誰と戦っているのかなんで戦っているのかよくわからなかったが、ようやく終了を迎えた。
 最終的にNARUTOは火影になれたし、サスケもなんとか改心したらしい。
 ナルトの子供がそっくりすぎて、昔こち亀にあった十年後のジャンプ表紙みたいで笑ってしまった。
 ルフィが海賊王になるのは随分先だろうが、NARUTOはめだたしめでたしである。
 ワンピースの方は最近面白い。
 なんでかと思ったら、ルフィが出てこないからである。
 昔からワンピースはルフィが出てこない方が面白い。
 銀魂ももうすぐ終わるのか、絵がとてもきれいで、話も面白い。
 それにしても今週、高杉が主人公みたいじゃないか。
 悪役かと思ったら実はいい奴でござった。
 
 

少年ジャンプ

 来週は月曜日が祝日なので、今日発売でござった。
 読んでみて驚愕。
 ワンピースがねぇ。
 ハンターもねぇ、ワンピースもねぇ。
 NARUTOがもうすぐ終わるらしい。
 始まったのが私が高校生の時だったから、ずいぶん長く続いたなぁ。
 「やはり天才…」などの名言で知られるナルトも終わり、銀魂も何やら終わりそうだよなぁ。
 最近は両方とも面白くなってきたけど、やっぱり限界なんだろうなぁと思う。
 週刊で漫画を連載するって、考えただけでも凄まじいことだ。
 毎号毎号話を考えなければいけないし、絵も描かなければならない。
 漫画家が皆早死になのもわかるような気がする。
 それにしても銀魂、ようやく松陽先生が出てきたよ。
 ずいぶん待たされた気がするなぁ。
 これからの展開は少し楽しみだ。